自転車に乗る上で絶対に必要な”カギ”、みなさんは普段何を使っていますか?
わたしは職業柄いくつかのカギを持っているのですが、Uロック派閥の人間です。(こちら上馬店Uロックコーナー)
なぜUロックを好んで使うかと言うと、カバンがない時でもズボンの後ろポケットにスポンと入れられるし、なんかカタチがスマートじゃないですか!!くらいの理由です。
カバン持ちたくないことが割と多い自分にとって性に合っているよう。
ただお客さんがいざ鍵を1本だけ所有するのであれば長モノのチェーンタイプをおすすめしています。(こちら上馬以下略)
ガードレールはじめいろんな動かないモノに施錠できる範囲が広がるのでUロックと比較して嵩張りこそしますが取り回しし易いのです。
自転車乗りたてから10年ほど変わらず使っているモノってもはや習慣に近いものがあってなかなか変えるのが難しく、自分は今でもメインはUロック派なのですが。。。
その鍵がこちら。アメリカはマサチューセッツ生まれのKryptonite(クリプトナイト)製。
今思うと自転車はじめたての頃から使っている唯一のモノだと思います。
他のチープなモノも一時期使っていましたが鍵に限らずどんなモノであれ、値段相応な作りなのは言うまでもなく数年使っていると壊れることもしばしば。
そんな中で壊れずに使い続けている唯一の鍵がこの質実剛健なKryptoniteのUロックというわけです。
日本一周当時、これと一緒に持ち歩いていたワイヤーがこのKryptoflex。
こちらは錠前が付いておらず、ワイヤーのみなので鍵が別途必要なのですが、
長さが3種類(写真は中サイズ)で一番守りたいモノ筆頭なフレーム&前後の車輪全て括ってガードレールに固定出来るちょうど良い長さになっています。
常備しておくと複数人でライドに行った時にみんなの自転車をこの1本で括れるのでヒーローになれます。あら気遣い出来る方なんですねと下馬評UP間違いなしです。
Kryptoniteといえば日本とは比にならないほど盗難が多いアメリカの人たちが使っている率が非常に高いことでも有名。
アメリカの自転車乗りがここんちの鍵を使って駐輪している画像は1度は目にしたことがあるんでないでしょうか?
こんな感じにガードレール的なものを括るような形で。
(しかしこのバイクは何度見ても格好良いな)
Bluelugでここ数年人気なのはこちらのEVOLUTION LITE MINI。
一般的なUロックよりも少しだけスリムなサイズ感で持ち運びのし易さがウリ。
Kryptoniteの鍵の強さは最大レベル10で表記されているのですが、こちらは7/10。
クリプトといえばこのオレンジ色を個人的には連想するのですが実はオレンジ色は中ボス程、ギニュー特戦隊くらいの強さです。
先のMASHに使われているようなイエローは最強の10/10レベルになっており、本国アメリカで最もポピュラーな存在として認知、
こちらのNEW YORK LOCKがソレなのです。
マジで半端じゃない数の盗難が発生するというニューヨークの名を冠するこちら。
他モデルと比較して明らかに太く硬く作られていると感じさせる”U”。お分かりいただけるでしょうか。
見てくれ通りの重量ではありますが、愛車への愛は鍵の重さと比例すると思います。
愛も時間もお金も注いだ自転車の安全が手に入ると思ったらこの程度、軽いものではないでしょうか。
カギのレベル(色)、駐輪時間とエリアでこのレベルを使ってね〜
なんてチャートがあるのですがTOKYOを往来する大体の方はNEW YORKロックを常備した方が良さそうですね。
目安程度に目を通して頂けたら。にしてもキャンパス内の治安悪くない?
またレベルこそ少しばかり劣りますが、ラインナップの”定番”として長年君臨しているのが、
こちらのKryptolok mini-7。
硬派な上位モデルにはないカラーバリエーションが魅力。
重量サイズも普段の持ち運びで無理のないちょうど良さが定番として愛されている大きな理由かと思います。
ここまでは全てUロックとそれを開閉する”キー”の存在が合わせて。
そんな「キー無くしちゃう」人向けにご用意させていただいたニューカマーが、
4桁のダイアル式、少しだけ長めのU部分はバイクなどのモーターサイクルにも。
代名詞なUロックばかりご紹介しましたがUロック譲りのがっちりと本格派なチェーンタイプもご用意しています。
チェーンモデルの”Keeper”。3tマンガン鋼製の7mm四面リンクのクサリを用いて作られる此奴ら。
Uロックだと届かない幅のあるガードレールに固定の際にはこちらをば。
今では割と一般的になっている鍵メーカーの”盗難保証制度”というのは実はKryptoniteが先駆けだそう。
UロックというカギのカタチそのものもパイオニアのKryptonite、50年以上もの歴史を誇るカギに関するノウハウは”とりあえずコレ”で選んで頂いて損の無い逸品揃いです。