こんばんは。
本日は久しぶりにCRUSTのバイクチェック!
嬉しいオーダーが続きましたので、ここで一度ご紹介させてください。
*CRUST BIKES* derecho (56/forest green)
フライフィッシングを趣味に持つお客様に納車させていただいたDerecho。
車に積んで山に向かい、着いた先でスポットハンティングする際の移動手段がほしい!という具体的な用途をお伺いし(最高)、色々と吟味した上でAntonさんのことやCRUSTにもフィールしていただきこちらに着地しました。ご身長180cmほどでサイズは56。
改めて横からの写真見ると面白い形してますね、縦に長くてかっこいいフレーム!
先日のブログLoProの展示車にも使ったSync Barは、とにかくどの角度から見てもかっこいいのが好きです!
前回はトラックバイクでしたが今回のDerechoにもバッチリです。
700mmってハンドル幅は実に丁度いいなーと気付かされます。
そしてCRUSTのグリップ、DiacompeのTech-5のようなオールドスクールなパーツがよく馴染みますね。
写真のようにカチ上げ気味に取り付ければアクティブなライドに、寝かせ気味で付ければリラックスな感じで乗れるバイクに。
現在ブラックのみラスト数本残っていますのでお早めにどうぞ!
細かいところでタイヤは前後違うものを履いています。
オンロードもちゃんと走れて、ダートな場ではしっかりグリップ力が欲しいということでTERAVAILのRutland x Sparwoodの組み合わせ。
Sparwoodは本当によく転がる名タイヤだと思っていますが、グリップ力がやや心配なのでフロントだけもう少しノブのあるRutlandを採用しています。
CRUSTxMKSのSuper Gorditoは現代のMTB的なバイクや、ダートツーリングバイクに持ってこい。
渓流釣りのためのバイクで、水場やグチャッとした地質で乗るシチュエーションが多いということで、今回のオーナー様にもピッタリでした。
そしてDerechoシグネチャーのアントンさんが好きと公言するレザーのサドル、本当よく似合うフレームだと思います。この落ち着いた渋めなフレームカラーがゆえでしょうか!
Derechoには、バチッとキメキメってより少し古臭い匂いのするカラーやパーツも積極的に使いたくなりますね。
既に渓流釣りにもご活躍しているとのことで嬉しい限り。担当させていただきありがとうございました!
*CRUST BIKES* derecho (56/pale yellow)
こちらは僕が乗るPaleYellowというカラーの車体をドロップハンドルにて組ませていただきました。
先ほどのバイクとは違い、CrossCheck、Sam Hillborne、BIKEFRIDAYのAll-packaと複数お持ちのお客様に組ませていただいた車体。
Derechoはこのクリアランス(29×2.6)に見た目でロードバイク規格ってのが面白いところですが、こちらはMTBコンポメインで。逆の逆的な?
GevenalleはShimanoのMTB12速を引けるシフターを使ったモデルで、51Tと大きい歯数をこのクラシックなレバーで引けてしまうのは、美意識も機能性も兼ね備えててとても素敵ですねー。
ハードなダートツーリングやトレイルで威力を発揮するセッティングとなっております。
WHITE INDUSTRIES CLDハブ x ASTRAL Serpentineの組み合わせ。
かなりの幅広(内幅32mm!!)で、2.2-3.0inch推奨のSerpentineが最高に似合っています!スポーク穴のオフセットのおかげで左右のスポークテンション差もなるべく抑えて組むことができる優秀なリム。軽量であることもポイントで、WHITEのハブと合わせると本当に軽い仕上がりになりますが、よく回転する軽くて頑丈なホイールって正義だなーと。
Derechoは2.2inch以下で乗ることないとのことでピッタリでした!もう少し細いタイヤも視野に入れるなら、ASTRALであればOutbackがおすすめでしょうか。
タイヤはMarsでチューブレスでのセットアップ。初めてのチューブレスということでフロントをJFF、より減りの早いリアは強く厚いRobustoを選択してなるべく気にせず乗ってもらえるように。
ULTRADYNAMICOのタイヤでチューブレスにする場合、JFFかRobustoがおすすめです。
Raceはサイドが本当に薄くエア漏れする可能性が若干高いかなと、更なる安心感を求めるならRobustoを選びましょう。
RitcheyはCompシリーズで頑張りすぎない感じが気に入っています。
個人的ハイライトはヨシムラのペダル。
上のブラックのものは納車前の撮影時に似合うかなと思い、僕が勝手に取り付けてたものでしたが、
納車の際にもこちらを選んでいただきました!カラー選びもオーナー様のセンスに脱帽です。
スモールとラージあるうち、よりハードなライディング向けなラージを選んでいただきました。
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2サイズの各色お好きなペダルに、これまたお好きなカラーのピンを取り付けて完成するペダルです。
踏んでみてなるほどこれはいい。CrankBrothersしか使ったことなくて、WolfTooth買おうか迷ってた自分にかなり刺さりました。
CUB HOUSEのビルドでよく使われているイメージで、LAの方々が使ってるのも自分としてはいいなーと思うポイントです。カラフルなパーツ使いが特徴的なCUB HOUSEなのでピッタリですね。
金額もなかなかのものですが、僕も手に入れようと企んでおります。。
こちらのオーナー様は他の車種と使い分けを楽しみながらかなり乗ってくれてます。これからもたくさん楽しんでください!
