上馬店のシャミです！！
最近ブルーラグ内でトラックバイクブームが密かに起こってるんですが横目で見てると自分も久々に乗ろうかなって思ってしまってるんですよね。
しっかり乗っていたのはもはや数年前になってしまうんですがなんだかんだ僕もAFFINITYのLOPROを持ってまして。
ちょっとパーツ引っこ抜いたりの状態なので少しパーツ買い足せば乗れるわけです。
けど乗るならなんかしたいのでその辺を今思考中。
載せ替えるかカスタムするか・・・
ちょっとワクワクしてきた！！！
余談とは関係ないんですが今回はSURLYのバイクチェックを３台。
ご納車してすっかり時間経ってしまったんですがその分色々なお話も聞けたのでそれらにも触れていこうかな。
*SURLY* straggler (52)
こちらはサーリーのストラグラーで純正色となります。
カスタムペイントと相性がいいのでよく塗らせてもらうのですが純正色にはそれにしかない魅力があります。
年代で色が変わったりサーリーらしい高耐久のパウダーコートなのでボロボロになった時めちゃくちゃかっこいいから早くボロボロにしたくなっちゃう。
ハンドルは*WHISKY* No.7 12F aluminum drop handlebarでフレアの効いたハンドルをチョイス。
用途はやはり街乗り。けど少し前までロードバイクには乗っていたそうでストラグラーの乗り味を活かしつつ日々をストレス少なく便利にと言うことでフロントラックをオン。
フロントラックは*SIM WORKS* obento rackで少しばかり天板の大きさがあるものを。
さらにそのラックに乗っかるのは*ILE* porteur rack bag small機能性抜群のILEのヤツ。
obento rack × small rack bagの組み合わせいけまっす。
この生地感がいい。撥水性、耐久力、共に優れたワックスドの生地にモダンなx-packの組み合わせ。
まだな人は見た方がいい、ILEのエリックバイクチェックとショップツアー！！
店内かなり整頓されていて見やすい上に見応えすごい。あとワンちゃんずっと可愛い。抱きしめたい。
街乗り×バッシュガードはアンクルバンドと合わせて使えば裾汚れや噛み込みをほぼ完全に阻止することができます。
アンクルバンドがなくてもパンツが太すぎない限りは汚れにくく服装選ばないから街乗りとの相性◎
タイヤは*ULTRADYNAMICO* cava robusto tireでストラグラーにはパツパツの太さですがエアボリュームのおかげで荒れたアスファルトや段差などの衝撃はタイヤで吸収してくれます。乗り心地アップ。
ご納車のタイミングからまもなくのことですが、ウルトラダイナミコの2人が来日したタイミングでした。
せっかくならとオーナー様にも声をかけて見たところ当日にも関わらず時間作って遊びにきてくれました。
その同じタイミングに居合わせた上馬の常連様たちとも仲良くお話ししていたようで気づけば輪が広がりいろんなところへ遊びに行ってるのをインスタグラムで見てました！
最近は幡ヶ谷バックスウィープスのライバル、下北グーパーズ(下北のカレー屋さんなすおやじさんを中心とするチーム)のメンバーとして月１で野球で真剣勝負してます。
(最近寒くてだいぶ出不精になちゃってますがね。)
ダイナモライトも街乗りにはもう必須といって言い。夜間走る人にとってはどんなバイクバッグよりも遥かに便利と感じられるんじゃないかな？
夜道を明るく照らすにはやっぱりライト選びは重要で、今回はデザイン、明るさで優勝な*SON NABENDYNAMO* Edelux IIを。可愛いし、何より配光が考えられててライトのカットラインがめちゃくちゃ綺麗に出てるから無駄に散らばってない。
ハンドリングやブレーキの力を支えるヘッドセットは*PHILWOOD* 1-1/8 headsetでパープルの差し色。フレームのカラーとのカラーマッチングはバッチリ。ご納車からすぐにシートクランプの同色の入荷がありそちらもカスタムさせてもらっています。
