上馬店のシャミです。
ちょっと自転車ではない趣味のお話を。
先日お休みをもらって、COOKPAINTWORKSの今野さんと千葉にデートしてきました。
自分の愛車2号(丸目軽トラ)で大橋JCTで横転する勢いで首都高から湾岸線を抜けディズニーランドを通過して津田沼へ。


目的地はBLOCKHEAD MOTORSさんへ遊びに行きました。
知っている方も多いお店だと思いますが、ラジコンやアパレルなどを中心に販売しているとってもかっこいいRCカー屋さんです。
外看板もお店で手作りされたものでとってもかっこいい看板でした。
階段を上がって入り口を目指すのですが、その階段にもよく見るとラジコンの年表になっておりこれまたカッコよくて、お店に入る前からワクワクさせてくれます。



店内回遊しているだけでもワクワクが止まらなすぎて童心に帰りまくります。
最近今野さんがラジコンを始めて夜な夜な塗っているのを横目で見ていて自分も興味を持ったのがきっかけ。
自分が小学生の頃(2000年初頭)に父親がエンジン駆動のTAMIYAのラジコンを買ってきて一緒に組み立てたり休日に走らせに行ったりしたのを覚えてます。
それ以来触ってこなかったラジコンですが、今野さんの少年のようにキラキラした目でのめり込んでいるのを見て自分でやってみたくなってしまった…

お店の方にいろいろ教えてもらい、自分が購入したのが「ファイティングバギー」です。
80年代に登場した本機、ラジコンがブームだったあの時代の乗り物が復刻した車体です。
今の車体と比べるとサスペンションの作りなどが昔と違っていて、ラジコンながら足回りなどにふんだんにアルミパーツが使われていて金属の塊感がたまらなくそそられました。
現代のバギーと比べると構造が違う分組み立てたり、走らせたりと何かとクセがあるようです。それがファイティングバギーのハードルらしいのですが、僕からしてみればそれがむしろ「面白そう」「そのクセを扱うの楽しそう!」と全てが魅力にしか聞こえず自分にはぴったりでした。
ボディはプラスチック製で塗装との相性もいいそうなので、今野さんにがっつりカスタムペイントをしてもらおうかなって企んでおります。
一緒に行った今野さんもちゃっかり2台目を購入。
がっつりカスタムペイントを施す予定でこれまた楽しみ…
完成したらまたここで自慢させてください!!!
で、今回は自分の話ばっかりになって恐縮なんですが私物のRivendellを2台バイクチェックします。
隙間時間でお付き合いください。
*RIVENDELL* sam hillborne (48)
自分が初めて所有したRIVがこのサムヒルボーン。
かれこれ7年乗っています。
少し前にカスタムしたのですが、またしても今の気分でお色直ししました。
半信半疑でやってみた2×2をやっぱりか。と思いこれまで通りの2×9に戻し。
ハンドルやそこらはそのまま変更なしで、若干ステムの位置を変えてポジションチェンジ。
アップライトにバックスウィープがやっぱり楽ちんそのもの。
フォアグリップの位置に後から仕込んだフェルトがもう最高。
フェルトを止めるのは適当で良いんですが(適当さが馴染むと雰囲気でてかっこいいです。考えすぎずに。)、信号待ちからのスタート時や、スピード乗ってきた時にフォアグリップを握るとフェルトのふわふわ感とこの季節は金属の冷たさから手を守ってくれます。
あったらいいなの位置に好きな巻き方でやってみてください、気にいると思います。
ダイナモセットを取っていた時期もあるのですが、やっぱり通勤で最も使うバイクにはダイナモセットは必須アイテムでした。
改めて、*SON NABENDYNAMO* SON delux BL specialをインストール。
ライト側は使ったことないやつにしようと、B+Mのライトを入れてみました。
明るさを示す数字は80LUXと高め、実際使ってみるとSONのライトの90LUXとほぼ遜色ないと感じるくらい明るくて嬉しい。
ダイナモハブは各社使ってきて、やっぱりSON NABENDYNAMOが最高でした。
ライトを使ってない時の無負荷状態での回転性能は抜群で、ライトを使って負荷がかかったとしても気にならないのはこのハブだけでした。
あとは雨の日でもがっつり活躍してもらいたかったのでプラスチックフェンダーを追加。
金属製のフェンダーと比べ煌びやかな雰囲気はもちろんないですがその雰囲気がRIVにはピッタリだし、長く付き合っていく上でかえってプラスチックのほうが凹みや傷などを気にしなくて済むのでその分心置きなく安心して使い倒せるのがやはり良いですね。
これまで様々な自転車に乗りました。
このサムヒルボーンを買った後に買った自転車もたくさんあります。中にはバラしてフレームになっているものや、遊び方が変わって乗る頻度が著しく落ちてしまった車体もあります。
自分が多少衰えていっても、遊び方が変わっても、このサムヒルボーンだけは今も変わらずに自分の生活と遊びを繋げてくれる役目を果たしてくれます。
きっと自分がじじいになってもハンドルを変え、タイヤを変えてその時の自分に合わせて乗り続けているんだろうな、と簡単に想像ができる1台です。
つらつらと書いていますがそういった1台を所有できていることを光栄と自分で思うし、Rivendellの自転車には”旬な乗り方”よりももっと長い目で見たときに付き合っていける1台が多いなと思います。
2台目にいきます。その前に。
改めてRivのボス、グラントさんの使う言葉に「Beausage」という言葉があります。
それは乗り物として使っていた場合、必ず付き纏う傷や汚れ、カスタムなどを繰り返しているとほぼ自然に発生する塗装の剥がれなど、それらが年月を経て増えていくが汚れなどと共に他の環境に溶け込んで結果それが気にならなくなる。
むしろ、乗ってないと得られないような傷や埃がそのバイクの歴史を語るのには不可欠なもので、そうして得られたものなのであれば「美しい」とすら思えます。
傷がついてショックを受けるのはその時だけでそれ以降はむしろバイクの雰囲気を醸し出してくれるのに一役も二役も果たしてくれるのです。
気にすることなく乗ることがやっぱりかっこいいです。
*RIVENDELL* platypus frame set (50)
度々出している自分の乗っているPlyatypusですが、組んで以来ちょこちょこ乗っているので初めの頃に比べて少しは「Beausage」したのかなと自分のバイクの成長をたまに楽しみにしていたりもします。
Hilli bikeとして組んだPlatypusは主にオフロードを伴う遊びの時に活躍しています。
なので見ての通り泥汚れが9割。洋服につくとなかなか取れません。


