こんにちは
上馬店より一周です。
梅雨に突入しましたが、さほど雨も降らず梅雨感薄い連日ですね。
降ったら降ったら嫌ですが、降らないなら降らないでなんかモヤっとしますね。
今回は個人的に乗らせて頂いているBlackMountainのMonstercrossを2台ご依頼頂きましたのでご紹介をば。
monstercross (52)
ドロップバービルド、少し前の年代のSRAMのパーツが余っていたオーナーさまの受け皿へと。
うん、言うことなしです。
トップチューブの3連ダボ全てにワイヤーが収まっている状態ってなんか気持ちよいですよね。
フロントダブルでカンチブレーキで組んだ時のコレ!な象徴的な格好良さを感じずにはいられない1台。
余らせているパーツ達を組み合わせていったらマイバイクとパーツ構成が結果的にかなり似てしまって、オーナーさまに申し訳なさがあるので今度マイバイクをカスタムしようかななんて思った次第。
monstercross (56)
こちらはフラットバービルド。少々大きめ56サイズ。モダンな1×11構成。
このオーナーさまも偶然なのかシンクロニシティなのか余らせているパーツを使用しての1台に。
個人的にはRitcheyのコンポーネント群が最近輝いて見える、いわば気分ってやつなのでそれを使って頂けたのが印象的なところで。
この手のバイク達のルーツとなるメイカーのパーツを無理ない範囲で盛り込むのがマナーであり、それらを作り出した先人達へのリスペクトかなと思っています。
全部WCS!いっちゃんいいグレード!とかでなくてもこのフレームは格好良いのでステムコーナーに転がっていたデッドのWCSのステムと現行のclassicのシートポストが合わさって最高に見える。
monstercross、いちフレーム形状として、表面的な言葉としての「オールドスクール」とか「クラシック」って呼称はあるけれど、組む上でそれに引っ張られる必要は全くなく、序列として一番にくるのは誰がどういう思いでこのフレームを作り出しているのかを理解することだと思うんですよね。
ピアノの世界でも作曲者の意図を理解、解釈してそれ通りに弾くみたいなことがあるそうですが、それに近いかもとふと思いました。
マイクさんがどういうノリでBlackMountainのフレームを作っているのか。を理解することが格好良い1台を組む上で唯一の”コツ”と言えると思います。
今回はこの辺で
それではー
いっしゅう