ライドイベントのGrinduroに先週遊びに行ってきました。

どんなイベントなのかは過去ブログを見て頂くとして。

ウルトラな週末、ロマンスとともに。

GRINDURO JAPAN 2023

*BLACK MOUNTAIN CYCLES* monstercross (53)*BLACK MOUNTAIN CYCLES* mod zero (44) もう今年に入ってからの遠出バイクはもっぱらBlackMountainCyclesのmod zeromonstercrossの2択になっているわたくし。

これは2台ともに佇まいが最高に格好良いところと、何よりも走って調子良いところが大きな理由。

シリアスに乗るのでなければ最近はmonstercrossに跨ることが多かったのですが、

Grinduroでは天候が崩れそうということもありmod zeroで行ってきました。

よりグンと進むフレームの持つ速度感も理由の1つにあるのですが、

やはり雨でもしっかり止まるディスクブレーキという点は何者にも変え難いところ。

タイヤはウェットな未舗装路を意識してワイドでノビーなULTRA DYNAMICOのMARSを履かせた以外はいつもと変わらず。

写真だと伝わらないですが斜度10度アップなウェットな急坂や濡れたダートの登り降りもそうですし、

グラベルバイクってよりかはマウンテンバイクの方が向いているんじゃないの?なんて路面もちらほら。

まぁ何が言いたいかというと自分くらいの脚力体力にはなかなかアップアップ、写真を撮る余裕もあまりなくといったところ。

 

(ルートに必死に食らいつきながらも休憩スポットにチラッと現れるハンドメイドバイクに心癒されるわけですけども)

今回はチャレンジ的に80kmのコースにトライしてみましたが、代々木公園店のメカニックであるタクマと弊社グローバル部門ウエンツ御大とギリギリ足切りされないくらいのペースでなんとか完走。いい思い出になりました。

自分だけ650Bの2.3インチと太めのタイヤチョイス(2人は700x40cほど)だったので、レース経験もある2人についていけるか少々心配でしたがmod zeroのおかげでなんとか。

僕ら島国日本人からするとアメリカ=広大なグラベル!なんて安直な妄想をしますが、BlackMountainCyclesが位置するポイントレイズステーション周りは意外にも所謂な踏み固められ走れば砂埃が舞うようなグラベルロードは無いそう。

舗装路→ダート(グラベルよりは険しい)→舗装路

な日本の環境に近い(スケールとか細かいことは抜きにして)フィールドで生まれたmod zeroは今回のGrinduro然り、

大多数の日本の住環境で自転車に乗っている方に当てはまるであろう、中長距離の舗装路にサンドイッチされた短距離のダート及びにグラベルをそれぞれ密度高く楽しむバイクとしては最高の相棒だなと今イベントを通じて実感したわけです。

このグラベルバイク然とした出立ちからは想像しづらい舗装路の進みの良さに、ダートに入ったらばワイドなタイヤクリアランスを生かした安定感。

グラベルバイクもロードバイクも乗ってみたけどな〜んかちょっと違うんだよなぁ、、、なんて思っている方はこの1台だけあればいいんじゃないか説すら。

「完璧なバイクなんてこの世にはありませんがこのバイクはそれにほど近いです。」

というのはMikeさんがフラッグシップとも言えるmonstercrossへ寄せたコメントですが、自分はmod zeroにこの言葉を与えてあげたい。一度跨ったらばその意味をわかって頂けるはずです。