アメリカはカリフォルニア州、サンノゼにファクトリーを構えるPhilwood。
トラックハブに代表される質実剛健で高品質なバイクパーツは世界中のバイクフリークの心掴んで離しません。
かくいう自分もその1人、昨年はPhilwoodのアメリカ現地の工房に赴いて歴史の厚みを肌で感じてきました。
それぞれ役割の異なる切削機械たちとこれからパーツとして命を吹き込まれる高品質な金属のカタマリのインゴッドが所狭しと並ぶファクトリー内、工場特有のふんわりと香るオイルの匂いが思い出されます。
自転車にまつわる数多くのモノたちがひしめき合う中で、自転車とは全く関係ないファニーなモノ達も違和感なく同居しているのが自分の勝手にイメージしていたアメリカ!な様相でより一層ファンになりました。
創業年は1971年。3年前の2021年にブランド50周年の大きな節目を迎えました。
しかし50周年を迎えた最中は未だ例の渦中ということもあり。
ようやくそれが明け50周年!(時が経って53周年に)と大手を振って祝えるタイミングが来たのでこの度特別なプロダクトがリリースされることに。
昨夏にPhilwoodのファクトリーを訪れた際の動画でもしれっと登場しているのが今回の目玉です。
(見て頂けましたでしょうか?)
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Philwoodの代名詞的プロダクトであるトラックハブの”Pro”モデル、
そして同じくアメリカに工房を構えるVelocityのモダンリム、Aileronへスプラッシュアルマイトを施したスペシャルトラックホイールセットです。
RGB (Red/Gold/Black) スプラッシュと名付けられたこのカラースキームは全てアメリカのVelocityのGrand Rapids ファクトリーにて、全て手作業で行われておりひとつとして同じ模様はありません。
その後Philwoodにて個別検品とクリーニング、ハンドポリッシュを経て深い光沢と保護性をプラスする3層のセラミックコーティングが施されています。
ディスクブレーキ用リムのためブレーキの使用はできませんが、クローズドコースのトラックレースなど、ここぞというシチュエーションで格別の走りと存在感をみせてくれるホイールになるのではないでしょうか?
個人的にはハブとリムをバラしてゴニョゴニョ、、、なんてバチあたりなことを考えてしまいます。
お揃いのスプラッシュアルマイトが施されたロックリングツール、セラミッククリーニングスプレー&クロスが付属したスペシャルな内容になっています。
なお日本への入荷は5ペアのみ。
今後の再生産予定も無く50周年を祝うに相応しい特別なホイールセット内容になっています。
あまりにも豪華過ぎるぜ、、、
スペシャルなホイールセットは色々な意味でスペシャル過ぎるので、なかなか手が出ないぜ、、、
なんて方は同スプラッシュパターンを用いたサイクルボトルもあり〼。
今回アパレルが充実、スペシャルホイールにも採用されているプロトラックハブがプリントされたTシャツ、
バックプリントにはハブが封入された箱にも記されている「BUILD IT STRONG , KEEP IT SIMPLE , MAKE IT WORK」とPhilwoodのプロダクトを象徴する文言が入っています。
また創業年の19″71″に合わせたフーディーは胸の”PW”刺繍があのモチーフというのがアツい。
キャップはNEW ERAボディで2型、節目で様々なプリントが施されたBBキャップはコレクターズアイテムの1つとして定着しつつありますね。
過去のリミテッドPhilwoodキャップをズラっと並べてるとこ見てみたい。
こちらは50周年とは直接関係ありませんが、製造の過程でキズやアルマイト不良で製品になることの無かったハブシェルのB品を用いた隠れた逸品、カードホルダーが久しぶりに再入荷しています。
しれっと写真のようなスペシャルなカスタム品である”SLR”の肉抜きが施されたトラックハブなんてものがあったり。
アソートでのご用意の為オンラインストアで購入の際は種類が選べませんが、店頭にお越しの際は多くの選択肢の中から選んで頂けます。
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そんなPhilwood50周年を祝うプロダクトたちの発売日程ですが、
Bluelug店頭では4/20(土) から、
オンラインストアでは4/22(月)19時スタートを予定しています。
それでは。