どうも!ダンカンです。
やっとこさ今シーズン初のシクロクロスのレースに参加してきました
だいたい9月〜3月がシーズンなのでだいぶ終盤に差し掛かっていますが、昨シーズン前橋CXのカテゴリーME3で優勝し ME2に昇格したので、このカテゴリーから降格しないためにもレースを走りポイントをゲットする必要があるのです。
まずはレースに身体を慣らすため近場の千葉県で行われる野田シクロクロスに参戦。
しかしエントリー後に調べたら関東屈指の難関コースとも言われていて、都内でも積雪の予報が出ていた極寒の日で前日から降り続いた雨で泥のレースが確定し気を重くします。
幸い雪が降ることはなく僕が走る午後のレースの直前に雨も上がりましたが、午前のレースでこねくり回された路面は草と泥が混ざり合い車体にまとわりつきます。
レース前に2周試走だけでこの有様。
シューズも泥だらけ&中まで水が入ってきてビシャビシャです。
試走直後のレースだったので車体を綺麗にする余裕もなくすぐに召集されましたが、身体が温まったままだったので寒さは感じず。
去年のラストレースで昇格、今季も初戦なので当然の最後尾スタート。
スタート直後のストレートで必死に踏み着々と順位を上げて1周目完了時で8位、2周目6位といいペースでしたが、木の根に気づかず突っ込んでしまいフロントがパンク。。
チューブレスでシーラントが効いたのか僅かに空気を保持してくれてなんとが走れていますが、空気圧が少なすぎてフロントが流れてしまうしタイヤが外れる危険性もあるので慎重になってスピードも落ちてしまいます。
ただ野田のコースがそこまでスピードが出るレイアウトでもなく、さらに泥ということもありその後も順位を上げ3位でゴール!
Photo by Kazutaka Inoue(写真お借りします。)
3/32位 1位から+1分31秒(2位から+44秒)
あと1つ順位が上なら上のカテゴリーに昇格でしたが最後尾スタートでパンクもしてこの結果なら上出来でしょう。
レース後はありえないくらい泥が詰まってます。
チェーンが外れてはまらなくなっていたり、泥が詰まってホイールが回らなくなる選手もいたくらい。
何年もメンテナンスをしていなかったので全バラシを決意しました。
そこから2週間後。
今度は去年昇格もした得意なコースの前橋CX。
昨年同様Toracklo crossも行われるのでもちろんダブルエントリー。
さらにキックバイクのキッズレースもあり息子もレースに出たい!とのことで今年は親子エントリー。
Photo by @hiroyo_oo(いつもありがとうございます!)
まずはME2から。
野田で酷使したROSKOはお休みで、久しぶりにHUNTER CXで走ってみました。
出走40人で真ん中あたりからのスタート。
久しぶりに乗ったバイクはカンチブレーキで全然効かないわ、コーナーの感覚も違うわでレース中なのにバイクに慣れるべく探り探りの走りになってしまいます。
ハンドル位置がROSKOよりも高くフロントタイヤのグリップ感が今ひとつで、芝に若干砂の浮いた前橋の路面にビビってしまいあまり攻められません。
Photo by @hiroyo_oo
Photo by @hiroyo_oo
得意なBMXセクションやストレートで順位を上げ5位を争うパックで1周目を終えます。
2周目中盤あたりで後方から来た選手とラインが被り落車。。
ステムが大きく曲がり復帰まで少し時間がかかってしまいましたが問題なくレース続行できましたが大きく順位を落としてしまいます。
次の周でも焦りからかBMXセクションのバームでフロントがすっぽ抜けて転倒。
ここで集中力が切れてしまい15位でゴール。
Photo by @hiroyo_oo
1時間ほど時間を空けて今度はトラクロ!
