先日まで長期休暇をいただいていました。
去年も今年と同じくらいの時期に長期休暇をいただいていて、その時は四国に自走(車)で行ってきました。
その時の様子がこちら

そして、今年も去年と同じく、卸部門のタダシと今回は福島に行ってまいりました。

雨が降ったりでいろんなところ移動したりと動いてばっかでしたが、去年と違った点が。

今回からサイクルキャリアを導入。
さすがに去年と同じスタイルで自転車を積んでも人が乗れなかったり、天候次第では大変な事になりかねないので手を加えてます。

自分の好きなもの同士を掛け合わせられるのってすごく楽しいです。
このサイクルキャリアって結構グレーな部分が多いみたいです。

今回はひとまず車高を上げてキャリアをつける事ができましたがその他にも意外と気にしないといけない部分があるので今後本格的に導入するとなるといろいろ考えないといけないかもですね。

ともあれ何事もなく今回の旅も終える事ができました。
タダシ君にちょこっと動画を作ってもらいました。
と言っても自転車を乗れたのは最終日の1日くらいで他はほとんど雨でした。けど晴れ間を狙って行きたいところにはいけたかな?
ほとんどが車移動になってしまったけど個人的には車も自転車も楽しめてとても贅沢な時間になりました~。
よかったらその時の動画上げてるので暇なときに見てみてください~。

 

そんなこんなですが、今回はバイクチェックを2台。
どちらとも同じ車種になります。
同じフレームのはずなんですがパーツ選びでここまで性格の違うバイクにできちゃうのでなにかと参考になれば〜

 

*SURLY* cross check size 46

 

 

*SURLY* cross-check (46)

*SURLY* cross-check (46)

*SURLY* cross-check (46)

いつも口癖のように言ってる「なんでもできる」の代名詞的なフレームのクロスチェック。
今回はこのクロスチェックを紹介させてもらいます。

こちらのオーナー様は自転車から醸し出てわかる通り女性のお客様です。
これまで「スポーツバイク」というジャンルの自転車は乗ったことがなかったそう。
それでも東京ではやっぱり自転車での移動が通勤にしろ、プライベートにしろ何かと調子のいいことはすでに知っていたご様子。

バーテープの色であったり要所要所「おまかせ」をいただいてシャキッとさせられましたがとても気に入っていただけて一安心。

フレームのカラーはCOOK PAINT WORKSにてカスタムペイントされてます。
いい塩梅の水色がとっても可愛らしい。

ハンドルは*NITTO* B352 albatross barを上向きでゆったりポジションで。
グリップ部分ではないところはお任せいただいたところで*BLUE LUG* acrylic cloth bar tapeのワインを。あえてパキっとする色を入れさせてもらってます。
このテープはアクリル製でコットンの風合いを持ちつつ耐久性◎だし、値段もリーズナブルなので気分転換に違う色にしちゃってみるのもいいかもしれません。

サドルは僕が大絶賛の*GILLES BERTHOUD* soulor leather saddleを。
ナチュラルカラーが今後どこまで成長してどんな姿になるのか楽しみです。

 

*SURLY* cross-check (46)

*SURLY* cross-check (46)

*SURLY* cross-check (46)

*SURLY* cross-check (46)

自転車の雰囲気を一気に可愛らしくしてくれているのが間違いなくタイヤ。
これは*FAIRWEATHER* for cruise tire、太さは38cと街乗りぴったりな太さです。
初めてのスポーツバイクですのでいきなり細いタイヤは見た目にも不安定に見えてしまうので安心感の38c。
このクリーム色が全体の雰囲気を一気に軽くしてくれました。

ギアは前が1枚のフロントシングル仕様。そして後ろのギアは9速と、あくまでも街乗りを快適にしっかり使い切れるくらいのギアを。
特に女性が気になりがちなズボンの裾まわり。
男の人なんかは何も考えずくるくるっと巻いたりしちゃう人が多いですが、少しでも自転車に乗っている姿も美しくいたいものです。そう言うところにも気を遣いたい。
であればバッシュガードは必至ですね。

完全に裾汚れを防げるわけではありませんがあるとないとでは雲泥の差です。安心感も違います。

 

*SURLY* cross-check (46)

*SURLY* cross-check (46)

