こんにちは。代々木公園店、クリントです。
様々な物事、生活が便利になっていく昨今、たまには立ち止まって振り返ることも大切。
便利になった世の中で見る角度を少し変えて。当たり前のように便利なものに囲まれて育った世代なので反対に気がつくこともあるんじゃないかと。
「昔は良かったよな」とかいう年齢でもないしそんなおじさんにはなりたくはないですが(笑)、少し立ち止まって原点回帰なNEW商品を作らせていただきました。
本日はそんな話です。
*BLUE LUG* cotton cloth bar tape
以前からあった acrylic cloth bar tape(以下アクリルバーテープ)をローテクアップデートさせていただいて再登場。
コットン100%。色はぜんぶで10色。写真の通り。明るい色多めです。(嬉しい。)
実はアクリルバーテープができる前は元々商品として存在してた弊社オリジナル100%コットンバーテープでしたが、「色落ちしない方がいい」「雨に強い方がいい」的な観点からアップデート版のアクリルバーテープが生まれました。
退色しにくい。雨に強い。ヘタレにくい。のがアクリルバーテープの強きところ。
そんな中時代は巡り巡ってrep.カルフォルニアでバーテープにニスを塗らせていただくことも増えました。
時代に合わせてアップデートしてきたcloth bar tapeでしたが、ニスを塗る工程で、化繊で耐久性の高いものよりもコットン100%のものの方が馴染みがいいことに気がつきます。
100%コットンのバーテープ。
acrylic cloth bar tape (アクリルバーテープ)と違う点。
①ニスが染み込みやすい(撥水せずに素直に馴染んでくれる)。
②色落ちしやすい。
主にこの2点。たかだかこのくらいの変化だけど今の僕らには必要な変化。
ニスを塗るとガチガチに硬くなってしまう化繊のアクリルバーテープに比べ、手触りが柔らかめの印象で、ニスを塗った時の握り心地がコットン100の方が格段に良いです。
↓↓↓↓ 左:コットン100% 右:化繊
両者比べると見た目はほぼほぼ変わらないのですが、コットン100%の方が少し薄めです。
両者ともヘリンボーン織(くの字の模様みたいな織り方)の溝が深くて好印象。ナイスですね。
1巻3mほどなので残量気にせず使えるのもポイント高め。プロムナードハンドルに巻くくらいであれば1巻でピッタリくらい。ドロップハンドルの場合は2巻必要です。
お。早速、松本さん使ってみるみたい。
今回選んだのはピンク色のバーテープ。丁寧に巻いた後にセラックニスを使ってヴァイブスを入魂していきます。
ニスを塗る場合は大丈夫?ってくらい明るめを選ぶのがオススメ。もし迷ったら、ピンクもレッドもブルーもグリーンもガンガン使うくらいで大丈夫。
10色あるので迷っちゃいますが塗った時の色の変化は実際塗って試してみてください。それもCOTTON CLOTH BAR TAPEの楽しみ。
自宅で塗る場合は床が汚れないように養生してやってくださいね。床にポタポタ垂れて美味しそうになっちゃうので。
塗る道具はぶっちゃけ何でもいいです。
刷毛でも、筆でも何でも。ヨヨコーはTHOMSONのシートポストに挟まってるスポンジで塗ってます。笑
ニスをたっぷり含んでくれて、意外と調子良いんですよね。
ネイビーブラックオリーブなんかは、ニスを塗らずに色落ちを楽しむのもオツですね。
僕は自分のjoeにネイビーをチョイスしました。あえてニスは塗らずに、これから長く使って色落ちしていい感じにヘタっていくのが楽しみ。毎日日光浴びせて育てていこうと思います。
原点回帰。ハイテクなものに囲まれて生活しているからこそ気づけるローテクの魅力、愛おしさ。
いつもの化繊のアクリルバーテープのラインナップに加えて、ヴァイブスを入魂したいそこのアナタ。
コットン100%のCLOTH BAR TAPEのことも気にかけてくれたら嬉しいです。
ではでは〜。