こちらは本国のブログの写真。
こうして改めて見るとまだまだbeausageと言うには程遠い気もしますが、積み重ねられていく度に愛着も増していきます。
Riv bikeならではのかっこよさでもあるでしょうし、乗られているリアルなバイクでしか得られない成分はどのブランドでもやはりかっこいいものです。
乗ることで増していく自分の自転車の価値。
フレームのカラーに正直あまりこだわりを持ったことがありません。もちろん全くこだわりがないわけではないですが考えすぎると決められなくなります。(乗り続けていたらその色が一番かっこよく見えます。)
このマスタード色は泥も、ブレーキの汚れも、塗装のチップも全てがちゃんと映えてくれる色だなととっても気に入ってます。
このお気に入りの色をちゃんと乗ってしっかりBeausageさせてさらにカッコよくするのが今後の自分の目標です。
Beausageさせてたくても早送りできるものではないですし、狙えるものでもありません。
しっかり乗ってるからこそ自然と積み重ねられていく美しさかっこよさはオーナーである自分自身にしか出せないそれこそ唯一無二のかっこよさでもあるんじゃないでしょうか。
自分ごとに最後までお付き合いありがとうございました。
シャミセン
最後に本国でRivのみんなとタマルパイアス山で自転車で遊んだ時の写真を少しだけ。
グラントさんだけじゃない他のRivクルーの世界観もしっかりと堪能できてとっても幸せでした。

























