こんにちはこんばんは。代々木公園店サンバです。
急に肌寒くなりましたね。
この時期になると毎年着る服が無い(ある)ってなるのは何故なんでしょうか。
休みのたびにパンパンのクローゼットを見ないふりして古着屋さんに向かってしまいます。
最近よく遊びに行かせてもらってる下北の古着屋さん。トラッカーハット?あの四角い感じの帽子がめっちゃくちゃあって最高です。トップス買いに行ったのにキャップを買っちゃいがち。
本日はBMCバイクチェック。
最近僕もこればっか乗っている気がするロードについて。
きっかけはやっぱりサンフランシスコで自転車に乗ったことが大きくて。
ポイントレイズの田舎道とロードに乗った金子さん。
右側通行にビビりつつ3人だけでトレイルから町に戻った10数分。
トラックでけ〜笑笑
ぶっちゃけ普通にオンロードの多いポイントレイズ周辺で、舗装された道からシームレスに砂利道に入ってそのまま街に帰るって遊びに最適なロード。
コンクリートときどき河川敷な東京で暮らす僕の生活にも結局一番フィットしているっぽいです。
積載は苦手だけど積載しない自転車も新鮮で楽しくて、でもいわゆるなロードバイクっぽすぎない感じがとっても付き合いやすいです◎
ここからバイクチェック!
まずは最近組ませていただいたロードから。
*BLACK MOUNTAIN CYCLES* Road (53)
グラベルバイクやロードバイクを長く楽しまれているオーナー様に余っているパーツの受け皿としてお選びいただいたRoad。
身長170cmほどでサイズ53を選んでいただきました。
トップチューブが短めのRoadは体型や好みのポジションによってしっくりくるサイズが異なるのでご来店の際にざっくばらんに聞いてもらえたら。
色々乗り継いできたオーナー様だけにシンプルながら捻りの効いたパーツチョイスの一台になりました。
コックピット周り。
M-1ラック+ランドナーバックにドロップバーの組み合わせでクラシカルに。
TRPの肉抜きされたブレーキレバーが効いてますね。
めっちゃくちゃ細かいところですがブレーキワイヤーの配線。
アメリカンブランドのフレームは”右手のレバーで後ろのブレーキ”を引く想定でフレームが作られていることが多いのですが(アメリカだと一般的、車の左ハンドルみたいな感じ)、Roadは日本で一般的な”右手のレバーで前のブレーキ”でもワイヤーが綺麗に取り回しできるようになっています。
実際マイクさんに聞いたところ日本のブレーキ事情を気にしてこの仕様変更をしてくれたらしく、今回のオーナー様も乗り慣れた配線で無理なく組み付けできました。
ギア周りはお持ち込みのトラッククランクとSurlyのハブを使ってのシングルスピード仕様。トラックバイクではないのでトラブルが起きないか心配でしたがなんとか問題なく。
そのままではチェーンを張れないのでテンショナーにはPaulのMelvinを。削り出しの造形がカッコ良すぎて敢えて使いたくなるパーツ。
ロードバイクのエンド幅でもシングルのハブを作ってくれているのがさすがSurly。これを使ってMonstercrossを固定ギアとかも面白そうですね。
(Images from: blackmtncycles.com)
最近ちょこっと再入荷したWhite industriesのエキセントリックハブを使ってあげればテンショナーの要らない完全なシングルにもできますね。トラックバイクみたいでこれもカッコいい。
クラシックだけどオルタナティブ、シンプルだけどよく見ると良い意味でややこしい笑。面白い自転車になりました。
主に通勤や都内の移動で使うとのことでしたが、ランドナーバッグに少しの荷物を詰めて1日で終わる小旅行なんかも良いですね。
オーダーありがとうございました!
*BLACK MOUNTAIN CYCLES* road (50)
お次は僕のRoad。
カスタムしたので備忘録的に。
今まではShimanoの11速をバーエンドシフターで引くスタイルでしたが丸っとSramに変更。
バキバキっと押し込むシフトの操作感が気持ちいいです。
Sramってロマンありますよね。インターネットに転がっている海外のCXバイクやロードバイクの画像に映るボロボロのRivalやApexに色気を感じていたのは僕だけじゃないはず。
ぐいっと上向きのステムが本国のBMCで組まれたバイクっぽさを感じて好きなポイント。
オーナーのマイクさんや股下比率の大きいアメリカ人の体格に合わせたセッティングだと自然とこうなっちゃうんだと思いますが、そういう細かいところ真似してみるのも僕は好きです。
ハンドルが近くなるのでその分ステムはちょい長めが吉。
コラムスペーサーを積まなくても楽ちんポジションになります。
ロードバイク用ディレイラーのコンパクトなルックスが僕には改めて新鮮に感じました。
Monstercrossで使っていた時は軽いギア足りね〜って思ってましたがRoadなら問題なし。
Hubの2号さんから受け継いだ思い入れのあるコンポです。
ホイールもMonstercrossと交換してAstral x Whiteに。
普段は軽さとか気にしない主義なんですがやっぱこのリムで組んだホイールは笑っちゃうぐらい軽いです。
ブランド的にも親和性が高いのでUSパーツオタク心も満たされます。(この間書いたブログも読んでみてください!)
タイヤは変えずにずっと使っているUltradynamicoのCava Robusto。
ポートランドでのロニー、パト、トロイとのモーニングライドが忘れられず、、、
Dynamicoはずっと応援していきたいブランドです。
走るのが楽しくなってきてカゴもパージ。ハンドリングが軽くなって超、快適です。
こうなるとカーボンフォークも気になってくるところ。
Wound upのCommuter forkかWHISKYのroad plus forkか、、、
トラックバイクみたいな感覚でステッカーもベタベタと。
最近はメッセンジャーバッグを背負って通勤するのが勝手にSFとかミネアポリスっぽさを感じて楽しいです。
便利なパーツにあやかるのもいいですがやっぱりスタイルって大事です。テンション上げていきたい。
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こういう気分。
でっかいメッセンジャーバッグ欲しいな〜。
傷とか気にせずガシガシ乗り込んでカスタムして、だんだん自転車が自分の一部になってくる感覚。
ロングライドはぶっちゃけ得意じゃないですが、街中で乗るロードバイクが楽しいここ最近です。
それでは本日はこの辺で。ヨヨコーサンバでした!