RivendellのRoadiniがニューカラーを携えて日本に到着しました。
とても嬉しいので、ブログを書きたいと思います。
Rivendellのラインナップの中でも、特に欲求不満をパワーに作り上げられたような感じがする、Roadini(ローディニ)というバイク。
欲求不満の対象というのは、世の中にあふれるロードバイクというものについて向けられているようです。
確かに、Rivの中では軽やかな乗り味で、俊敏な部類に入るバイクですが、必ずしもドロップハンドルで組む必要が無いし、必要であれば、バスケットだってつけてもらっていいと思います。
それってロードバイクなの?って感じですが、確かに。
でも解釈を少し変えてみて”道路を走る自転車”としては、とてもいい。
競技機材としてのロードバイクの概念というよりは、あえて括れと言われたら『ロードバイクになるんかな〜』という位置付けです。
僕はRivのこういう価値観に心底惚れ込んでいたのを思い出しました。
Rivendellらしく、しなやかな乗り心地は健在で、見通しが良いアップライトなハンドルポジション。
安定感を確保するために備えてある豊かなタイヤクリアランス。
そして美しく多用途でタフなフレームデザインという、どれをとってもRivらしい解釈のロードバイクです。
今回の入荷では新たにお目見えした”SERGIO GREEN”と、”DARK GOLD”の布陣にて。
僕はSERGIO GREENにぞっこんです。
久しぶりに、役得デモバイクを組ませてもらいました。
Rivendell/Roadini “SERGIO GREEN” SIZE:54
松本的Roadiniの理想的なセッティングを具現化させてもらいました。
ドロップかアルバスタッシュにしようかと思ったのですが、直前に見た1900年代のメッセンジャーキッズの写真に惚れ込んでしまってそんな感じをイメージしました。
https://mashable.com/feature/bike-messengers
(Sさん情報提供ありがとうございます!痺れました!)
ハンドルはB355″KITE BAR”に。
アルバトロスをはじめとした、大ぶりでダイナミックなスイープバックバーを使うのも良いですが、このハンドルのようにシャープさを残したハンドルで、シュッとスピーディなライディングを楽しんでもらうのも良いんじゃないかなと思います。
RoadiniにはRivの中では珍しくWレバー台座があるので、もちろん使います。
手元変速の快適さは重々承知ですが、ハンドルから手を離して、よっこいしょ!と変速をする風情を感じてほしいです。これがクラシックスタイルというヤツ。
最大タイヤサイズは42mm、フェンダーをくぐるには38mm程度。
フレームサイズ50から700C対応なので、Delta Cruiserの35mmクリームをチョイスしました。
全体像をもう一度。
とてもシンプルで、良いフォルムのバイクになったと思います。
走ってみると、自分が乗ってるSamhillborneより、ヒラヒラとした感じが面白い。
700Cというのもポイントで、サボらずペダルを踏み込んでみると、爽快なのでついつい走る距離が伸びちゃいそうだな〜なんてご機嫌でした。
あまりこういう乗り心地はRivendellの中では経験できないので、貴重な存在だなと。
低重心のタフガイが揃い踏みですから。
少し前に、YouTubeにて谷さんとチュウヤンとRivendellのチャート作りをしたのですが、Rivを検討されてまだご覧になられていなかったら、ぜひ一度見てみてください。
それぞれのモデルがなぜ生まれてどういう役割があるのか話せているかなと思います。
余談なんですが、僕はRoadiniが前々から欲しいんですよね。
ややスローピングのフレーム造形といい、ヘッドチューブのラグレス具合なんかも、フェチ心をくすぐります。
SERGIO GREEN、良い色だな〜…
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鹿児島の畔見師匠のRoadiniも流石の組み上げ。
それではまた!
最後に好きな写真!