先週末は幡ヶ谷店のみの営業となりまして多くのお客様にご迷惑をお掛けしてしまったと思います。
幡ヶ谷以外の店舗をお休み頂いて大勢のスタッフで「SWIFT CAMPOUT 2023」に参加させて頂きました。この場をお借りして改めてありがとうございました。
数チームに分かれての各自行先もバラバラの参加でしたので本日以降も各々の報告(楽しかった自慢)が続くと思いますが先陣を切って僕が参加した「八丈島チーム」からお届けしますね。
八丈島までは夜行フェリーに乗って向かうので金曜の夜からのスタート。
仕事終わりのドタバタで忘れ物が無いか不安になりながらの出発です。
上馬店から参加のシャミちゃんと待ち合わせる為246で待ち合わせ。こんな大都会もこれから行く八丈島も同じ東京都ってんだから不思議なもんです。
東京タワーを横目に目指すは竹芝客船ターミナル。
乗船票の記入や自転車の預けもあるので早めに着く事をオススメします。(当たり前)
僕は島キャンプ童貞だったので他メンバーが事前の申告とかしてくれたお陰で自転車はそのまま預ける事が出来ました。因みに「自転車」を預かる形になるのでパッキングしてある荷物は一度ここで外して手荷物として乗船になります。
いざ乗船。(僕はこの時サントアンヌ号みたいだなーって思ってました)
無事に出航したらお決まりの甲板に出てレインボーブリッジの下を通る瞬間を拝みに、、、
行きません!さっきまでお仕事してましたから年齢層高めなオジサン連中は花より団子な訳ですね。普段クールなアサヒがエビフライカレーっていうワンパクメニュー頼んでたのが地味にジワリ来ました。
(一応食堂の窓越しからパチリ)
2段ベッドってなんでワクワクするんですかね。
因みに八丈島まではフェリーで10時間!!長めの船旅になるので半個室のこのタイプは快適でした。
仕事終わりで直行だったので僕は早めに就寝してしまいました。フェリーでの夜を楽しみにしてたムーチョの寂しそうな顔が今でも思い浮かびます。
波に揺られながら朝方遂に八丈島が見えてきました。(因みに僕は寝てます)
22時に出て8時着。
下船。
「下船の画撮りたいので先に降りますね!」って活き活きと出て行った最年長のムーチョ。この旅は終始楽しそうでホッコリ。
預けていた自転車を受け取ります。そのまま船に載せれるってのは朝の寝起きのテンションで自転車の組立をしなくて済むので良いですね。
それぞれ荷物をバイクに戻していきます。最近キャンプ機会の多いシャミちゃんのパッキングが上手でジェラシー。
たまたま金子さんのお客様もいらっしゃってて完璧なディスクトラッカーに出会えました。
まさか八丈島に来てまで金子さんの組むSURLYがカッコいいと思わされるなんて。勿論それを相棒にしてるオーナー様もカッコ良かった!
皆のバイクを並べて撮る青春ぽい事をしたらキャンプ場に向かいます。
ありがとう!さるびあ丸!
