こんにちは
上馬店より一周です。
先日のyoutubeは見て頂けたでしょうか。
アメリカ出張BlackMountainCycles回、店頭でも多くの反響を頂いています。
僕らが生まれる前からこのシーンに身を置く業界の大大大先輩、もといリビングレジェンドの言葉を固唾を飲んで聞いていました。
RivendellにBlackMountainにMASHにと、、、各所訪問致しましたが、今回の出張メンバー全員がバイクを所有している唯一のメーカーということもあり、全員がマイクさんにがっぷりと。
monstercross (52)
自分はBlackMountainCycles設立当初からある象徴的なモデル、monstercrossに乗っています。
(ごく少数ですが52サイズが久しぶりに再入荷しています。)
ピザを頬張りながら、「こ、これ俺のバイクナンデスケド!!!!」と鼻息荒く、
不躾に画像を見せ、褒めてもらったのが最高沸点だったやもしれません。
旅の恥はかき捨てである。
(ちなみにお店としてのBlackMountainCyclesのすぐ隣、徒歩1分のところにあるこちらのピザ屋さん、マイクさんのフェイバリットはLimantour。写真右)
いや、やっぱりマイクさん私物の通勤Fixed仕様のフラットバーmonstercrossを見たところだろうか。
千切れたペダルストラップだけを補修して乗っているであろう、左右チグハグなメーカーでの組み合わせだったり、アウターのチェーンリングの歯を削ってバッシュガードにした、メカニックならではのアイディアだったりとツボをぐいぐいに押される気持ちでした。
この後自分のバイクへ同様のFIXEDカスタムをしたのは言うまでもありません。
この整頓された店内、しっちゃかめっちゃかな上馬店のメカニックピットを顧みてしっかりやらねばなと。背筋が伸びる思いでした。
(マイクさんはこのお店のことと、メーカーとしてのBlackMountainCyclesを全て1人で切り盛りしています)
ガラスのショーケースの中に現行のwhite indのパーツが詰まっているのはもちろん、出入口の通路挟んで問面にヴィンテージのパーツコーナーがあるのも最高です。
アメリカのバイクショップはどこもスタッフ私物なのかそんなコーナーがあって、ちょっと上馬でも同じことやりたいなとか思ったり。
メカニックピット側のショーケースの端っことかでやりたい。持っているスタッフに直接値段交渉スタイルで。
しかし、ゴミ箱に新型mod zeroの由来になっているモデロ缶が捨てられているのは笑いました。
仕込みかと思った。
BlackMountainといえばなズラっっと並ぶヴィンテージバイクコーナー、全てのバイクをマイクさんの解説付きで。
こちらは酒の肴にyoutubeで是非ご覧になってくださいね。
動画の後半で触れている、過去作られたというトラックフレーム、
この前の日にオークランドのレジェンドバイクショップであるKING KOGに立ち寄った際、マットブラックのトラックフレームにいつものBlackMountainのデカールが貼られていたものを発見しました。
こんなもんあるかいな、バッタモンだろ!と思いつつも、本物かどうかBlackMountain行ったらマイクさんに聞いてみようぜ!なんて話してたら入店してすぐ同じものが吊ってあるのを発見、ギョッとしました。
まさかの本物というのが判明。
無地だったのでマイクさんの手でデカール貼り付け、箱詰めまでマイクさんにやって頂き(レジェンドになにやらせとんねん)ハンドキャリーで帰国しました。
マイクさんサイズの62cmとかなり大きいサイズなのでおそらく乗れる人はいないであろうし、しばらくは上馬店の天井に飾っておくかぁ!
なんて話していたのですが、
Track (62)
すぐにオーナーさまが現れ、この東京の地に走らせることが出来ました。
ありがとうございます。
ショートリーチのキャリパーブレーキ、タイトクリアランスでピュアトラックな詰まった至極シンプルなトラックフレーム。
ネットの広大な海を探せどもこのフレームの情報は全然出てこない、写真は1枚も出てこなかったです。
他にも設立当初に作られたSSのMTBなんかもあるそう。海のこちら側からしたらただただロマンでしかない。
これともう1本、56サイズのトラックを上馬店にご用意しています(上馬店での対面販売限定とさせてください)。
(BlackMountainCycles Tシャツを着ておのぼりさん全開である)
BlackMountainCyclesに別れを告げた後はマイクさんリコメンド、街のジェラート屋さんにも立ち寄ってみました。
スーパーの奥にあるお肉コーナーのカウンターからオーダー出来ます。
マイクさんに会いに行ったらばこちらも合わせて是非。
帰り際にはいつもマイクさんがライドしている、よくSNSでも登場するボリナスリッジトレイルへ。
いつかここへ自分のmonstercross持って乗りに行くのが今の自分の夢のドリームです。
(牛のプープが散乱していたので忘備録)
おわり