前日東海シクロクロスのコースでもトラクロが行われていてハシゴする強者も数名。
Photo by @hiroyo_oo
BMXコーススタート台からのルマン式でのスタートはもうお馴染み。(これが地味に脚にくるんです。)
トラクロは一部コースをショートカットして行いますがそれでも走りごたえはあり、普段ME1で走ってる選手もいるので速い速い。
Photo by @hiroyo_oo
Photo by @hiroyo_oo
トップ2人は独走状態で1分近く差をつけられて3位争いのパックで終始走っていましたが、2レース目後半は流石にキツく付いていけなくなり5位でフィニッシュ。
人数は15人ほどでいつもより少なかったですが、強者揃いでかなり楽しめたレースでした。
Photo by @hiroyo_oo
バイクはMASH steel。
今回ハンドルをバックスイープのある25.4クランプのクロモリ製に変更。
ステムもNITTOのクロモリなので重量こそ増しますが、手の馴染みと乗り味が格段に良くなりました。
年齢を重ねると軽さや速さよりも乗り心地重視なセッティングになってきます。
Photo by @hiroyo_oo
AC-4で走っている選手もいてフレームも軽いし速そうだけど絶対スパルタンな乗り味で30分走り続けるのもしんどそうですね。。
自分のレース後は息子の初レース。
レース直前になってやっぱり走りたくないと泣きべそかいてましたが、周りの子たちが走っているのに感化されたのか無事泣き止んでレーススタート!
子供用の特設コースを1周、年齢別で1グループ4、5人で走りますがマイペースな息子はびりっけつでしたが楽しんだ様子で満足気でした。
今シーズンのシクロクロスはこれにて終了!
なのでROSKOはバラしてメンテします。
一番ダメージを喰らっていたのはBBから。
1シーズンに何レースも走っていた頃、SRAMのBBが3ヶ月くらいでダメになってしまうので投入した*PHILWOOD* outboard bottom bracketは2年ほどノーメンテナンスで大丈夫で、それ以降絶大な信頼を寄せているパーツです。
ROSKOを組んだのんが5年半くらい前でレースを走る頻度は減りましたが、通勤で乗ったりたまにグラベルライドに行ったりとまぁまぁ酷使して5年持つのはさすが。
ちなみにSRAMのGXPで使うには左のベアリングにGXPアダプターを挿入しますが、どうしてもそのアダプターがベアリングを圧迫してしまう&クランクとBBを固定しているのでどうしても負担がかかってしまうようです。
PHILの専用工具と圧力を加えるアーバープレスを使ってまずはベアリングの取り外し。
外側の見た目は綺麗でしたがバラしてみると内側は錆が出てたり、汚れが溜まっていたり…
そのままでも大丈夫かと思っていた右側のベアリングも結構グリスが抜けた感触になっていたので交換します。
僕が使っているOBBのGXPアダプターはステンレス製ですが、数年前からアルミ製に切り替わっています。
恐らくステンレスだと前述したベアリングへの負担が大きいので、ステンレスより柔らかいアルミに変わったのではないかと思います。
それに重量も軽くなりますし!
屈強なステンレス製はまだまだ使えますが、ベアリングの消耗具合が変わるのか気になったので交換してみます。
カップの清掃をしサクッとベアリングを戻して完成。
これでまた何年も使えると思うと最初こそ値段に躊躇してしまいますが、長い目で見ればコスパはいいですよね!
PHIL WOOD製品はこのOBBだけでなくスクエアテーパーのBBもハブも同じくベアリングの打ち替え可能で長く使ってもらえるようになってます。
どうしてもベアリングの打ち替えはボディ側に負担がかかってしまいますが、PHIlは何回も打ち替えられるように重量は多少犠牲にしても強いボディにしてるので本当に長い間使える製品になっています。
毎日の通勤バイクやダートなどの過酷な環境でも乗る人にはオススメです。
サッ!BBも綺麗になったし来シーズンに向けてバイクはメンテナンスしつつゆっくり組んでいきたいと思います。
ではー!