島の道路の作りって似ているのか桜島に似てるなーなんて思いながら走ってました。当たり前ですけど車も少なく走りやすいです。
今回は出来なかったですけど一周道路もあって60キロ程で回れるそうだからそれも楽しそう。(後で出ますが勾配も多くて中々の走り応え)
この旅で何度もお世話になった「スーパーあさぬま」。
ご飯の話ばかりで申し訳無いですがここで朝食を。お惣菜のパンが美味すぎ。
そして本日のキャンプ地に到着。
「八丈島プラザ」
八丈富士を眺める事の出来るキャンプ場。今回はたまたま貸し切りの贅沢を堪能出来ました。
テントを立てて本日の寝床の準備。やっとキャンプライドぽくなって来ましたね。
そして僕らのライドはここからが本番。
荷物をテントに置いてライドに出掛けます。
目指すは温泉と林道ライド。僕も知らなかったんですけど八丈島は温泉が多いみたいでその中から2か所を巡ります。
ルートを確認したら出発です。
シャミちゃん以外は一緒に走るのが初めてのメンバーだから楽しみでした。
(キャンプグッズをテントに置いて走り行くのは果たしてキャンプライドなのかっていう野暮な事はこの際抜きでお願いします。)
風呂入るって言うのにアサヒが着替え一式忘れたので近くのお店で買い出し。僕はパンツを提供しました。
彼はニューサーファーです。
ちょっとした大喜利を挟みつつ目指すは一つ目の温泉。
ですが、先程お伝えしたように勾配の激しい八丈島。
10%の坂が連続で現れます。
みんなで必死に上ります。
上りきると絶景。これは都内じゃ見られない景色。これだけでも価値がありますが温泉を目指します。(この後も上り下りを繰り返しますが思い出したくないのでカット)
一つ目の温泉「裏見ヶ滝温泉」に到着。
ここの温泉は水着で入る無料の温泉で地元の人も利用してる様子。
混浴って事でしたが僕たち以外誰もおらず。。。
滝を眺めながらの温泉は坂を上ったって事もあって格別。出来ればここで終了にしたいんですが次に向かいます。
(因みにここは、洗い場などは無く入るだけなんでご注意を)
次に向かうは林道ライド。「東山線林道」を目指します。(勿論アップダウンを繰り返し)
ここは有名な林道らしく楽しみにしていました。
砂利あり、ガレあり、ほぼ藪漕ぎありの盛り沢山の充実した内容で噂に聞いてた通りの充実林道。
僕はずっとサンダルだったんですけどしっかり泥まみれ。
決して42Bのスリックタイヤのフェンダー付きバイクでは来る所では無かったですけど完走出来たので良しとします。
(フェンダーに泥詰まって最高でした)
因みに林道の終点はなんも無いです。(笑)ちょっとした広場になっていて空がただ広がるだけです。
各自ドロドロになったので来た道を戻って2つ目の温泉を目指します。
(ムーチョも初めてのオフロードだったのに良く走れたね。スケープボットのお陰かな?)
オンロードに戻って走る事、数十分。(10%の勾配ここでもあり)
2つ目の温泉「みはらしの湯」に到着。
コチラは500円!(安!)で入れる温泉で所謂入浴施設です。(混浴ではありませんよ!)
名前の通り見晴らし最高の露天風呂が魅力の温泉。流石に写真は撮れなかったですが併設の休憩室から景色がコチラ。
八丈島に行く機会があれば絶対に訪れて欲しい温泉です。
因みに休憩室も100点です。
上って下ったって事は帰りも上る訳で折角風呂入ったのにまた汗かくのかーなんて思いながらもキャンプ地まで戻らないとなのでもうひと踏ん張り。
日が沈みかけの帰りも絶景を眺めながら来た道を戻ってキャンプ地まで帰ります。
先程の「スーパーあさぬま」で夕飯の買い出しをして帰ります。
調理器具はキャンプ場で借りる事が出来るので食材だけを購入。
調理器具等を完全に持参するキャンプにも憧れますが、まだまだ僕にはハードルが高いので頼れる物には頼る方向で。無理しないがテーマ。
買ってきた食材を調理(主に焼くだけ)をして夕飯です。この時間がキャンプの醍醐味だったりしますよね。
(シャミちゃんの作ってくれてチョコバナナが逮捕レベルで美味しかった)
僕はSNSで見て気になっていたポテトチップスで作るオムレツを披露。
初めて作りましたが、味はご想像にお任せします。
ムーチョが「The Mind」っていう謎のカードゲームを持ってきてたのでそれをお供に夜を過ごします。
普段違う部署で働いてるスタッフとこうして夜を過ごすのも新たな一面が見れて有意義な時間。外で飯を一緒に食うと何でか距離が近くなりますよね。不思議。
中々ハードな日程だったので皆疲れて、いつもより早めの就寝。
(ドラクエの宿屋の音楽を脳内で流してください。)
大自然で目覚める朝は何だか特別ですよね。
朝食や身支度を済ましてそれぞれ片付けをします。
ここらで皆のバイク見てみましょうかね。
シャミちゃんのEvasion Liteはフォークのダボ穴を活かしたパッキングにFABIO’S CHESTとリアにZEITGEIST。
トドメと言わんばかりにFWのカスタムフレームバッグという一つのお手本の様なスタイル。
VOILEの使い方も流石ですね。いつの間にかキャンプ玄人になっていて今回のキャンプも頼もしかったぞ!