一緒に野球やったり上馬店にも週末たくさんのお仲間を連れて遊びにいらしてくれて僕も公私ともに楽しませてもらってます。
近く一緒に白球を追いかけ回しましょ。
お次。
*SURLY* steamroller (53)
お次のバイクは同じくサーリーからスチームローラーというモデルになります。
こちらはサーリーの既存のモデルで唯一のリムブレーキモデルとなります。
昨今ディスクが急ピッチで進む中やっぱり直感的でわかりやすいリムブレーキってどこかいつの時代も格好良く映る。
リムブレーキのキャリパーって造形そのものがめちゃくちゃかっこいいですよね。選ぶ理由はもはやそれだけでもいいくらい僕の中でリムブレーキって特別好き。
このスチームローラー実は少し特別なカスタムをしていて。
それはリアブレーキのワイヤー受けがついていること。
なんのこっちゃって感じだと思うんですが通常のスチームローラーがこちら。
↓↓↓
このように本来アウターワイヤーがレバーからブレーキ本体までフレームを這う形でずっと続きます。
けどさっき紹介したフレームにはアウターを受ける小物がついているので途中でインナーワイヤーが剥き出しになるのです。
このメリットはたくさんあるのだけどまず、がっちりとアウターが固定されること。
アウターワイヤが暴れません。
また、収まるべきところにかっちりハマるのでアウターに対してダメージが低くなります。ワイヤーの寿命が延びる。
ほんでもってブレーキを握った時のフィーリングがとてもGOODですね。
結構これははっきりと違いが出ます。コストかけるだけの価値があると個人的には思う。
もう1点手を加えているのがフォークの中腹に増やしたラックダボ。
スチームローラーはフロントフォークにネジの受けがありません。
最初の状態でラックがつかないわけではもちろんないんですが見た目のスッキリさと、頑丈さを両立させようと思ったらそれ専用のラックダボが一番向いてます。つけられるラックの選択肢も増えますしね。
っで！！それだけゃなくて、ついているラックは*NITTO* M-1B front rackなんですが、このラックを「パウダーコート」で塗装してあります。
しなくていいと言われればそれまでなんですが、「ラックを塗る」っていう特別感がより一層満足度を上げてくれる…
満足度が愛着ですからね。
と、フレームのカスタムでたくさん綴ってしまいましたが、使ってるパーツもめちゃくちゃ渋い組み合わせなのでそちらもきちんとご紹介を。
まずヘッドセットは塗り上がったばかりのフレームを目の前にたくさんあった色の中から*PHILWOOD* 1-1/8 headsetガンメタをチョイス。
そのガンメタと合わせるようにチェーンリングは*AARN* track chainringのカモ柄を。
単体で見ると結構派手目な感じでしたがフレーム収めた時のハマり具合で悩むことなくこちらに笑
前後にPHILWOODのトラックハブ。
前後のハブは以前にも使われていたハブをご活用。
やっぱりしっかりした良いものっていうのは時を経ても価値が変わらず使い続けられるのが良いですね。
以上、フレームへの小物溶接を伴うスペシャルなカスタムスチームローラーでしたっ。
通常よりもコスト、時間のかかるカスタムなので誰にでもマッチするわけではないですがあれ付けたい、こうしたい、が最初から明確にある場合こういったカスタムも承れるので是非ご相談ください。
普段の移動を主軸にしてドロップハンドルで多すぎない段数のギア。
バッシュガードやダイナイモハブ、生活における便利を足していったストラグラー。
はたまた通勤での使用がメインでもギアは無しのシングル。
細かいけどはっきりとした違いの現れるちょっと特別なひとてまを加えたカスタムスチームローラー。
どちらもそれぞれの生活スタイルやその時の欲望の赴くままに組み上げた１台。
こうして違いが現れるのって当たり前だけどやっぱり考えて組んだバイクってかっこいいですね！
もちろんできないこともありますがその辺最初は気にせずにざっくばらんに相談してもらえたら何がしたいのかも伝わってくるので気兼ねなくでよろしくお願いします〜
ではでは、このへんで。
シャミセン
