昨年の夏に、BROOKSからコラボレーションの打診がありました。

 

いちバイクショップとコラボするのは初めての事らしく、大変荷が重いですが…ブルーラグ創業以来沢山BROOKS使わせていただいたし、大変僭越ながらお受けすることにしました。

コラボレーション実現にあたって、生産現場を目に焼き付ける必要があると感じたので、秋にはイギリスのBROOKSの工場に向かいました。

その時に収録した工場見学動画。

50分と長編になりますが、どうぞ。

 

 

改めて人の手で作られてることの凄み、そして計り知れない歴史を直感的に伝えてくれる素晴らしい内容だと思います。

 

 

生産者からバトンを受け取った我々消費者。

 

優れた道具は買って終わりではいけません。

よく使おう、愛着を持って。

自分のサドルに名前つけちゃうくらい!

そんな想いが背骨となって、出来上がった”B17 FOR BLUE LUG”です。

 

 

キャンバスにしたのは、B17 STANDARDという大定番品。

完成しきってて隙が無く、難易度マックスでした。

 

コラボサドルのオススメポイントを以下におまとめ↓

ノンドライブサイドに、おなまえ欄をご用意しました笑

(僕のはサンプルで、右側に入ってます)

 

レザークラフト用の電動ルーターで簡単に刻印できちゃいます。

自分の名前でも、家族の名前でも、愛犬愛猫の似顔絵でもお好きに使っていただきたい。

自分のものであるという記録を刻みましょう。

 

 

 

製品コードをアップサイドダウン!

 

これらは通常裏側にひっそりと刻印されてるのですが、今回のコラボではスポットライトを当てたいと思ったので、表面に。

サドル自体にサドルの誕生日が刻印されていることを工場見学で知りました。

『2B5』という刻印、両端の数字は西暦の下二桁を表します。

2025年ってことですね。

 

真ん中のアルファベットはAを1月として、12ヶ月振り分けられてるので、Bは2月です。

I(アイ)は数字の1(いち)と間違えるので、Iは除外とのこと。

 

2025年の2月に誕生したサドルというのがわかります。

出来立てホヤホヤ〜。

『2883』は革のロットナンバーとのこと。

 

座る度に、ニンマリできるストーリが詰まってると思います。

ちょっとミリタリーっぽくも見えますね。

色は定番のブラック、ブラウンに加えて、”ナチュラル”を追加。

ナチュラルは、現行のDARK TANカラーをアレンジしてます。

僕もナチュラルのサンプルを3ヶ月ぐらい使わせてもらってるんですが、みるみる表情が変わってきました。無垢な革の表情が楽しめ、経年変化もより感じる事が出来るはず。

 

サドル側面を縛り上げることが出来る穴と、紐が4本付属してきます。

レースアップできることによって革の広がりを防ぐことができます。

経年を楽しみながら、コンディションを保つこともお忘れにならぬよう。

 

お好きな紐で縛り上げてくださいなんて思ってたけど、3本くらい贅沢に使っちゃうと可愛く仕上がっちゃうからオススメです。

 

ついでに、サドルレールはクロームです。

B17 STANDARD を日々使ってて思ってた『なんでレール黒いんじゃい!』が解決できました。

個人的なハイライトです。人類の偉大な一歩です。

シルバーのシートポストとの馴染みが格段によくなりました。

 

サドルをご購入いただいた方には BROOKS×BLUE LUG トライアングルリフレクターがセットで。

リフレクターのベースが革になってて、サドルとも相性抜群。

 

*数量に限りがありますが、リフレクターは単品で販売もご用意しています

BROOKS×BLUE LUG

*B17 FOR BLUE LUG*

 

サドル/リフレクターの発売日

 

3月22日(土)よりブルーラグ各店店頭にて

(代々木公園店では22日(土)、23日(日)お名前刻印ワークショップを開催)

 

3月30日(日)19時よりオンラインストアにて

 

 

代々木公園店では 22日(土)、23日(日)にお名前刻印のワークショップを開催します。

ぜひご購入の記念に。

ご自身やってもらった方がいいと思いますが、松本お任せコースもぜひご利用ください。

22日はBROOKSチームも5名ほど日本に駆けつけてくれます。

 

ブルックスのイロハを聞いてみてください。

もちろん今お使いのサドルに関するご相談もどしどしお願いします。

 

楽しんでいただけることを願って。

それでは、22日に代々木公園店にて〜!