ムーチョはHUBのNIGO君から借りたScapegoatで参加。
VOILEがあればどうにでもなっちゃう気がしてきますね。
コチラもFWのカスタムバッグにZEITGEIST。
こうやって見るとScapegoatのツーリング要素が改めて感じられますね。良いバイク。
こちらのヤムは通勤でも使ってるCrosscheck。
いよいよとりあえずVOILE持っておけ説が強くなってきましたね。
ハンドル周りのワチャワチャ感が彼らしくてグッド。
フロントのCATALYSTはこの位置のライトも遮らない大きさが良いですね。
SIMWORKSのBURRITO RACKの使い方がいいなーって地味に本人には伝えず思ってたのでココで紹介しておこう。
アサヒはドロップハンドルのSOMAのJUICE。
バスケットスタイルが少し力抜けてる感じが彼らしくてナイス。
フォークをSURLYの物にする事で積載量をアップしてますね。
リアにZEITGEISTでバッチリなのに何で着替え忘れたんだろうね?
最後は僕のFrances。
普段の通勤にパニアバッグを追加しただけ。
(この気になるパニアは続報を待て!)
OZETTE(注:現行名は「peregrine」)に着替えやら取り出す物入れて、パニアバッグに寝袋、マット、テントが入ってます。
スマートって言われたけどガスバーナーやらお皿やらは皆に何とかしてもらう気満々だったから少ないのは当たり前。
次回は自分で賄える位の装備をキチンとしたいですね。皆ありがとう!
2日目は飛行機で帰路に着くだけなので空港に向かいます。
そうなんです。八丈島には空港があります。栃木にないのに。しかもフェリーで10時間が飛行機なら40分で羽田です。
空港まで道でも大自然を味わう事が出来ます。八丈富士は登山も出来るらしいですよ。
空港に着いたら輪行の準備ですね。行きのフェリーはそのまま載せれましたが流石に飛行機は無理なので各々取り掛かります。
(因みにキャンプグッズやらは空港から配送して羽田から帰路を楽にしよう作戦です。無理しないのが良いです)
僕は鹿児島にも飛行機輪行した事あったので今回の輪行には裏テーマを個人的に設けました。それはフェンダー付きバイクって事です。
流石にリアフェンダーは外さないと輪行袋に入らなかったので外してなるべくダメージの無い様括りました。
意外と平気だったのでこれからのランドナー活動の幅が広がりました。
皆事前に予習した甲斐があってか滞りなく袋に詰めて無事に預ける事が出来ました。
後はフライトを待つだけ、、、
ってなったんですがまさかの2時間遅れと最後まで笑いありの今回の旅でした。
(すっかりハマってしまった「The Mind」で時間を潰す僕たち)
ぶっちゃっけ僕にとってはキャンプって身近では無いし、1年通して頻繁にやろうとも思わないけど年に一回こういった仲間と過ごす機会を与えてくれる「SWIFT CAMPOUT」ってイベントに感謝だし、それを企画してる「SWIFT INDUSTRIES」はやっぱり大好きだから、もっともっとバッグを使ってくれる人を増やしたいって思いが強くなった2日間でした。
BLUELUGの他チームの報告はまだまだ続くと思いますので「SWIFT CAMPOUT」に参加された皆さんもご自身のキャンプを思い出しながらもう暫くお付き合い頂けると幸いです。
参加出来なかった皆さんも次回のキャンプや来年への参考になる事があれば僕たちも嬉しいです。
それでは八丈島チームの報告はこの辺で。
先ずはお湯沸かすヤツから揃えようと思ったデジタルでした。