Fairweatherからフレームバッグに新しいモデル”FRAME BAG SP/フレームバッグエスピー”が加わりました。
既存のフレームバッグとの違いは大きく3つ。
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・ボトルケージを活用しやすくしたスプーン(SP)形状
・バッグと膝のヒットを緩和したスリム形状
・荷物とフレームの干渉を緩和するフォーム材
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まずはこのアーチ形状がかっこいいですね。本体の容量もMサイズで「鍵、ポンチョ(又は輪行バッグ)、補給食、チューブ、携帯工具」がジャスト。ハーフサイズとほぼ同等の容量でありながらボトルケージが使いやすくなっています。
スリムになったマチのモデル毎の比較はこちら。
フレームバッグ 8cm > ハーフ 6cm > SP 4.5cm
という感じで横への膨らみを抑えることで膝のヒットを緩和してくれています。マチが広くても荷物の詰め方である程度は膨らみは抑えられるけど、長時間の疲れや荷崩れでどうしてもパッキングが雑になってきた時でも膨らみが抑えられるのは容量を犠牲にしてでも得たい利点といえます。
そしてバッグ内部のフォーム材について。フレームバッグをお使いの方でクッカーや工具など硬い荷物を詰めた時に、走行中に段差毎に「カンッ」と鳴る経験が一度はあるのではないでしょうか。これも荷物の詰め方によって防ぐことも出来ますが、荷崩れ等の理由で案外防ぐのが難しかったりします。不意な音なりや傷や破損を気にしなくていいだけで走行時の快適性が上がりますね。
という感じで上記仕様に加え、生地には軽量なDYNEEMA、又は丈夫なCORDURAを使用することでツーリングやグラベルでのシリアスなライドにも対応したスーパープロフェッショナル仕様(SP)でありスプーン型(SP)。ということになっています。
サイズは2種類。目安となるのはトップチューブの長さとなります。
BAG M Size〈トップチューブ(C-C) 520mm〜〉
BAG L Size 〈トップチューブ(C-C) 550mm〜〉
*エフェクティブ(水平換算)の長さではなくパイプ長さです
BMC,Mod.Zero 47サイズのトップ(c-c)で520mm にMサイズのバッグ
MASH, All Road Mサイズのトップ(c-c)で550mmにLサイズのバッグ
ホリゾンタルフレーム、またはスローピングの浅いフレームに相性が良いでしょう。スローピング角度の深いMTBやミキスト等には装着できない場合があるのでご注意を。
大きいフレームサイズに限りますが、フレームにジャストのサイズを合わせるだけでなく、握り部分を確保したい場合は小さめを選ぶ選択肢もありでしょう。
購入する前にまずはご自身でフレームを測ってみましょう。
取り付け方法はFRAME BAG ADVと同様、ストラップ位置を自由に移動できます。フレームによって異なるダボ位置に対応してくれます。
先にも述べていますが素材は2種類。タフなCORDURA (181~205g)と軽量なDYNEEMA(131~143g)の2種類からお選びいただけます。ライドのスタイルやバイクの雰囲気に合わせてお選びください。
これまでのFairweatherのカスタムフレームバッグの実績と経験から導き出された仕様は多くのライダーを満足させてくれるフレームバッグになっていそうです。ぜひお試しください
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