RIV関連でフレッシュな入荷があるのと、つい先日組み上がったRIVもあったので、久しぶりにRIVENDELLネタ2本立てでブログ書かせていただきます。
後半ATLANTISの販売方法に触れていますので、よければ最後まで読み進めてみてください。
まずは先日の抽選が記憶に新しいGUSとSUSIEから同時期に組み立てが完了した分、1台ずつバイクチェックを。
マウンテンバイクのような感じではあるけれど、全くもって”それ”とは違うオリジナルなオフロードバイクという形が今回紹介するHillie Bikeのアイコンバイク2台なのかも。
きっとClemからストーリーが地続きで繋がっていて、彼らの中では必然だったHilleBikeという存在。
RIVの中でもめっぽう土遊びが得意な2台を順番に紹介していきます。
*RIVENDELL* susie w. longbolts/wolbis slugstone (50)
GUSとSUSIEで比較すると、どちらかというとしなやかさが特徴にあげられるであろうSUSIEの方から紹介させていただきます。
(ジャンプやキャニオンクロッシングはSUSIEではしないで〜GUSでして〜!と説明がありますが、十分持ちこたえちゃいそう)
しなやかという表現はするけど、いつものRIVの頑丈さはもちろん健在で、ライトウェイトでデリケートという訳では全くありません。
オーナー様組み立てのイメージを、手書きのスケッチ!で持ってきてくださいました。
こういう方に組んでいただけて嬉しい!そんな愛着のある1台です。
基本構成はそれなりにお任せいただきましたが、美意識がとても高い方でしたので、見た目質感、そして配色などその辺りのプロデュースはしっかりとしていただきました。
2台目のオーダーなのですが、もともとお持ちだったバイクはドロップなので、コントラストつけてスウィープバーにしていただきました。
RIV組むなら1度は使っていただきたいB352を軸にハンドル周りの構成。
POWER STEMがアップライズというのもポイント高いですね。
B352を握って、ユッサユッサとしなりを効かせて走るのが楽しいを目指しました。
これこそRIVENDELLの醍醐味だ。
バスケットはつけずに、今回はとてもシンプルなスタイル。
その分、フロントライトが象徴的なディテールとして映えますね。
もちろんダイナモ関係は、ドイツのSONとSINE WAVEの名タッグにて。
3灯LEDの破壊力を感じていただけてる頃だと思います。
グレーのタイヤというキーワードたまたま頂けたので、こりゃもうUDのMARSしかないでしょうという感じで即決いただきました。
27.5×2.35なので、走破性遊び方のバリエーションもたくさん探せそう。
マナーに忠実なところと、今っぽく崩していくバランスを失いすぎないように、PAULなどのガレージメイカーで固めていく感じで。
納車後早くもいろいろとトッピングが始まっているので、これからが楽しみです。
*RIVENDELL* gus boots willsen (51)
GUSで採用されてるアヘッドセットという設定は、RIVの中でも大変珍しくて、おそらくタンデムにのみ採用されていたディテールだったのかな?
SUSIEと比較してもっとも差が出るところです。
SUSIEと比較してもチュービングもしっかりしているようだし、素材選びからもRIVの中でも”過激に”積み、乗りこなせる方へ向けられたバイクなのだと思います。
そんなGUSをまずはコミューティングに最適なセッティングにて組み立て。
こちらも自転車のオーダーは数台経験されてる方でしたので、パーツチョイスはご自身の好みを把握されていらっしゃいましたし、RIVの魅力などご自身なりにしっかり咀嚼していただいていましたが、何か一癖欲しいご様子でした。
なので個人的に最近好みなこの手の”変化球アッセンブル”をオススメ。
フックはSOMAのオスプレイバー。イメージとしては、サンフランシスコの若い世代のRIV乗りがやってそうな感じ?
Calling in ~ のアダムのバイクが、個人的にツボなモノがいっぱいあって彼に対するアンサービルドという裏テーマもあり。
基本的には街で乗られる事を想定されていましたので、ハイボリュームタイヤではありますが、オンロード走行も一応想定したタイヤチョイス、操作もシンプルにフロントシングルにて、とにかくお荷物普段多そうだったので、デカバスケットが要素として求められるところでした。
いつかオフロードorロングツーリングなんてキーワードも出ていらっしゃったので、これからの使い方が一層楽しみなスタートに。
ご納車日も実は一緒だった2台。
これからが楽しみです!可愛がってやってください!
BMCに偏りがちだった最近だったけど、このところRIVの組み立てが続いてて自分もすっかりRIV脳にスイッチしました。
やっぱ自分のRIVラインナップで埋まってないピースはオフロード最適車なんだ…
まともに買える日が戻ってきたらいつかは…
最後まで読んでいただいた方へ。
少量ではありますが、ATLANTIS入荷のスケジュールが整いました。
*RIVENDELL ATLANTIS 抽選*
抽選期間:7月9日(土)〜7月17日(日)
SIZE:50.53.55.59
・店頭での抽選受付のみとさせてください。
・ブルーラグ幡ヶ谷店、上馬店、代々木公園店にてお一人様一回の抽選とさせてください。
(重複が確認された場合は、無効とさせていただきます。お気をつけください)
毎度抽選で申し訳ないですが、じっくり時間もある事ですし、自分の使い方と今回入荷のATLANTISがほんとにぴったり合うのか確認しながら決めてみてください。
長く連れ添うバイクになるので、迷うところがあれば、もちろん相談に乗ります。
ATLANTISは99年からRIVENDELLのフラッグシップモデルにあたります。
オンロードツーリング、日常使い、トレイルライディング。
オールラウンダーのネーミングに嘘偽りのない、RIVに乗る上で必要なこと、またはやりたい事の大半に対応するように設計されています。
2.4インチまで許容のタイヤクリアランス、無数に散りばめられたキャリアアイレット、20年の時を経てロングホイールベースにアレンジ、要素を摘み上げてもチャームポイントだらけ。
きっとこの1台さえあれば、十分と思わされるのだろう。
色は定番のグリーンブルー、ロシアの潜水艦の内装からインスパイアされているそうです。
組み立てのサンプルを過去に組ませてもらった車体から。
ダーティな感じのアッセンブルも似合います。
59以降のフレームサイズには、長身オーナー様の特権レインボウダブルトップチューブが。
ロードツーリングに最適なドロップハンドルスタイルでも。
Photo by Radavist
ロマンス氏も愛でるATLANTIS.
というわけで、日本でも販売の予定が整いました。
RIVENDELLのフレームに関して、引き続き手に入りづらい状況続きますが、いいご縁になりますように。
そして末長いRIVとの付き合いが始まるのをお手伝いさせてください。
それではまたー。