夏は暑い。
至極当たり前の事だけど、なんだか年々ひどくなってないか?という程に気温が上昇している気がする今日この頃。
20年前の2006年、東京7月の最高気温は36.1度。そして去年の同じ時期は36.4度。
あんま変わらないじゃんという事は置いといて、
夏を最高にエンジョイしていた青少年期の思い出ではこんなに暑くなかった。
というふうに思うのはノスタルジーか生命力の低下か、
「暑い」への免疫がかなり無くなっている金子おじさんは、ずっと考えていた。
「真夏に快適に仕事が出来る服が欲しい。」と。
夏でもメカ作業する時は主に長いズボンで仕事をし、最近は腕の日焼けも気になってきた。
大ヒットしているmotion pantsで良いし、
作業する時にbike pantsに履き替えれば良い。なんだったらショーツで仕事してんじゃん。
max氏がpilgrim surf supplyと作っているサラリとしたシャツも結構愛用してたりする。
って、工夫さえしちゃえば、夏はギリギリ乗り切れる。そんな2026年。
でも…、なんかこうさ、こんなのとかあったら良くない???と想像する事はずっとやめられなかった。
そんな想いがこの度、結構ちゃんとした形になってリリース。
カイセイ曰く、自転車屋さんが出すアパレルにしては尖り過ぎですとの言葉を頂いた。
企画をした身としてはとても不安になっています。でももう作っちゃったんだから!
BREEZE PANTS&BREEZE JACKET
メッシュ×ナイロン生地のイージーパンツと、メッシュ生地のジャケット(と呼んで良いのか?)を作りました。
茹だるような暑さの中ディッキーズ捲ってチャリ通勤する日々。
着替えを忘れて短パンで仕事中に片膝ついてぶっ刺さった金属片の激痛。
痒過ぎて接客に集中出来ないくらい刺してくる蚊たち。
中途半端な半袖焼けがちょっと恥ずかしく感じた小綺麗なレストラン。
そんな何でもない日々の、超些細で少し切なくなるストレスが案外解消できるかも。
ってアイテムになってくれるのではと割と本気で思っています。
ジャケットと言って良いのかアレだけど、
日差しや冷えや虫を避ける為の「防具」という意味ではちゃんと上着の役割を果たしてくれる、
その名も〜BREEZE JACKET〜
真夏に着たいかも。な長袖を僕フィルターを通して出来あがった形です。
見ての通りの全メッシュ。正直抵抗ある人もいるだろうし、自分の着ている姿が想像出来ない人も多そう。
そんなあなたへスタイルサンプルをいくつか。
暑いものは暑い。汗もかく。日差しも気になる。見た目も気になる。虫も気になる。
そんな単純な気持ちをシンプルに寄せ集めたら、こうなりました。
触り心地の良いうっすら起毛したメッシュ素材は、スポーツやテクニカルなイメージがあまりしない日常着らしいルックス。
見た目と裏腹に技術が詰まっていて、吸湿速乾性と通気性に優れた生地。
UVカット素材ではないが地肌よりはマシ。
太陽光線から少しでも肌を守ってくれます。
(ポリエステルは紫外線を吸収する力があるのだとか。)
夏の室内で急に襲ってくる涼しさto寒さto暑さに対処する調節着としても。
(来週月曜日にLUGで行われるイベント、「宵中華酒場 Vol.2」最高にうまいので是非来て下さい。)
Tシャツやタンクトップの上からサラッと羽織ってみると、
透過はするけど、不思議と清潔感と近未来的な装いになるのが、中々ファッション的とも言える。
襟付きのコーチジャケットからインスパイアされたシンプルすぎるパターンですが、
腰のドローコードや、なぜか意外にダブルジップなど、
「なんだか持ってりゃ着回しが出来そう」な含みのあるアイテムに仕上がりました。
お次は僕の大本命、〜BREEZE PANTS〜
工事や清掃作業員として働いた過去や、バイクメカニックという現在を通じて、
ワークパンツってなんか進化出来ないのかな?というお題に一つの可能性を示唆出来た気がするプロダクト。
関係ある余談を一つ。自分が大好きな長ズボンがあります。
友人の古着屋、喜楽で買った単純な切り返しとイカした配色の、用途不明のイージーパンツ。
パターンは最悪で履き心地もポケットの位置も難有りだったけど大好きな古着。
そのパンツを日常で履き続けているうちに湧いたアイデアが今回のアイテムの軸。
上中下の三分割に分けられた切り返しがヒントだった。
膝とお尻が丈夫で、他の箇所は柔らかい、かつ涼しいパンツに出来るのでは?となったんですね。
見ての通り前面は腰から膝下まで薄手で丈夫なナイロン生地を使い、膝下からメッシュ生地。
背面は逆にお尻はナイロン生地で膝上から足首までがメッシュ生地。
屈んで膝をついたり、ちょっと腰掛けたり寄り掛かったり、
何か作業をするときにダメージを受けがちな前面とお尻以外は涼しかったら最高なのに。が現実になりました。
BREEZE JACKETで使用しているメッシュと、
繊維廃棄物からリサイクルされた軽くて強度のあるリップストップナイロンを使用し、
上下で親和性のある質感ゆえにセットアップでも着用が自然なパンツ。
ナイロンっぽさを感じないマットな質感はワーク感もあるし、
なんかリラックスした日常着としてもフィットする。
このパンツもまた、とにかく「通気性」を病的に意識してデザインした。
こちらはお蔵入りになった1stサンプル。
サンプル時は前面上部までメッシュ。生地を二重にしたら大丈夫っしょ!で作ってみたものの、
見事お下着が透過してしまいボツになった苦い思い出があります。
でも最高に涼しかった。
夏に長ズボンを作るんだ、それくらいセンセーショナルなフィーリングを味わって欲しいよと考えた末、
出来上がったギミックがこちら。
腰〜膝上までズバッと開いたベンチレーションがあります。
角度によっては中が見えるかもしれません。けどいっぱい動きのある写真を撮ってもらってますが意外に平気。
前ポケットの袋布が良い感じにガードしてくれています。
ギリギリな場面もあるかもしれませんがそこは目を瞑って頂戴。
(もしご不安な方は水着やインナーショーツの着用をお勧めします。)
風が肌を撫でて吹き抜ける感覚。短パン半袖の時には別段気にもしなかったけど、
このアイテム達を着た時、つくづく心地良いもんだなと感じた。
これからが真夏。40度越えがザラになってきた日本の気候もだけど、世界を見渡しても猛暑が襲っている国がたくさんある。
その土地その風土に、それぞれ良い感じにフィットしてくれるかな?
と期待と不安ごちゃごちゃのプロダクトですが、
シンプルに衣類としてカッコいいじゃんと自信を持って、僕はこれらを送り出します。
チラチラ見切れていたタグは「DROPOUTS」と記されています。直訳で「落第者たち」という意味。
自転車のホイールが嵌るフレームの先端部の名称も「DROPOUT」と呼ばれています。
ダジャレの効いたロゴデザインは、分かる人には分かるはず。
BLUELUGのオリジナル商品の枠からははみ出てしまった、
でも諦めることの出来ない思い入れの念がこもった、
少し尖り気味のプロダクトの受け皿として、このレーベルが今回スタートします。
色んな個性を持つスタッフ達の、ちょっとやっぱ諦めきれないチャレンジ達が見れるレーベルでありたい。
良い意味で。
以後お見知り置きを。
今回のアイテムの発売スケジュールは以下になります。
7月11日(土)よりBLUE LUGの4店舗で店頭発売開始。
7月12日(日)19時よりオンラインストア発売。
それでは。






































