こんにちは。
上馬店より一周です。
先日静岡は伊東へ小旅行して来ました。(電車で)
目的地はシャボテン動物公園、カピバラの露天風呂発祥の動物園です。
露天風呂でおしくらまんじゅう状態のカピバラを見るだけに留まらず実際に触れ合える区画もあり、
カピバラ目前までそろーっと近づきましたがいざ近づくと麗し過ぎてじーっと見ているだけで満足でした。。。
雰囲気も落ち着いていてほんわかゆったり出来たので静岡にお越しの際はオススメです。
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Mod zero (44)
こちらは昨年終盤に組ませて頂いたモデルゼロ。昨年いっぱいはあの動画もあり、多くのモデルゼロを担当させて頂きました(みなさんありがとうございます)。
それまでオールドバイクに乗られていたオーナーの新たなアドベンチャーリグとして。
毎度このバイクに関しては店頭で試乗して頂いて食らうケースが多いワケでして、今回のオーナーも同様にカミナリ落ちた様子で。
お持ちのオールドバイクは現代のバイクと比較して少々ずっしりめ、よく言えば数十年経った現代でも走ってくれるくらいにはタフに作られているのでそのギャップは衝撃だった様子でした。
クラシックなバイクが持つゴールデンエイジなバイブスだからこそ生まれたきらびやかさはオールドバイクも好きなので理解しているつもりですが、その念は現代のバイクを所有して乗ることによってより染み入るものだったりします。
どちらか片方を深掘りしてディープなところを味わう楽しさもありますが個人的には両方好きになると相乗効果でそれぞれ楽しさの奥行きを増すので両面で愛したい。
ホイールサイズが700C or 650Bと2種選択可能なモデルゼロ。
試乗して頂いたマイモデルゼロが650Bの最大タイヤ幅である2.3インチ、昨秋のGrinduroでもぶん回してきたドロッドロな状態だったのですが2.3インチのグラベルタイヤでもここまで進むバイクなのか!と感じられていたこともあり650Bにして頂きました。
タイヤは650x47B、ロードプラスが生まれたきっかけであるルーツなWTB HORIZONを。
身の回りのバイクギークからモデルゼロを組むからと譲って頂いたパーツが盛り込まれているというエピソードがエモかったですし、そんなお仲間が身の回りに居てバイクライフを支え高めあっていけるのが非常に羨ましいですね。
そして700C or 650B結局どちらのホイールサイズがいいのよ!?と組む方みなさんに言われますが、履かせられるタイヤボリュームの最小サイズが1つのポイントになるかなと。
小さい方650BはこのHORIZONのようなロードプラスサイズである47Bが最小、大きい方700Cは細くて32Cくらいかなと。その差15mmをどうとるか。
650Bに関しては太くしたらばブロックパターンのマウンテンタイヤも選択肢に入ってくるのでよりオフロード特化型にさせることが出来るのは強いところ。
ただタイヤ細い方が舗装上では早いというのは紛れもない事実なので、700Cを履かせて舗装路8:未舗装路2くらいの舗装路の密度を楽しむべくな日本の住環境順応的1台というのも個人的に大アリ。
ボリュームタイヤでもそれを感じさせない歩調の軽さをマイモデルゼロで味わい過ぎて昨年担当させて頂いたモデルゼロは650Bの方が多かったので、、、
Mod zero (47)
今年は700Cのモデルゼロも味わってみようじゃないか!
と700Cのホイールを新調すると共にフレームサイズもそれまでの44サイズから47サイズへサイズアップして装い新たにマイバイクとして乗っているここ最近です。
そんなGo Greenのフレームは弊社縫製部門であるMAXさんが乗っていたものとそれまで自分が乗っていたSignal Yellowのものを交換。
ヘッドチューブの長いジオメトリからサドルとハンドル落差を作れないかもとマイモデルゼロでチョイスした44サイズがしばらく乗ってみて、47サイズでもいいんでないか、、、で、MAXさんは逆の悩みを感じていたよう。
あと個人的に緑色が好きという利害が一致して年末にコンバート敢行。結果win winなディールだったかなと。
大晦日の年越しを上馬店のメカニックピットでこのモデルゼロと共に過ごしたのが年末年始のハイライトです。
んなことあるかよ!?と今になって思ったけど数年前も同じことやってた記憶がふと蘇ったので、あぁ、そういやそんなもんだったか。と事なきを得ました。めでたしめでたし。
ホイールは少し張り切ってご縁もので手元にやってきたENVEのグラベルリムとPhilwoodのハブを用いて。
ENVEリムはホイールバランス上きしめん型のスポークが推奨されているのですが、それが必要だということを身をもって知りたいなと一先ずはPhilwoodの耐久性と剛性感増しなシングルバテッドスポークにしてみました。
根本が通常のストレートスポークよりも太い2.3mmということもあり剛性感に一役買ってくれるかなと試みを。
タイヤはULTRADYNAMICOのROSE 700x45CのJFF、マイバイクで使うのははじめてなんですがしなやかなJFF特有の低圧時の乗り心地の良さは病みつきです。ちょっと舐めてた。チューブレスにもしているもんだから林道でのライドが捗ります。
低圧時はビュン!とした感覚こそ薄いものの乗ってみたらば結果的に早いのはENVEリムパワーなんだろうなと。
ギア周りはこちらもお初のSRAMのフロントシングル電動無線コンポーネントを。
徐々にSRAMの電動は市民権拡大していて、昨年は触らせて頂く機会にも恵まれたこともありどこかのタイミングで自身のバイクにも組み込んでみたいな〜と思っていたので試験的に。
地味にフロントシングルのバイク自体が久しぶりだったので、少しばかり新鮮な心持ちで触れている自分が居ます。
シフトレバー押しっぱなしにしながら多段のギアを一度にガガガッとシフティング出来るのはなかなか面白いです。レバー押す時の力も少ないのでロングライドになったらば威力発揮しそう。
一昔前はある種ハイテクを嫌っているところもありましたが、使ってみたらば食わず嫌いだったな俺…!なんて気付きもあって楽しめています。メカニックという立場柄色々触ってみるもんだなと。
フロントダブルに親しんだここ最近だったのでフロントシングルの操作にバタつくところも少々あるのですがそれもまたたのし。
あとやっぱりSRAMのデザインの格好良さはSHIMANOには満たせないモノがありますね。下位グレードのAPEXといえども。
なんて思いながらもホイールとギアがブランニューとなるとほぼ新車さながら。
やはりフレッシュに1台組み上げたいとなるとついつい張り切ってしまうのはメカニックのサガなのでしょう。
お下がりのフレームとはいえ乗ってしまえば新車と同様のメンタリティ。
どんなバイクでも新しく手に入れたものはやっぱテンション上がるってもんです。
今年はそんなモデルゼロで楽しんでいけたらなと。
今回はこの辺で
それではー
いっしゅう