こんにちは
上馬店より一周です。
年がら年中、自分にご褒美月、給料日はいつも右から左へ、何処かからの冷ややかな目線は気にしていないフリをしています。
(一体、何歳になったら大人になれますか?)
そんな自分のとても個人的な最近の買い物のことを書きます。
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レザーサドルの良さといえば、
リアルレザーならではの経年で表情が変わっていくサマが他のサドルにはない特徴です。

はじめはレザーが少しばかり固めの質感なので、
その期間はさながら三角木馬での修行だなんて言う方もいらっしゃるのですが、、、
自分のおしりの形に馴染んでさえしまえばこちらのもの。
徐々に馴染んでいく専用の座面はゆくゆくはシグネチャーフィットの領域に。
これ以上快適なサドルはこの世に無い!!って思っちゃうくらいには。
もう普通のサドルには戻れない。なんてこたぁないのですが、その素晴らしい乗り心地はサドルとともに苦楽を分かち合ってきた人にしか味わえない貴重な体験ともいえます。
そんなレザーサドルといえばBROOKSを思い浮かべる方は非常に多いかと思います。
Made in イングランド、創業160年(!)という歴史の厚みに裏打ちされた生産背景、モデルのバリエーションの多さ。
はじめてレザーサドルを使う方にはまずはじめにご案内する定番のサドルメーカーではあるのですが、
やはりその伝統的なルックスはバイクによってはなんか違うな。なんて思うこともままあります。
Rivendellのようなラグドでクラシックなスタイルのバイクには鉄板ともいえますが、モダンなバイクにはハマらないことも。
例えばBlack Mountain CyclesのMod zeroのようなバイクには。
組み方次第だし、もちろん付けちゃダメ!ってわけじゃないですが、やはりWTBのサドルのようなテクニカルめな素材のサドルを使うのが多数派です。
でも最近触れたお客様のBlackMountainCyclesのバイクにレザーサドルが使われていて感化されてしまったようで、
久しぶりに使いたい欲が出てきたので数年ぶり?にゲットしてみました。

はい、こちらGilles BerthoudのAravis Open(穴あり)のチタンレールverを手に入れました。
おフランスのサドルメーカーなのですが、代名詞のひとつともいえるのは真鍮が使われた手の込んだリベット。↓

クラシックなバイクはもちろんのことと、有機的で丸みのあるレザーのカッティングからモダンなバイクにも馴染みの良いデザインなんです。
クラシックなツーリングバイクである”ランドナー”は同じフランス発祥で、
カルチャーを超えた伝統として繊細で工芸品のようなフレームにも通ずるバイブスをBerthoudのサドルからも感じることができますね。

実はCRUSTの本国サイトでも掲載があるのは意外に知られていないかもしれません。
ウルトラロマンス御大のシグネイチャーであるRomanceurや近いバイブスのあるLightning Boltのような、
クラシックなランドナースタイルを踏襲しながらも現代的なスタイルで昇華したバイクがあるからだろうなと思います。
そんなクラシックツーリングバイクの血筋感じるアイテムはサドルの他にも。


こちらは同じくレザー製のマッドフラップ。
フルフェンダーを取り付けたバイクの後ろを走っている人に巻き上げた水しぶきがかかり辛くなるなんていう、
ジェントルマンスポーツな自転車競技のDNAを感じるいわば”気遣いアイテム”なんです。
もっぱらソロで走ることが多い自分ではありますが、その時遭遇した赤の他人にいい人アピールしたいなと思いインストール。
半分冗談ですがBerthoudのサドルとフルフェンダー付けてたら、つけたくなる魔力があります。


なんて思っていたら幡ヶ谷のお客様で幡メカデジさんが”マスター”と慕っているブルベ(チェックポイント付きの制限時間有りのロングライド)熟練者のお客様のモンテベロがお手本のような1台を拵えてました。
この方に至ってはバーテープもBerthoudのレザーバーテープでコーディネートでBerthoud一色。メカニック目線にもしなやかで巻きやすくて好きなバーテープの1つです。
RITCHEYコックピットでまとめられた1台はモダンランドナーとして非常にスマート、先端コンポーネントを用いて作られたこんな1台がブルベだとやっぱり究極系なのかしら、、、

そしてレザーアイテムだけじゃないBerthoud、このフロントバッグは隠れた逸品だと思っています。
キャンバス生地を用いた、箱型で伝統的なランドナースタイルのバッグなんですが、
こちら中身を見るとジャングルジムのような骨組みが中に入っています。


