皆さんこんにちは。
幡ヶ谷店のカイセイです。
本日はタイトルから見て分かる通り、ぼくの新たな相棒であるDodoを組みました。
ご存知の方が多いとは思いますが、幡ヶ谷店のデジさんが企画して生まれたオリジナルフレームの”Dodo”。
まずはこのフレームについて自分なりにおさらいすることから始めていきたいと思います。
途中からは、実際に自分のバイクチェックをするので最後まで読んでいただけると嬉しいです。

”Dodo” Prototype
【Dodo(ドードー)とは】
幡ヶ谷店のデジさんが手掛け、誕生したオリジナルフレーム。
・「普段の移動が快適で楽しくなるバイク」
・「僕の好きなランドナーバイクのニュアンス」
・「組む時に困らない各パーツの規格」
・「小柄な方にも乗ってもらえるサイズ展開」
これらの要望を踏まえ、約4年前からフレーム設計を開始。
図面に関してはBLUELUGスタッフも絶大な信頼を寄せているREW10WORKSの池田さんにお願いすることに。
ディスクブレーキが主流になってきている昨今、リムブレーキやクイックリリースなど絶滅危惧な旧い規格を採用しているフレームとなっている。

そしてデジさん本人が以前のブログで書いていた、Dodoに対する印象的だった言葉があります。
”このバイクは特別ではありません。
特別ではありませんが日常に自転車をプラスしたいと思ってる方の良い選択肢の一つに加えて欲しいです。
速く走る為のバイクでも無ければ、沢山の荷物を積んでオフロードへの冒険に出かける様なバイクでもありません。
日常を”ちょっと豊かにする”を目的にしたバイクです。
数ある移動手段がある中で自転車を選んで期待してくださる方に応えられるフレームを作りたかったのです。”

ぼくはデジさんの言葉たちを見ていると、生活の一部として使って欲しいという想いを感じ取りました。
カッコよくて、使い勝手の良いエブリデイバイクを組みたい気持ちがより一層強くなることに。


ここからは、ぼくとDodoのお話を。
そもそもなぜぼくがこのフレームに乗りたいと思ったのか?
理由は単純です。
それは、尊敬している先輩が考えるフレームだったので、ただただ純粋に乗ってみたかったんです。
フレームの存在を知って以降、どんな風に組もう?街乗り自転車、エブリデイバイクって一体何?今のぼくが街で使う自転車とは?
などなど、組み方やこの先の使い方を模索する日々がとても楽しかった。
そして無事にフレームが届き、組み終え、乗り始めてから約3ヶ月が経過しました。
途中、The Japanese Odesseyに参加していたりで乗れない日々が続きましたが、ここ最近は通勤や近所の用事はこの自転車で移動する事が大半です。
乗れば乗るほど魅力的な自転車だなと感じて、この良さをシェアしたい気持ちが溢れるばかり。
バイクチェックをしながらその魅力をお伝え出来たらと思います。
*FAIRWEATHER* Dodo (L)
身長181cm、股下88cmで一番大きなサイズのLサイズで組みました。(サドルハイト76cm)
Dodoはホイールサイズが全サイズ650bの設計になっています。
エブリデイバイクとは言え、ある程度のスピードを出したくなる時があるぼくは650bだとスピード感に物足り無さを感じてしまうかなと思っていました。
しかし、組立後の試走でその概念は大きく砕けましたね。
「700c?いや、650bだ」
今履いているタイヤがスリックタイヤという事も大きく影響しているとは思いますが、想像以上の速度を出せて大満足。
エブリデイバイクですし、ライトの充電を気にしたくなかったのでダイナモハブを導入することにしました。
相変わらずとても便利。
そして最近ダイナモハブのことについて聞かれることが多いのですが、数あるブランドの中でも個人的にはやっぱりSON一択かなと思っています。
低振動、メンテナンスフリー、耐久性、どれを取ってもお値段以上のクオリティが備わっているのでご安心ください。
なかなか壊れないという点も将来的には買って良かったと思っていただけると思います。
せっかくなのでBLGというロゴ入りの嬉しい別注ものを選びました。
このバイクでアドベンチャーに行くような想定は全くしていなかったので、ライトの方は少しチープなものをチョイス。
ただ、同じ1台で非日常も楽しみたいという方はSONが作っているEdelux Ⅱや、SINEWAVE CYCLESのbeacon2という選択もアリだとぼくは思います。
用途に合わせて選ぶことが大切ですね。
スピード感を持って走ることも想定していたので持ち手が戻り過ぎていないハンドルを使いたくてB354 heron barを選びました。
ゆったりとマイペースで走る時も遅刻しそうになって急いでいる時も使いやすいなと感じたこちらのハンドル。
ウエンツさんもレビューしていますが、630mmという幅も非常に使いやすい印象です。
そして、見落としてはいけないSPURCYCLEのBELLも大好きなハンドル周りの一部。
普段使うことはあまり無いですが、数少ないアクセサリーとしても大満足できるプロダクトですし、何より鳴らした時の音色がとっても上品です。
Dodoは、元々スタンド台座が備わっているのでタイヤクリアランスのことを気にせず、すぐにスタンドを取り付けることが出来ます。
ぼくは、1本脚でシンプルなGREENFIELDのkick standを取り付けました。
より安定感を求めるなら両足のスタンドを付けるのもひとつかと思います。
実は今まで自分の自転車にスタンドを取り付けたことが無かったのですが、何気ないシーンであると便利だなとつくづく思います。
突然の雨にも負けないようにVELO ORANGEのフルフェンダーを取り付けてみたり、買い物した時や普段の荷物を積載できるように入社当時に買った思い出のPASS AND STOWの3rail rackを付けたり、地元の先輩に譲ってもらったクランクを使ったりとやりたい事の全てを形にすることが出来ました。
これが今のぼくのエブリデイバイクです。
まだ組み上げてから3ヶ月ほどしか経っていませんが、ちょっとどころかとっても豊かな1台が組めたと日常で感じることが出来ています。
自分のペースで、街の散策が捗りそうな予感。
簡単ですが、ぼくのDodoのご紹介でした。
実際に車体は幡ヶ谷店にありますので、試乗も遠慮無くお声掛けください。
もちろん、その他の些細なご相談もお気軽にどうぞ。
本日はこの辺で。
それでは。