*CRUST BIKES* derecho (58/forest green)
最後!こちらはサイズ58のドロップバースタイル、ご身長185cmサドルハイト76.5cmでこのサイズ感。
こちらはYOUTUBEにも出てくださった古着屋Mermaladeヒロさんのニューバイクです!
以前僕のWILDE Ramblerを貸してみんなでライドに行ったことがあって、そのときから速めのバイクに興味持っていただいて、先日ついに納車させていただきました(うれしー!!)
ヒロさんにとって初のドロップバーバイクですが、楽すぎず適度に前傾姿勢を作れるポジションにて。ブラックと渋めのブラウンメインにゴールドをちらちらと。いい意味でヒロさんぽくない潔いカチッとした印象が新鮮でかっこいいです。
初めてのドロップハンドルに、広い幅に大きなフレア、長めのエンド部分が特徴的なCRUSTのNulla Barを選びました。
手前にグッと戻ってきて下ハンドルを握りやすいよう設計されているので、普段ブラケットポジションばかりの方も挑戦しやすいです。
クランプ径が31.8と26.0の両方あるのもポイント。Towelrack Barはよりドロップ(フラット部から下ハンドルまでの距離)が小さくよりコンフォートに下を握れるのが特徴でこちらもまた名作なのですが、クラシックな26.0しかありません。
こちらは31.8があるので、好きなステム使い放題でこちらのようにPAULのBoxcarなんかバッチリですね。
バーテープはGREPPのrain drumというなんとも洒落た名前がついたカラー。(他のも面白いカラー名が多い)
雨で錆びたドラム缶に溜まった水たまりの色、的なイメージなのかなーと勝手に想像しますが真偽不明です笑
このゴールド使いはDerechoには鉄板ですね。
何度もご説明している気がしますが、EQUALのディスクブレーキは性能も見た目も素晴らしいので是非検討してみてほしいです。
PAULのKlamperはとんでもなかっこよさがあるし、実際僕も数セット所有しているのですが、日本製のこちらは違ったかっこよさがあって見た目も好きです。より最適化された機械感というかなんというか。効きも素晴らしくメンテナンス性もとても高いキャリパーで、ご自身で作業したいとかな方も使ってもらいやすいと思います。
CRUSTを組む際の定番と化してきた、KUWAHARA Diavolo x VELOCITY BluntSS
かなりのノッチ数にも関わらず回転性能がとても良好、専用アダプタによりクイックリリースにも対応、MTBなどに多いブースト規格のハブも作られていて使いやすかったりと、僕が組ませていただくバイクに出番多めです。CHRISKINGやWHITEIND、PHILWOODがいいのはそりゃそうなのですが、そこまでは手が出ないけど次点でいいもの!ってなると浮かびます。ブレーキのPAULとEQUALの関係みたいな感じで。
TERAVAILの新作UP DRAFT(アップドラフト)は、非常に軽量でしなやかなコンパウンドを採用していて、メインはオンロードや乾いた硬い土を走るようなバイクにもってこい。試走すると本当スピード出るなって感じでかなり好印象でした!その分スリックに近いパターンにはなりますが、太さがあれば多少は大丈夫かなと。
パターンもかっこよくて、今回使用した700x50Cというグラベルで流行りのサイズまで用意があるので、履けるバイク(WILDEのRamblerとか、700c組みのEvasionなど)お持ちの方は是非!
PAULの100%pure crankがこのバイクの顔ですかね!僕だったらシルバーとか選びたくなるところを、ブラックでいく潔さが漢って感じで最高!
CYBERCYCLEのクランクもそうですが、スクエアテーパーでチェーンリングも無限の可能性を秘めていたり、いろんなバイクに流用しやすいのがカスタムが捗っていいです。
チェーンももちろんゴールド。
同じバイク同じサイズで若干気まずいですが僕は嬉しいですよ!笑 本当にありがとうございました。
ちなみにヒロさん通勤距離がめちゃくちゃで片道20kmくらいあるのですが、Platypusに比べ10-15分は速くなったとのこと。嬉しいけど次は是非引越しを検討してほしいところです。
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お店の方はつい先日秋服に入れ替え作業したとのことで、新しいものたくさんあるみたいです。
Derecho、Platypus、San Marcosの3台ともお店に置いているとのことなので、是非バイクと古着とチェックしてください〜!
まだまだありますが、特に最近はCRUSTをたくさん組ませていただいておりました!
特にEvasionなんか、乗り手によってこうも違う組み方になるの面白いな〜と振り返ってみたり。どれもオーナー様の乗るシチュエーションや好みに合わせて組ませていただきましたが、個性が滲み出ててとっても素敵ですね。
それぞれバイクカタログに掲載しているので、気になる車体はそちらでご確認いただければ。
店頭でもお電話でもメールからでも、何かありましたら是非一度ご相談ください!
minminあっとbluelug.com
それでは!最後までお読みいただきありがとうございました。