みなさんこんにちは。
上馬店よりサンタがお送りいたします。
本日はCrustのバイクチェック2本立てです!
僕らのライドの写真やYoutubeなどの映像関係を担ってくれているサブちゃん。
そんなサブちゃんの高校時代からのお友達に、ニューバイクを担当させていただきましたので紹介させてください。
CRUST Geared Wombat (S)
選ばれたのはギア付きバージョンのWombat。
元々MTBを持っていましたが、一緒に山に遊びに行ったのがきっかけで、もっと楽しく山を駆け抜けられてかっこいいMTBが欲しいとなり、今までよりもワイドなタイヤが履ける点やフレームのデザインがブッ刺さりCrustのWombatに至りました。
タイヤクリアランスは27.5 x2.6inch。
通常これくらい太いタイヤを履かせるときはリム幅が広いものが好ましいのは重々承知ですが、それよりも軽さ重視で、メーカー推奨外であることお伝えした上でVelocityのQuill rim。
サイドノブがブリっブリなWTB Trail Boss 2.4inch。コーナでガッチリ地面をホールドしてくれます。
慣れたら細くして転がり重視にすればいいので、初めはタイヤは太けりゃ太いだけいい精神。その方がどんなガレ場が来ても走り切れることが多いのでよりライドに集中できると思っています。
タフなライディングにもフレームが耐えられるようにガゼット入りなので、ジャンプセクションが来てもへっちゃらです。ガシガシあそんでいただけます。
初めてライドにいった時に、サドルが下げられず不便だったという理由から今回のバイクにはドロッパーポストを完備。ちゃんとフレーム側にもドロッパールーティンが用意されているので、アウター周りもスッキリ。
お尻をサドルよりも後ろに引くことができるのは、エグれた段差や下り坂ではかなり重要です。
サドルが上げ下げできるので、信号待ちの時など、ライドの時だけではなく日常でも便利な代物です。
ヘッドバッジも変わっていて、
ギアつきモデルには白と黒のウォンバトが交差する陰陽太極図のようなCrustらしい遊び心あるデザイン。
Wombatといえばの3連ダボつきセグメンタルフォーク搭載。パッキングツーリングもいけちゃいます。
ペダルはMKS X CRUST ”Super Gordito”
これまであったGorditoと何が違うかといえば、ケージの”ギザギザ”がこれまでよりさらに超ギザギザに。これにより雨で靴底が濡れていても滑りにくくなって、ハードなライドでも安心して乗れるよになりました。
特にソールが柔らかいシューズとの相性バッチリ。
「今まで街乗り用のフラットペダルを使っていたけど、今度初めてグラベルや里山に遊びに行くからペダルを変えたい、だけどどれにして良いかわからない。」って困ったらSuper Gorditoを選んでおけば間違いないです。それからもっとハードに乗るようになってもっとペダルの食いつきを良くしたいとなれば、以下のペダルへのアップグレードをおすすめします。
Wolf tooth
次から次へと迫り来る根っこや石を避けながら、ペダルを踏み直すのは結構ストレスだし、踏み外してクラッシュする確率も増えるので、小さな部分ですが自分の乗り方にあったペダルにすることで、ライドの快適度合いがグッと上がります。
これまた楽しそうなバイクが誕生しました。
組まさせてもらいながら自分も欲しくなってしまう1台でした!
先日のシェイクダウンの様子をチラ見せ。
組んだばかりとは思えないシンクロっぷり。
またいきましょうね!
シングルWombatはSサイズのみ、少しだけ残っているので狙っている方はお早めに。
Cook paint worksによるスペシャルWombatも残すところ1本なのでこちらもお早めに。
次行きます!
Stupid tourist S
お次もCRUST!
こちらは少し前にニューモデルとしてやってきたCrustの小径車”Stupid tourist ”
ご存知かと思いますが、ただの小径車ではございません。
車体が分割できるBrake-away仕様。
こんな感じで結構コンパクトになるので、旅先にも持っていきやすいですね。そもそも小径車なので大きいバイクに比べて車輪外すだけでも輪行楽チンだと思いますが、さらにコンパクトにできるなら、それに越したことはないですよね。
あとBrake-awayするしないにしろこのギミックがあるってのもロマンがあっていいなと思います。
オーナー様が小径車を探していた時にタイムリーに入荷したStupid。デザインや分割ができるというCrustらしいギミックがハートを射抜きました。
しかもMAXタイヤクリアランスは20×2.6とワイドなクリアランスなので、荒れた道も問題なく走れます。
Disc ブレーキモデルとカンチブレーキモデルの2種類あって、今回のオーナー様はカンチブレーキ をチョイス。
一周さんが上馬展示車で組んだ車体がドストライクだったので、展示車のスタイルをサンプリングしつつパーツ類は末長く乗れるようにパワフルな構成になりました。
Crust合わせでハンドルにはharvey mushman riser barをインストール。
ステムはNitto MT-8をチョイス。
肉厚で剛性感たっぷりなステムなのでマウンテンバイクやBMXなどタフなライディングにバッチリ。ステム長は50mm オンリー。
トップチューブが長いMTBにはもちろん合うし、シンプルにハンドルを近くしたい時や、BMX、MTB風味で組みたい時におすすめです。カラーバリエーション豊富なところもポイントです。
ブレーキ周りにはPAULのneo retro canti brakeとcanti leverでカンチブレーキでもたしかな制動力で安心なライドを。
車輪の回転部分には
White industriesのt11 hub、ダイナモハブには耐久性と回転のなめらかさピカイチのSon delux dynamo hubで安心快適。
Crustのnew モデル、Stupid tourist。
大きな自転車を旅先に持っていくのはちょっぴり大変だしハードルが高く感じるけど、このくらいなら意外とサクッとできちゃうと思います。(分割もできますしね😉)
またタイヤも太いので、旅先で良さげなオフロードを見つけたら気にせずカチ込めるのもいいですね。
Velo orange、Crust、Bikefriday、Stridsland…と小径車を扱うブランドも増えてきて、何やら小さいホイールブームが来そうな予感。
前に比べて小径車の選択肢も増えたので、Crustらしさ全開でロマン溢れるStupid touristもぜひ選択肢の一つに入れていただければと思います。
本日はこの辺で!