“ステップスルーのRivendell”、埋まってないピースでした。

 

フレーム単体で販売が始まったCLEM SMITH-JRを見てると、むくむくとイメージが。

 

自分が組むなら、極太タイヤでオフロードも行ってみたいと言うよりは、自転車に乗る時もロングコート着たいかなってくらいの、生活感のある感じ。

 

ただ、僕には心の友で、旧知の仲のSamhillborneがいるので、用途が被らないか心配だったのですが、それでもステップスルーは別物だよねと言うことで、とうとうCLEMを組んでしまいました…

 

 

しばらく乗ってみて、色々と咀嚼し始めてるので、ここらでブログを書いてみようと思います。

*RIVENDELL* sam hillborne (51)

早速脱線なのですが、まっちゃんズベストバイク賞のSamhillborneを紹介。

 

B352アルバトロスバーに、BROOKSのレザーサドル、WALDの137バスケットetc…なんの変哲もないセッティングに見えるかもだけど、このセッティングに着地するまでに、幾多の試行錯誤の歴史があります。

もっと脱線

近日リリース予定のサム、新色が仲間入りしましたね。

日本にはもう間も無く、またお知らせします。

 

 

サムがあるのにも関わらず、CLEMをどう組む!

*RIVENDELL* clem smith jr. (45)

ばん!

結果好きな感じで組んじゃうので、似ちゃう笑

 

ただ、研ぎ澄まされたサムの佇まいを崩さないためにも、CLEM固有のステップスルーを活かすためにも、”すべてを背負わせるハイパー快適バイク”にしてしまうという作戦で、差別化を図ります。

*RIVENDELL* clem smith jr. (45)

全体的なパーツ構成について!

Rivの乗り手も、乗り方も進化していく感覚はもちろんあって、トレンドでオルタナティブな感じも、もちろん柔軟に受け入れたいところではありますが、Rivendellに惹かれる理由の1つとして、”変わらない良さ”という側面もあると思っていて、僕はどちらかというとそこにヤられてるくちなので、自分のバイクとなると、スイープバックの効いたハンドルで、ゆさゆさ走りたい。

 

だから結果やっぱこうなる。

ちなみに、オルタナティブ系の筆頭、CALLING IN SICKがキッカケで盛り上がってる、オルタナティブ系の組み方(フラットバー系でヤンチャに組んでオフロードもシームレスに行っちゃう感じ)も憧れるんですけど、でもぶっちゃけそういう用途は、他の手持ちのバイクに担ってもらえたりしますから。

*RIVENDELL* clem smith jr. (45)

下馬評通りCLEMはより低重心で、車体の全長も相まって、安定感は抜群。

 

全長長いだけあって、フレームのしなりも面白くて、バネが効いてるような独特な乗り心地でとっても面白い。

 

まったり走りたい時はCLEMで、機敏さが欲しい時はサムって感じで行こう。

 

 

ボディカラー!

オレンジにしました。

いつもは選ばない色だけど、ザッツ擦り込み。

かつてRivendellのウィル君が乗ってたCHEVIOTが忘れられなかったのかもしれません。

Bridge Stone USA時代から脈々と続く、オレンジの文脈…

 

 

具体的にセッティングでもサムとの違いをつけたので、以下に列挙。

 

まずはホイールのサイズ。

700Cが入った!ただし条件付き。

 

前述の通り、ジャングルステップスルー的なニュアンスで650Bのオフロードタイヤを入れるというよりは、進みのいい感覚が欲しかったので、嬉しい大誤算です。

*RIVENDELL* clem smith jr. (45)

僕のClemは45サイズなので、本来であれば、27.5インチのホイールが適合。

 

車輪を700cに大きくするだけだと、ブレーキパッドが届かなくなるので成立しませんが、PAULのMOTOLITEを使えば、ブレーキパッドの上下移動の可動域が非常に広く取れるので、ほんとはダメが実現できます。

 

27.5インチで組むと最大タイヤサイズは650×60Bですが、700Cにインチアップした時に履けるサイズは700×50C!

 

ちなみに未確認ですが、SUSIE、PLATYはクリアランス的に狙った感じにならないと思うので、やっぱCLEMの特殊能力ということになりそうです。

 

ホイール径の違いって個人的には用途がガラッと切り替えられるので、重要な部分。

 

 

ハンドルはBillie Barにしました。

*RIVENDELL* clem smith jr. (45)

ClemもB352でいいかなと思ってたんだけど、45サイズでホリゾンタル換算でトップ625mm!随分とトップチューブが長いこともあっって、352の系譜があって、戻りが十分あるBillieを使ってみてます。

 

サム、HOMER、ROADINIあたりには引き続きB352でいいと思いますが、CLEMはじめ太Riv系にはBillieを今後たくさん使いそうですね。

 

ちなみにLOSCO BARも現在のリクエストに対応して、610mmを試作中なので、太Rivにももっと使っていただきやすくなると思います。

 

 

利便性の追求!

*RIVENDELL* clem smith jr. (45)

Samには砂利道遊びという用途もあるので、フェンダーがついてると煩わしいので付けないと決めました。

 

ステップスルーのCLEMは”便利な自転車”というコンセプト。

 

雨の日バイクとして徹してもらうために、ごちゃごちゃ色々と利便性向上パーツを付けて最強の生活バイクにしようと思ってますが、まだ道の途中。
*RIVENDELL* clem smith jr. (45)

*RIVENDELL* clem smith jr. (45)

やっぱりダイナモ欲しいし、チェーンリングガードなど今後カスタムしていく予定。

 

あえてバスケット外すなんて全く考えられないくらいに、バスケットアディクトなので、もちろんつけます。

CLEM、組み方でこねくり回してみはしましたが、結果シンプルに、マイルドな乗り心地というのが気に入りました。

 

これなら久しぶりに自転車乗ってみようかしらって方にも無理なく乗ってもらえそうで、おすすめできる方の想像もまた膨らみます。

 

もうちょっとアクティブにって方は、ちょうどSamhillborneの入荷も控えてますね。

自称プロのサムヒルボーン乗りとして、色々とアドバイス出来ると思います。

 

 

今日はこの辺で。

またアップデートしたらレビューしたいと思います!

 

またまた。