手荷物はバスケットに。
これで手ぶらで何も考えずに乗るだけ。
こういう普段使いを考えたチョイスがより一層自転車を好きにさせてくれるそんな気がしますね。

 

*SURLY* cross-check (46)

*SURLY* cross-check (46)

パーツ決めの時間からお渡しに至るまで僕もちゃっかり楽しませていただきました。
たくさん乗ってちょっと汚れたら自分で綺麗にできるところは挑戦してみたりと愛着をむくむく育ててください〜

 

 

*SURLY* cross check size 42

 

 

*SURLY* cross-check (42)

*SURLY* cross-check (42)

*SURLY* cross-check (42)

続いてもクロスチェックです。
そしてちなみに、こちらのオーナー様も女性の方です。
同じクロスチェック、同じ女性でもここまで違う同じクロスチェックになるんですね。

盛りだくさんなクロスチェックですがこちらも乗るのが楽な何も考えずに乗れちゃう仕様となっております。

一際目を引くバーテープ。いわゆる忍者巻きです。
*BLUE LUG* acrylic cloth bar tapeを2色使って重ねるように巻いていきます。
ここで使う2色が結構大事になってくるのですが魔法の言葉「おまかせ」いただいてます。左右で違う色を入れて怒られないか不安でした。けどいざ目の前にしてもらってこちらの想像よりはるか上を行く気持ちのいいリアクションをいただけると本当にメカニック冥利だなと。自信になります☆

オーナー様初めてのスポーツバイクにして、初のドロップハンドル。
握るのが難しいイメージのドロップハンドルですが慣れてしまえばなんのその。
そしてシフトレバーはバーコン、*RIVENDELL* S-2 bar end shifterを。けれど今回フロントシングルなので使ったのは片方だけ。

といっても初のドロップハンドルなので安全性も考慮して補助レバー(クロスレバー)を右手だけつけてます。左右にないといけないわけでもないので。

 

*SURLY* cross-check (42)

*SURLY* cross-check (42)

*SURLY* cross-check (42)

前後にはフルフェンダー(泥除け)を。
こちらは*VELO ORANGE* smooth fendersでツルッとしたシンプルなフェンダーです。これが傷ついたりボコボコになったりするので最初は落ち込みますけど時間が経てばむしろいい感じになって愛着もマシマシ。
気にしすぎず付き合ってください。

それにプラスでダイナモハブ+ダイナモライトで充電切れやリチャージなどの面倒なことから解放されて夜でも安心して乗っていただけます。
一度この便利さを知ってしまうと他に戻れなくなるのでそこだけ注意が必要ですね。
このフェンダー×ダイナモの組み合わせは最高に便利で快適過ぎるので知らない方は一度味わってほしい。

 

*SURLY* cross-check (42)

*SURLY* cross-check (42)

*SURLY* cross-check (42)

ギア周りはフロントシングルのリア9速。
今まで変速は全然しないなんておっしゃっていましたがそれでもギアがついて入ればなにかと便利です。
今回は長距離も視野に入れていたのでゆったりペースであれば乗り越えられるよう必要最低限の9速にて。

ヘッドセットはクリスキングを。
一度入れてしまえば次に外すのはおそらく乗せ換えなどフレームがバラバラになる時でしょう。
それくらいメンテナンスを怠らなければ半永久的に使えてしまうクリスキング。
差し色で入れたゴールドがフレームのカラーともバッチリで女性の色彩感覚が欲しいこの頃です。

 

*SURLY* cross-check (42)

*SURLY* cross-check (42)

*SURLY* cross-check (42)

ハンドル周りの忍者巻きや、パーツでの差し色、ベルの取り付け位置なんかも。
遊びココロが前面にでながらもフェンダーやダイナモライト、クロスレバーの取り付けと実用性も兼ね備えたバランスがとても素敵でした。
たくさん乗っていただけると確信してます。
次の点検時にどれだけ味が増えているか楽しみにお待ちしてますね〜

 

同じモデルでもここまで振り幅を持たせられる自転車って多くないと思います。
写真で見たこれやってみたい。とかこんなことできますか?なんてご相談いつでもお待ちしてます〜
めっきり季節も変わり汗だくになりながら乗ってた頃とは違いいろんなとこにお出かけしたくなる季節、なにかしらでお手伝いできればと〜

 

それでは女子クロスチェックを2台ご紹介いたしました。

 

 

 

シャミセン