こんにちは
上馬店より一周です。
ここ連日の雨でなかなか自転車に乗る気になれないな、なんてついつい言い訳をしちゃうわけですが。
なんだかんだ乗り出してしまえば、進んでしまいさえすれば、どんなシチュエーションであれ楽しいってのはなんでもあるあるで。
いつもブルベに付き合ってくださるお客様からお誘いを受けて栃木県某所の林道へと遊びに行ってきました。

もちろん携えていくのは組み立てホヤホヤなBlackMountainCyclesのモデルゼロ。
早朝スタートで昼前には走り終えたような工程ですが、その半分以上は雨に降られつつもMod Zeroの魅力を遺憾なく体感してきました。
やっぱ良いわこのバイク。

ちなみにお客様はSURLYのMTBであるKrampusをドロップバーカスタム、
しかもシングルスピードというハーコーさ(!)、
登れば登るほど大粒の岩がゴロつくシチュエーションだったので、こんな組み方のKrampusはさぞ調子良いだろうなぁ、、、
と思いながら後ろにくっ付いてラインをなぞっていました。
もっと太いタイヤの入るLa cabraでも行ってみたかったなぁ、、、、

なかなか過酷なシチュエーションだったのがこのバイクの汚れからなんとなくお分かり頂けるのかなと。
ドロドロの泥を巻き上げ汚れては、水が滴る路面をザブンと駆け抜け汚れがサッパリ綺麗になっての繰り返し、、、笑
もちろん晴れた日の方が楽しいのは言うまでもありませんが、なんせ限れられた休日。
楽しむとなったら天気が悪い日さえ良い1日に出来るかどうかは選択次第ですね。
(Mさんいつもありがとうございます)
、
、、
、、、
というわけで本日はそんなMod Zeroもとい、
BlackMountainCyclesのバイクチェックで筆を取っております。
Mod Zero (47)
自分が跨るものとサイズも同一、47サイズのバナナスラッグのモデルゼロ。
レーシーなバイクの価値観から脱却してSURLYを日常的な足として乗られている方のネクストバイクとして。
ロードバイクほどストイックなものは望まないけれどSURLYでは埋められない、
スピード感のあるバイクを欲していたところにモデルゼロがフィットする形で。




