こんにちはこんばんは!
代々木公園店サンバです。
7月に入って皆様いかがお過ごしでしょうか。
僕は我慢できずにサマージャム ’95と蚊取り線香を始めてしまいました。鶏舎の冷やしネギそばも始めたいし海にも行きたい。
そんな夏休みの相棒に自転車があったらもっと楽しい。
本日は夏真っ盛りの代々木公園店からご機嫌なMonstercross2台をバイクチェック!
*BLACK MOUNTAIN CYCLES* monstercross (56)
ご趣味の銭湯巡りを快適にというテーマでご指名いただいたMonstercross。
ドロップハンドルでラック付きというところまでは決まっていて、細かいところは僕の好みを取り入れていただき手前味噌ながらとってもナイスなパーツ構成になりました。
クラシカルなロードバイクっぽい乗り物が欲しいというところからのスタートで入荷前から楽しみにお待ちいただいていたオーナー様。
その後急遽入荷してきたRoadに少し揺らぎつつも、最終的にはカラーが決め手に。
せっかくならRoadでは履けない太いタイヤをということでスリックタイヤですが42cのcontact speed。サイドまで全面ヤスリ面のようになっていて見た目もカックイイ。
細身のクロモリステムに合わせるハンドルはRivendellデザインのnoodle bar。クラシックなシルエットとコンフォートな姿勢を両立できる名作ハンドル。
ラックを付ける場合は幅に注意ですね。当たり前ですがあんまり幅が狭いと荷物に干渉します。
ハンドル幅は広めの520mmですがフレームサイズが大きいので違和感無く。ブレーキレバーをSTIにしても無理なく乗れそうです。
ILEのporteur rack bag smallのワックスの質感がダンディ!
ラックは新仕様にアップグレードされた52F-2。ステーの可動域が大幅に広がったのでどんなサイズの自転車でも綺麗に取り付けしやすくなりました。
フォークの肩下が長いMonstercrossには縦方向の長さが足りなかったので先端のステーを少し長いものに交換してみました。
足回りはSuginoのクランクにディレイラーはShimanoの105で変速はバーコン。シンプルイズザベスト。
WTBのラスタカラーのサドルに合わせてケーブルドーナツもちょっとポップな感じで。
サッカーが好きなオーナー様だったのでブラジルもイメージしてます!
隣県からのご来店でしたが納車日は早速自走で帰られて銭湯に入って焼肉で〆たみたい。
まさに気負わずそんな使い方をして欲しいバイクですし、そんな使い方をしてくれるのがカッコいい。
道具としてガシガシ使っていただけたらと。ご依頼ありがとうございました!
Next!
*BLACK MOUNTAIN CYCLES* monstercross (56)
お次はフラットバーにフロントラック&フェンダーでガッツリコミュータースタイルの一台。
サイズ感も相まってSFで雨の日通勤していそうな実用的で渋い出立に。
トップチューブ長が短めなMonstercrossなので、めいいっぱい長い120mmのステムにワイドなフラットバーを合わせて窮屈にならないように。
カッコ良くなりすぎないようにと選んだシマノのブレーキレバーは真面目な優等生感がお気に入り。合わせるバイクによっては時にPaulなんかの高級パーツより輝くこともあると思います。
Pass and stowのフロントラックにILEのラックバッグがすちゃっと。こちらは大きい方です。
手前側にもポケットが付いているのが使いやすそうで良いな〜!
やっぱり便利ですよねとお選びいただいたSonのダイナモライト。
便利なのもそうですがこれが付いているとバイクの雰囲気もグッと引き締まりますね。Let’s エブリデイバイク宣言。
ラックのステーの中を配線が通るのでスッキリいい感じ。
リアホイールはAstralのRadiantにWhite indのハブで。
Astralのリムは軽いのに柔らかすぎなくて組みやすいし乗って調子良い。踏めば踏むだけぐんぐん進んでくれます。
ブランドの背景やルックスでお選びいただきましたが、乗ってみて分かる調子良さを感じてくれていたら嬉しいところ。
通勤で毎日使うのでフェンダーは必須とご希望をいただいてSKSのプラフェンダー。
他の部分で良いパーツをたくさん使っていただいているのでゴテゴテしすぎないようにここはチープなものをサラッと。
Vブレーキと迷いつつでしたが、やっぱりシートステイの台座を使いたいですよね。
洒落っ気の無いシマノのカンチがよく似合います。
実用性、道具としての飾らないカッコよさがMonstercrossの真骨頂。
ボロボロになるまで使い倒していただければと思います!
というわけで本日はこの辺で。
僕も次のお休みは久々に銭湯にでも行こうかな〜