このシャフト1本1本がなんとカーボン製!バッグを箱型の形に保ちながら軽量さを実現しているというなかなか攻めた設計なフロントバッグなんです。
他社のこれ系のものはナイロンの板を各面に仕込んでバッグの型崩れを防いでいることが多く、
それすらも軽量化しつつ強度を保とうなんて発想して、形にしちゃう技術力がスンゴイのです。


ランドナーバッグらしく、道中の紙の地図を入れることの出来るクリアポケット付き。
モダン人類の方はスマホを入れることになるかと思いますが、しっかりとクリアポケット越しにタッチできるのでご安心を。
(地味にこのマップポケット裏に隠しポケットが配されているのが気が利いていて素晴らしいなと)
底面のベルトのデザインもよくできていて、こだわりを尽くして作られているのがいろんなところから伝わってくるんですな。
そんなBerthoud、モノによっては万年在庫切れでしたが久しぶりにほぼ全てのモデルがリストック完了していますので、こちらから要チェックをば。

ついでにそんなレザーサドルにはマストなサドルカバーも合わせて数年ぶりにゲットしました。
雨に濡れた状態で乗り続けるとレザーの伸びが早く進行してしまい、寿命を縮めてしまうのでレザーサドルに雨は大敵なんです。
レザーサドル全般、極力「濡れたら乾くまで乗らない」を意識して欲しくはあるのですが出先だとなかなかそうはいかないのは事実。
せめて濡らし過ぎないようにとレザーサドルユーザーにはカバーを携帯していただきたいところ。

軽量且つ防水素材なハイテク生地であるダイニーマとクラシックなナイロン生地がご用意あります。
ダイニーマは浸水しない生地なので万が一の時はバケツ的に使うこともできなくないです。しないか!
こちらもなかなかぶりにほぼ全てのカラーリングでリストックしておりますのでお見逃しなきように。

にしてもマイMod zeroがどんどんモダンランドナー化していくなぁ。
ランドナー文化のひとつのエレメントであるブルベに挑戦するのが近年お熱なことなんですが、
そんなブルベは前後のライトの個数であったり必携装備がいくつかあり、その中には反射素材のついた安全ベストがレギュレーションにあります。
長めの距離に関しては夜中の走行が意識されているので、それにまつわる安全面への配慮が多分にされているんですね。

そんなハードコアめなブルベに限らずカジュアルシーンの夜間走行においても着ている方が良いのは言うまでもなく。
世の中にはスポーティなデザインばかりでカジュアルに身につけることがなかなか難しいのがこの反射ベストというアイテムなのですが、、、



弊社謹製のカンガルーポケットのついたベストは日常使いし易いデザインなので、夜間のライドはこのベストを身につけるようになりました。
スタッフ間ではどうしても被りがちなので自分のだとわかるように、ピンズなりワッペンなりでカスタムするのが社内では流行っているとかいないとか。
ブラックオレンジの2色展開ですが、使いやすいブラックをゲットしました。
しかし個人的に憧れのサイクリストの一人であり、老舗メーカーRITCHEYのマーケティング担当、
Fergus Tanaka氏が日常的にもオレンジを愛用してくれていてそれに影響を受けて結局後にオレンジも合わせてゲット。
使いやすい価格に取り入れやすいデザイン、そしてフルメッシュならではの軽い着心地に目をつけて、某会社さんでは制服的に取り入れています!なんて嬉しい声も頂いています。

車目線だとこの写真以上にインパクトがあります。
三角リフレクター同様にこれを着るか着ないかで車の挙動が全然違うのはおそらく手にした方みなさん実感してるはず。
安全主義者な方は是非とも日常に取り入れて頂きたいなぁなんて布教活動をしておきます。


そんなセーフティーベストを模したコチラ。
程よい握り心地を持った手のひらに馴染みの良いサイズのニギニギクッション、
なにかとストレス化が叫ばれる現代社会において日々のイライラを解消するちょっとした小物はこれから現代人の標準装備になっていくのではないでしょうか?
花粉症で頭が回らずぼーっとしたり、納期管理がうまくいかなかったり、空気の読めない同僚にイラついたりなんてこともありますが、
日々のモヤモヤを解消して頂けたらこれ幸いです。
今回はこの辺で
それではー
いっしゅう




