stragglerといえば、surlyの中でも長く続いているモデル。
2014年に登場し10年以上基本的な設計、姿を大きく変えずに続いてきたモデルでしたが
2025年9月に新しいstragglerが発表されました。
新型のstragglerを見たときにまず思ったのは
「めっちゃ変わったな」「ついに変わったか」と思った人も多かったのではないでしょうか。
僕もその一人です。
こんにちは。代々木公園店よりラマーがお送りします。
そもそも旧stragglerってどんな自転車か考えてみると。
cross-checkの血統を受け継ぎながらディスクブレーキや現代的な使用を盛り込み、今のように「グラベルバイク」という言葉が一般的になる前から、舗装路と未舗装路の間を自由に行き来できる自転車でした。
上馬店サンタさんのstraggler
普段はフラットめなハンドルにラックを付けて、日々の生活で使いやすいように。

先月開催されたOMMに参戦にするためにドロップハンドルにカスタムした様子がコチラ。

同じ自転車には見えないですよね。
ロードバイクっぽいけどちょっと違う、いわゆるグラベルでもない。ツーリングもできるし街乗りもできる。
「なんでもできます」って感じよりも乗り手に寄り添うようなバイク。


こんな風にリアエンドがスライド式になっているので、シングルスピードで組むことができるのも特徴ですね。
じゃあ新型になってどうなったのか。

・スタンドオーバーが楽になった。
トップチューブをスローピングさせ、BBも低めに設定され安定感が増しています。
特にオフロード走行時だと、咄嗟の停車もあり得ると思うので安心感も増しますね。
股下に余裕があると取り回しが軽く感じるのと、信号待ちの時の乗り降りがスムーズで長時間乗った時のストレスが少ないと感じました。頻繁に止まる時の「あと数CMの余裕」が結構でかいですね。


・少し太くなったタイヤクリアランス
新型は50mmのタイヤクリアランスで、旧型のよりもかなり余裕があります。
クリアランスが広くなったからといって、太いタイヤにしないといけない訳ではなくて、選べるタイヤの選択肢が増えたとことが大きいと思っています。
細目のタイヤで軽快に走るのも良いし、太めのタイヤで空気圧を落として街中の段差や荒れた道を気にせず走るにのも楽しいです。多摩川の河川敷の荒れてるところに入ってみたり。

・前後ともスルーアクスル
ホイールの固定力や剛性感が高まり、太いタイヤで未舗装路を走る時にも安心感が増しました。
ホイール選びの選択肢が広がりました。(地味に嬉しいポイント)特にグラベル系やチューブレス対応のホイールなど今っぽい規格のパーツを使えるようになったのは嬉しいところ。
他のバイクからの載せ替えもしやすくなりました!

・44mmヘッドチューブ
44mmって何?となりますが、簡潔に言うとフォークの選択肢が増えました!
例えば、より軽快さを求めるならカーボンフォーク。
フロント周りを軽くして舗装路を気持ちよく走ったり、ロングライドを楽しんだり。
一方、もっと荒れた道を楽しみたいならグラベル用のサスペンションフォークという選択肢もあります。
段差や荒れた路面での衝撃をフォークが吸収してくれるので路面を気にせず走れる範囲が広がりますね。
同じstragglerでも「軽快に走る1台」にするか 「荒れた道までガンガン楽しむ1台」にするのか。
僕もいずれはフォークを変えたいなと思いつつ、どっちにしようか向き合い中です。

・ドロッパーポスト対応
ドロッパーポストの内装ルーティングに対応してます。グラベルをがっつり走る人にはとても嬉しいアップデートに。
サドルを下げることで体を後ろに動かしやすくなり、下りでちょっと怖いなと感じた時にも安心感がありますね。
あと単純にかっこいいので使いたい!!
こうやってスペックだけを並べてみると、ずいぶん現代的な自転車になったように見えますが、実際に新旧を比べてみると、stragglerの根っこの部分はあまり変わっていないように思います。
街を走ってもいい、少し遠くまで行ってもいい。
砂利道を見つけたらそのまま入っていってもいい。
荷物を積んで旅に出るのもいい、何も決めずに近所をぐるっと走るだけでも良い。
自転車に「こう乗ってください」と言われない。その自由さは旧stragglerからずっと変わっていないところだと思います。
僕も早速、自宅から秋川渓谷まで自走で行ってきました。
50キロくらいでしたが、気付けばほとんどノンストップでゴール地点までついちゃいました。
ジャージで行ったのでゴールしてすぐにそのままドボン。(最高でした。)

新型になってできることは確実に増えました。できることが増えたからと行ってstragglerに乗る理由まで変わったわけではないのです。
今まで持っていた自由さを、今の時代でも楽しみやすくしてくれた。そんなアップデートなのかなと思います。
新しくなったstragglerもきっとこれからいろんな人のところへ行って、いろんな道を走って少しずつその人の自転車になっていく。
そんなことを想像すると、なんだか新型もいいと思えてきませんか?
補足でサイズ選びは、少し慎重に!
身長だけでサイズを決めてしまうより、実際に跨った時のスタンドオーバーの余裕を確認してくださいね。
スタンドオーバーが楽になった分サイズ選びの自由度も少し広がりました。
ただし!跨げるからOKだけで決めるのは注意。
サイズが大きくなるほど、トップチューブが長くなったり、ハンドルまでの距離が変わったりするので実際のポジションにも影響します。
逆に小さいサイズを選びすぎると、ハンドルまでが近くなりすぎたり、サドルをかなり上げる必要が出てくることも。
以下3つを合わせて考えると良いと思います!
①スタンドオーバーに十分な余裕があるか
②ハンドルまでの距離が無理なく合っているか。
③自分がどんな乗り方をしたいか
乗り方やスタイルによってもサイズ選びが異なってくるときもあるので、そんなときはお気軽に相談してくださいね。

代々木公園店にはフラットバーで組んだバージョンとドロップハンドルバージョン2種類ご用意してますので試乗もお気軽に!!

この日のコーデのポイントはバーテープとソックスの色合わせです。
それではまた〜
ラマーでした。