出張から帰ってきたスタッフはもれなく全員が買ってきた二つのものが、海を超えて商品として到着しました。

お店で被ってたら、「それ何処のキャップですか?」と聞かれる事の多かった渋いヤツがインストックナウ。

そしてBL全店にさりげなく置かれているのを目にした事があるかもしれない、デッカい分厚いあの本も。

🚨少量入荷だったので、まさかのこのブログを投稿する前に全て売れてしまった…。ごめんなさい。🚨

Marin Museum of Bicycling 2025

アメリカ西海岸に行くなら絶対に行きたかった「Marin Museum of Bicycling」。

「マウンテンバイク」という文化に気付けば魅了されていた自分には聖地みたいな所で、

今回の出張スケジュールを計画してタイムスケジュールを組んでもらった時、無理くり捩じ込んでもらったのも良い思い出。

Ride Mt.Tamalpais with RIVENDELL 2025

アウトテイク的な話で、ここに訪問したタイミングは早朝。

同日の昼前にはrivendellの皆とタマルパイス山へライドに行く。という過密スケジュールだった。笑

理由は単純で、それぞれの目的地が近かった事。

去年末に公開したこの動画で、rivendellの面々が見切れているのはなんでだろう?と思った人も多いのでは。

(この撮影の時、グラントさんが早くライドに行きたくてウズウズしていたらしい、というのを後から聞いて微笑ましかった。)

Marin Museum of Bicycling 2025

写真でしか見た事のなかった巨人族のフルサスバイク。感無量になっている自分の背中。

会場前の駐車場にたむろするrivendellスタッフ達。

ドシブいBREEZERのクロスバイクが停まってんだよなーとか写真を撮ってたら…、

Marin Museum of Bicycling 2025

気が付くとどこからか現れた館長。

登場がさりげなさすぎて心の準備が出来ていなかったけど、

挨拶と握手をして沸々と実感が湧いてきた。

Marin Museum of Bicycling 2025

この人がJoe breeze氏。

今、世にある「マウンテンバイク」の原型を作った人間の一人だと僕は思っている。

谷さんやサンタや僕が夢中になり過ぎているこの遊びの原型であって、

*TREK* singletrack

昨今リバイバルしていると言っても良いぐらいに増えたOLD MTB達の原型であり、

Marin Museum of Bicycling 2025
(最近にグラントさんのCLEMも収蔵されていた。)

SURLYもRIVもCRUSTも、SPECIALIZEDやFUJIだって、

近代自転車史では絶対に素通り出来ないこの文化を生み出した人間が目の前に居た…。

Marin Museum of Bicycling 2025

このままだと商品紹介ブログのはずが一向に進まないので、一旦ここで深呼吸。

Marin Museum of Bicycling 2025

でも一言、強く言いたいのは、この訪問動画、あと写真のリンク先のアルバムは自転車を好きな人ならば絶対に観て欲しい。

マウンテンバイク史を正しく学べたら!との気持ちで訪問した自分だけれど、

もはや自転車の歴史から始まって、どうやってアメリカの自転車文化が広まっていったのかなどを、

館長直々に説明を受けながら、展示されている車体を見て、

その自転車達には数多くの挑戦や希望がそれぞれに詰まったバイク達なのだというのが、

画面越しでもバッコン伝わってくると思う。

Marin Museum of Bicycling 2025

楽しむ為、楽しんでもらう為のチャレンジングスピリットの軌跡達。

自転車のみならず、何かを創る人には絶対に刺さる気付きがあると思う。

Marin Museum of Bicycling 2025

本題。

その「MARIN BIKE MUSEUM」で売っているお土産品(修学旅行とかで博物館とか行って買った覚えあるでしょ?)を少しだけお裾分けしてもらいました。

「Mountain bike hall of fame~マウンテンバイクの殿堂~」と記された、ド直球なパッチデザインのものと、

アメリカのナンバープレートをモチーフに、「KLUNKIN ain’t easy.~ガラクタはラクじゃない~」ってメッセージが入った2種類のキャップが色とりどりで勢揃い。

(「KLUNKIN」というのはマウンテンバイクがまだ名を持たなかった時に、オフロードで遊ぶためのバイクをそう読んでいたのだそう。遊びにマジだぞって意味でもありますね。)

ステッカーやパッチも博物館らしいスーベニア。

そして「FAT TIRE FLYER」。

冒頭でお話した通り、まさかの完売という現状。次回はまだ未定ですが、もし入ってきたら共に喜ぼう。

著者であり、表紙のCharlie Kelly氏は、マウンテンバイクの種を植えた人、と言っても良いかもしれない。
彼が地元の山で仲間達としていた遊びが「KLUNKER」であり、「REPACK」というレース。
Gary Fisher氏と共にJoe Breezeへ専用自転車の制作を依頼した事で「マウンテンバイク」の物語が始まる…。

それらの事だったり、彼らが青春時代を謳歌した1950~1980年代のアメリカ自転車史がこの本には刻まれている。

歴史は面白い。

ただ知識を身につけひけらかす事がではなく、その歴史と今を比べてみる事、

歴史の中の人々の心情を想像してみる事、歴史の転換期のアナザーストーリーを妄想する事、

その積み上げられた歴史から、僕らの進歩を想像する事。

まだまだ知らない事だらけの僕たちに、知りたい情報はキーワードを打てば簡潔に分かりやすく教えてくれる現代。

活字音痴で、世の便利の流れに身を任せ麻痺っていた頭の自分にとっては、

文明の力Google翻訳を駆使して歴史を紐解いていく日々がとても刺激的で半アナログな楽しみになっている。

この歴史に興味を持ち、読んで調べて感じて、それぞれ何かしら気付きを得た時、

本に残してくれたサインの価値に心が震えると思います。

春はすぐそこ。こんな季節だからこそ始める新しい事柄が、

歴史の深掘りでもいいし、マウンテンバイクでもいい。てか何でもいい。

でもそれらがとても心惹かれて始める事ならば、

人生においてとても大切なものになるかもしれないし、もしかしたら歴史を創るかもしれない。

それくらい人の行動力には意味があって、強い気持ちが大切なんだという事を、書き終わりに思った。

世の成り行きに身を任せるしか無いけど、

自分の身の周りくらい、我が気持ちに正直に、楽しいと思える何かをしてみよう。

それでは。