BLUE LUGの創業当時から、夏になるとスタッフたちがよく履いてたサンダル、”CHACO / チャコ”。

今から36年前、アメリカはコロラド州で当時リバーガイドだった創業者が、自分のために作ったフットウェアが原点。

ストラップがソールの中を通って、反対がわから出てきて、足をくるっと包んで、また入ってって。

実は一本のストラップで全部できてるという、一筆書きみたいなサンダル。

直感的でかんたんな着脱は、日々のサンダルとしては大切で、しっかりホールドしてくれることは、いうまでもなく自転車乗りにはもっと大切で。

ソールの薄いサンダルも気軽でいいけど、柔らかくたわむからペダリングには向いてなくて、ある程度の厚さ・硬さが必要となるから、やっぱCHACOいいよね、、と戻ってくる。

結果的に夏になると、仲間うちでは去年履いてたCHACOを引っぱり出してきたり、新調したりを繰り返してて、じゃあもうBLUE LUGで扱わせてもらおうよとなったのが2年前。

うれしいことにそこから発展して、今回特別なモデルを作っていただけることに。

モチーフとなったのは、かつてカネヤン(幡ヶ谷店メカニック)が発見して、カッコいいじゃん!と何度かデザインに取り入れさせてもらったガードレール。

(実は市区町村でガードレールデザインって違うらしくて、この話すると長くなるから割愛するけど、銀杏のやつは東京都道)

配色とかちょっとしたネームとかで遊ばせてもらって、今年も来年もずっと履きたいようなほどよい感じで。

もちろんベースモデルは、定番のZ1。

販売はちょっと変わった感じになりますので、ご興味持っていただけたら以下ご確認を。

① : 1回目
6/14(土) 12:00 BLUE LUG 全店店頭発売
6/15(日) 19:00 BLUE LUG オンライン発売

3週間ほどあきます

② : 2回目
7/5(土) 12:00 BLUE LUG 全店店頭発売
7/6(日) 19:00 BLUE LUG オンライン発売

以前のVANSやBROOKSさんとの協業製品を発売させていただいた際、店頭はよかったのですがオンラインが非常に混乱し、サーバーダウンをはじめとして、出荷の遅れや連携ミスもあって、一部のお客さまに大変なご迷惑をおかけしました。

また、関係のない通常の通販をご利用のお客さまにまでご不便をおかけしてしまったので、今回は発売数量を半分に分けて、負荷を分散させる形でご紹介できればと思っています。

よろしくお願いいたします。

▼ 以下は余談です ▼

今回の発売に際して、CHACOを長年扱われてきた方々に勉強会を開いていただきました。

(A&Fさん、ありがとうございました)

少々難しい内容でしたが、僕らにはとても響きましたし、今回のお取り組みをとても光栄に思えました。

備忘録もかねてざっと書き留めます。

* 独自のフットベッド(足を置く部分)である LUVSEAT™︎ は、カカトを包みこむようなすり鉢状になってて、歩きはじめのブレを抑制し、体重がカカト → 小指がわ → 母指球へと、人間工学にもとずいて自然に移動するよう設計されてる

* LUVSEAT™︎ をもう少し専門的に説明すると、歩行や運動時に足が内側に倒れ込みすぎる回内運動(プロネーション)を抑制することで、身体に与えるストレスを軽減して、足・膝・腰にかかる負担を最小限に抑える。これにより運動パフォーマンスを向上させるだけではなく、身体全体のアライメント(バランス)を正しく保つことができる

* 上記の開発理念が徹底された結果、CHACOの全製品が足の健康をサポートする権威ある機関である、全米足病医学協会(APMA)認定を受けていて、アウトドアフットウェアメーカーとしては唯一になる

* ソール・テープともにもともと丈夫なものを使用しているのはもちろん、長期間の使用により摩耗しても、”ReChaco / リチャコ”という公式の修理サービスを利用することで、ソールやテープの交換が可能、再び長く履くことができる

* 同じサンダルとはいえ製品の種類は違うけど、ドイツのBIRKENSTOCKと思想が近いと思って質問したら、かつてBIRKENSTOCK直営店で珍しく外部メーカーのサンダルが取り扱われたことがあって、それがCHACOだったらしい(やっぱり!)

* その他アウトソール( ChacoGrip™︎ )の話や、他製品の”藻”や”染色プロセス”の話なんかもおもしろかったけど、ちょっと長過ぎなのでご興味ある方はよかったら検索で

動いていただいた関係各位に感謝します。

 

CHACO Z1 CLASSIC for BLUE LUG