Mod Zero (47)
ちょうど店頭に置いていたマイモデルゼロも見て頂いて、
各所ゴールドのアナダイズドパーツを盛り込んだ1台になっています。
週末のロングライド号としてもはもちろんですが、日常の足としてもニュアンスも少しありつつな構成に。
そこで回転系統は少し重量あれど耐久性最強のPhilwoodで各所固めて頂く形に。
ノーメンテでも長らく持続されるヌメっと感ある車輪の回転具合は体感して欲しいところ。
長らく乗っていくとその耐久性の高さは嫌でもご実感頂ける、むしろ快適な状態が続き過ぎて実感が出来ないという表現が正しいのかもしれません。
日常に軸足を置くいち要素として、ダイナモライトがやはり大きなところでしょうか。
SON nabendynamoのダイナモハブとBusch+Mullerのライト、質実剛健といえばなドイツメーカーのコンビネーション。
良い意味でマシン感ある無表情なライトの作りは無骨なMod zeroにも似合う組み合わせかと思います。
自転車の顔ともいえるクランクはwhite industriesのR30。
BlackMountainCyclesと同郷、ペタルマの土地で作られるものとあればやはり組み合わせたくなるところです。
回転系統がPhilwoodメインなのでBBも他回転系と同じくPhilwoodで揃えるところかと思いきや、
このクランクに合う規格のBBはPhilwoodで作られていないのでwhite indのゴールドのものに。
それを機にBinghamのチタンシートポストのヤグラをゴールドのものにしてマッチングを図っています。
この鈍く光る表面の質感はチタンならでは。軽量さもうそうですし耐久性の高い金属という特性も相まって僕らを虜にする素材です。
Bluelugではこのシートポストのみをお取り扱いさせて頂いているので、
パーツメーカーと一見思ってしまいますがもとは先日のMADEbikeshow同様にハンドメイドバイク、オーナーに合わせたワンオフのフレームがメインのメーカーです。
シートポストよりも殊更複雑なフレームを作るのならシートポストなんかお茶の子さいさい、、、と思いきや、
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ヤグラ部分の部材は世にあふれている他社メーカーの既製品を組み合わせて作るのが大多数なところ、
そこすらイチからオリジナルで作っちゃうのがBinghamの途轍もなく凄いところなのですな。
もし手に入れたらば分解して、見て、こんな複雑な中身をゼロイチでデザインして作っているのか!と凄さを体感して欲しいところ。
そしてサドルは地味にRITCHEYのサドルラインナップではニューカマーとなるWCSの”trail”、
マウンテンバイクグレードの軽量なWCSシリーズです。
山向けとあってバイクを倒した際に地面と触れる後部左右には生地使いを変え、破れ辛い配慮がされています。
そしてシュッとしたシルエットながらクッション性豊かなのもトレイル由来。
2種から選べるホイールサイズはよりボリュームあるタイヤが選択可能な直径小さい方の650Bをチョイス頂いて。
リムはVELOCITYの軽量リムBlunt SS、ボリュームタイヤで身軽に駆けるバイクとあらばこれでしょう。
ラインナップ豊富なアドベンチャーパーツメーカー、TERAVAILのタイヤといえばな指名率非常に高いcannonball。
背の低めのノブは舗装路上での転がりの良さ、土が踏みしめられた多摩川沿いのグラベルでもそれぞれをバランス良く楽しめる好パターンです。
今Mod Zeroもナイスな2色展開なのですが、今のところこのバナナスラッグやや優勢でしょうか。
ブラックパーツ基調で組むのが馴染みよくハマりそうと勝手ながら感じるカラーリングです。
monstercross (56)
バイクを1台しか所有できないなら?の問いのアンサーとしてあげられるモンスタークロス。
ともかく組み方の幅の広さはラインナップ中無二です。
ドロップバーを用いて週末にアクティブに駆ける1台としても、
日常に寄せたカスタムを施して週5乗るコミューターバイクとしても、どの方角でも化けられる多様さがたらしめるポイント。
モンスタークロスのカスタムの幅の広さを最も体現しているのは、ギアなし、シングルスピードビルドが難なく可能なところ。
街中メインであればシングルスピードで必要十分ですし壊れるポイントも少なく気兼ねなく乗れるのと、
なにより自分で手を動かしながらのDIYのハードルも低いです。
職業柄2億回くらい、ギアなくても大丈夫ですか?なんて聞かれてきましたがエンジンが頑張るから大丈夫です。
半分冗談ですが、ギアの重さのチョイスさえ抑えておけばそんなに大変じゃないのは声を大にして言いたい。
このモデルとあらばやはり強く特徴づけられるのはこのカンチブレーキでしょう。
ダートバイクの原初からあるこのブレーキ、止まる力はMod Zeroのようなモダンなディスクブレーキと比較してジェントルなのは事実なのですが。
機能性のみを良しとする世の中であればこのブレーキは現代には存在していないはずなわけで。
ホビーライダーにおいては構造シンプルで必要十分ですし、
このブレーキだからこそ醸しでる風流、いわば”カルト”が人の心を惹きつけているのもこれまた揺るぎようのない事実。
おとなしめな制動力だからこそ、ここには優先してコストを割いて欲しいとmonstercrossを組む方にはお伝えしているのですが、
基本的にPaulのカンチブレーキがワンセットと言っても良いと個人的には思います。
もし今オーナーのようなフラットバーの場合、合わせてPaulのブレーキレバーにして頂けるとカチッとした造りからよりブレーキを効かせることが出来るので、
マッチング的な佇まいももちろんですが、制動力の底上げという意味でも是非ともセットで使って頂きたいところです。
握り心地の差を感じて欲しい。
ハンドルバーはデザインbyブラックマウンテンサイクルズなBARNONE。
日東さんとのトリプルネームのこのフラットバーはmonstercrossのこんな構成にぴったりです。
バックスウィープ16度の塩梅良い握り易い角度と、個人的なフェチ心に刺さるのはこの上向きのロングレングスなステムとの合わせ技。
オーナーは長身で手足の長いボディバランスなので、アメリカ人のようなこのポジション感。
今回BlackMountainCyclesで初登場となるこの白ロゴ。
ピアノブラックとのコントラストが非常に映えます。
過去のラインナップではブラックにブラックロゴ、というのは存在していたのですが、
20年近くの時を経て初というちょっぴり特別感あるポイントになっています。

奇しくも2台ともwhite industriesのクランクアーム。
やはり自転車の顔とも言われるメインどころのパーツではあるので、
white indのクランクが入っているだけでも妙に格好良く見えるのは自分がメカニックだからなのか、
それともこのwhite indのクランクのパワーなのかあるいはその両方なのか。
担当メカニックながら他の方にもお手本にして頂きたいビルドサンプル2台です。
今回はこの辺で
それではー
いっしゅう



















