こんにちは
上馬店より一周です。
夏真っ盛り、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
久しぶりに実家からMASH STEEL 引っ張り出して来まして、先日組んだROADUNOと半々くらいの割合で日常使いしていますが気持ちの良い汗をかきながら通勤しています。(奥のLOWはウエンツ御大の)
fix特有のピリっと感は何者にも変えがたいと共にエネルギー使いますが、たまにはそれが心地よいですね。ROADUNO乗った時はコンフィーさに毎回感動している気がします。
シリアスなバイクとコンフィーなバイクを行ったり来たりするとメンタルがととのうので複数台持ちの方にはオススメしたいメンタル療法です。
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Mod zero (44)
マイモデルゼロと同じくサイズ44のSignal Yellowのモデルゼロ。
通勤路が一緒(向きは逆)で1週間に1回くらいはすれ違っては手を振る関係の方がオーナー。
(通勤路に慣れてきて自分が時間ギリギリに出るようになって最近はご無沙汰な気が)
2年ほど前でしょうか。ファーストバイクのCross Checkをきっかけにロングライドへも対応できるセカンドバイクを、ということでmod zeroを選んで頂きました。
はじめはmod zeroがそもそも選択肢の中に入っていなかったそうですが、店頭のマイモデルゼロに乗って頂いて「このバイク気持ちいい!!」と気づいて頂くいつものパターン。
そう、グラベルバイク然としたこの出立ちからは良い意味で予想を裏切るアスファルトでの歩調の良さには、乗ってはじめて腹落ち、実感して頂くことが多いです。
気になってるならとりあえず乗ってみてください。話はそれからです。
HEDの名作アルミリムBelgiumを用いて大径の700Cのホイール、そして前ギアはフロントダブルとアスファルト寄りなギアセッティングにしています。
これはマイモデルゼロを650Bで組んでいて不満はないんですが、東京で暮らしている身としてはアスファルトの上を走ることを考えてこんなセッティングにしたいなぁ、、、
もう少し細めのタイヤ履かせて700Cにしたら絶対調子良いじゃんこんなの、、、
ともやもや感じていたのが伝播した、と勝手に思っているのですがどうなんでしょうかNさん!!
してないか!!!
アスファルト寄りとはいえど、ピュアロードバイクなギアを取り付けた時はガレ場で必要な軽いギアを作れないのでいつものGRXで重〜軽のいい帯域のチョイスを。
慣れてきたらグラベルにもトライ!ということでタイヤはしなやかタフのバランスの良さに定評のある42CのTaravail Rampartを履かせています。
このバイクをきっかけにビンディングペダルにもトライして頂いたのも嬉しかったところ。
ビンディングにするかしないかの1ステップでロングライドでの快適さは2段階ほど上がるイメージ持って頂いても大袈裟でないと思います。
ペダルと足がズレない、それがもたらすポジティブな影響は距離が長くなればなるほど大きいのですな。
コックピットもアスファルト寄りな構成、微フレアなwhiskyのアルミドロップハンドルにシルバーのTHOMSONのコンポーネントを添えて。
よく見る組み合わせなんて言っちゃえばそうですが、結局「いつもの」が良いというのはどんなジャンルであっても一緒かなと思います。
マンネリ化して考えに考えて選んだものはやっぱ違うな感ありがち(まぁそのくだりが楽しいんだけど)だったりもするので。
コーヒー屋に入ったらばまずはブレンドを頼む、サイゼに入ったらばミラノ風ドリアから攻める、きのこたけのこに関してはたけのこ(きのこ派はエネミー)と同義ですね。
ヘッドセットはChrisKingのマットブラック、そしてしれっとコラムスペーサーもKING製の同色を仕込んでいます。
いちスペーサーとして内部の肉抜きの仕上げや精度の機能的な部分もさることながら、ヘッドセットとのツライチ感はKING純正ならでは。
ちょっとした部分ですが既製品で近い色味があるシルバーと艶ありのブラック以外のカラーに関してはコストをかける意味を感じますね。
っぱこの最小サイズを感じさせない佇まいの良さは大きな魅力だよなぁ〜!!!なんて触れる度に感じちゃいます。
日常の足としてよりかは、 たまの遠出バイクとのことで朝モデルゼロ同士ですれ違うことがなさそうなのが残念ですが、きっといつか朝にすれ違うこともあるだろう。
もしそんなタイミングがあったらばアツいなとたまに通勤でmod zero乗ろうかしらと思った次第。
ついでに700Cx35C+フェンダーにしちゃおうかしら。ダイナモにしてラック付けて。
Mod zero (53)
こちらのオーナーも同様の経緯、それまでのまったり目のバイクからのステップアップ、CRUSTをこれまで気にされていたオーナーだったので、BOMBORA ENVEも天秤に載せつつの僅差でモデルゼロに軍配が。
こちらはBluelug入荷分としては上から2番目のサイズ53。言葉の響きからはイメージしづらいですが非常に大きいです。
本国で最も大きいサイズは59まで用意がありますがおそらく乗れる方は0.001パーセントくらいの割合ではないでしょうか(脚の長い外国人体格でも少なくとも190cm以上は身長が必要かと)、ってことでBluelugでは56サイズまでご用意しています。それでも相当デカイですけども!!
こちらのオーナーは身長185cm前後ほどで脚もかなり長めですが53cm。59がいかに大きいかがわかって頂けるかと。
この53サイズ以上の特権といえば、ダウンチューブにボトルケージを2個取り付けられるというところ。
個人的に憧れの西海岸のフレームビルダーのバイクたちを思い出してしまう必殺的ディティールの1つだなと。
mod zeroのプロトタイプである薄黄色のmod zeroにつけられていたレッドアルマイトのwhite indのヘッドセットからイメージを受信して、ヘッドセットは赤で!からはじまったこの1台。(このプロトフレームの裏話好き)
マイバイクはグリーンのアルマイトパーツのセットを盛り込んでいたので、それにも触発されたとかされてないとか。
そんなこと言われるとあの動画を撮ってもらった意義があるなと。
大部分はお任せでご依頼頂いたのですが、細かい部分にも赤のアルマイトパーツをちょこちょこと。
BlackMountainCyclesのバイクに関しては大きなパーツでカラーものぶっ込むよりかはほんのり香り程度の方が、このバイクの佇まいに合っているかなと思っています。出入口入って右側のショーケースにはwhite indのハブがズラっと並ぶ、ポイントレイズステーション現地のバイクショップとしてのBlackMountainCycles、
ついついwhite indのコンポーネント類をオススメしちゃうのはきっと現地に赴いた経験がより強くさせてるんだと思います。
サイズマジックもありますが、詰まるところフレームの佇まいですねぇ。
身長伸びたいですねぇ。伸びないですかねぇ。そろそろ骨延長するかぁ〜
Go GreenとSignal Yellow2色展開のモデルゼロ、有難いことに上記2台と同様のSignal Yellowは47サイズ2本を残して完売御礼です。
モデル問わず毎ロット原則カラー展開は変わるので二の足踏んでいる方はご英断頂けたらと。
身長170cm前後の方が適合になります。
この日本に近い路面状況の環境下で生まれたモデルゼロ、長い距離のアスファルトからたまのグラベルの満足度を高く駆けるなんて乗り方にはうってつけな1台なので自信を持ってオススメ致します。
今回はこの辺で
それではー
いっしゅう