今日も元気にバイクカタログ行ってみよー!と言いたいところだけど、出だしが凄過ぎて言葉が続いて出てこない。。
そんな人智を超えたドリームバイクは、テキサスはオースティンから届けられるICARUSという名のハンドメイドフレーム。
フレームにもコンポーネントにも突っ込み所があり過ぎるけど、この後に紹介する予定の4台の事も考えたら華麗にスルーしといた方が良いんじゃないか?と不安になる、オーナーさんの自転車愛とビルダー自身の哲学&美意識が互いに共鳴し合い、テキストで表現するに適当な単語が全然出てこない、心と体で感じるバイク。
ともするとギラギラしたり、やり過ぎ感が出ることもままあるコダワリバイクだけど、でもお世辞抜きにとても自然というか気持ちいいというか、なんなのこの調和感ともいうべき、全体を構成するパーツがこの最終形態となるバイク、そしてオーナの為に人間の意志を超えた自然の力で引き寄せられて集まってきたかのように思えてくる、、、、
ダメだ、伝わらない、、、
というわけではい次っ!
お次はこの1ヵ月で最もご注文頂いたと思われるFAIRWEATHER CXを、ちょっと対照的な2台並べてご紹介。
上記はちょっとしたレースにも対応できるくらいの仕様でご用意させて頂いた、いわゆるシクロクロスバイク。
シクロクロスって舗装路ばかりのロードバイクより悪路を走れて、マウンテンバイクほどは過酷じゃないシチュエーションでスピード感良く走ってくれる種類のバイクであり、競技。
伝わってなければGoogle検索で掘ってみよう。
タイヤ幅の選択肢もとても広いし、なにせ拡張性というか、生活の変化や好みの変化に合わせていかようにもカスタムして長く付き合っていけるのがこのシクロクロスというカテゴリーのバイクなんですよね。
代表格はFAIRWEATHERのCXか、SURLYのCROSSCHECKという2大巨頭。
そしてこちらは同じくFAIRWEATHER CXを街乗りラクチン仕様で組ませてもらった、上記イエローバイクとは対照的な着地点。
スポーツとしての自転車との関わり合いじゃないけど、毎日の足として、不可欠な道具としての捉え方や、洋服や食べ物を意志を持って選ぶように、自転車もちゃんと自分らしく選びたいというオーナーさんのお考えが滲み出てる素敵バイク。
僕らが出来ることは、とにもかくにもなんでもざっくばらんに自転車への要望や好き嫌い、生活環境や用途なんかを言ってもらって、その散らばったキーワードをどう実用性とかもちろん予算も問われる実際の自転車に落とし込んでいくことであり、めっちゃやりがいを感じるし、その力量には自信がアリマス!と恥ずかしながらお伝えできるポイント。
そしてもう一点大切なのは、自転車は組んで買って御仕舞じゃなくて、人が継続的に乗っていくものだし、人も環境も時代も変化していくから、その変化に合わせてちゃんと自転車もアレンジ、メンテナンスしてあげたり、時間の経過が劣化じゃなくて馴染とか成長とかポジティブなものに変化していくことが大切であり、その手助けを得意とするのがBLUE LUGであるということ。
ちょっとクドイな、、もうやめます。
はい次っ!
さっきチラッと名前も挙がった2大巨頭のもう一方、SURLY CROSSCHECKはこんな感じでお渡し。
わりと小柄な方の御用命による、ロードバイクのようにしっかり走れるけど、そこまで頑張らなくて大丈夫、無理のないポジションでサイクリングを楽しみましょうなデイリーロード。
水色のフレームとグレーのタイヤ、そして今となっては結構珍しいVELOCITYの赤いリムがとても特別でパーソナルなバイクであることを主張する。
長く乗る上で性能が問われやすい要所ではしっかり良い物を取り込んで、抜けるとこは抜いてバランスを取る考え方。
僕らが好きな組み方です。
最後に同じくSURLYだけど、ロードバイクベースとなるPACERを、ちょっとゆるめな空気感でフィニッシュ。
ここでドロップハンドルを取り入れたら普通だけど、あえて僕らが最近一押しのNITTO Albatross Barにされたことが、オーナーさんの遊び心を感じさせる。
ささやかだけどこのSUGINOのロードクランク、シンプルでカッコ良くないですか?
あまりアピールしてこなかったけど、僕らがSUGINOさんに特注してる物なんです。
目ざとい方から画像をご覧になってのお問い合わせが続いたのでネタバラシね。
そんなこんなで自転車としてしっかり走れる、あっこんなに自転車って自然に前に走ってくの?と思わせたいし、感動させたい。
と同時に、うわめっちゃカッコいい!とかカワイーー♡って言葉も絶対生みたい。
なにか一つ出来ればいいじゃなくて、全部出来るようにして差し上げたいBLUE LUGは現在スーパー繁忙期となりますので、出来れば週末では無くて平日のご来店をオススメします_(._.)_
ゆっくりご要望お伺いしたいですから。