こんにちは金子です。
今日はバイクチェック。店頭完成車を2台組んだのでそのご紹介を。
対極的な2車種。故に思いついた本日のタイトルです。
どうぞ。
韋駄天なイメージのあるAFFINITY、ちょっと女性を意識して、カッコいいより可愛いに振切って作ったらどうだろうと組みました。
自転車を見過ぎて組み過ぎて頭がパンクする時があるのですが、このバイクを組んでいた時がまさしくそれ。
そうすると直感的に普通の自転車を組んでみようみたいなマインドになります。
女性のお客様を接客させて貰う際にお伺いするお悩みの一つ、ボトムの裾が汚れちゃう問題。
こういったパーツを付けたら少しでも軽減できますよという提案がお見せ出来る様に今回装着しました。
ハンドルはVELO ORANGEのtourist barというもの。
ヨーロッパの古い自転車やschwinnの古いスポーツ車などについてそうな形が、なんとなくNYCの街角にありそうな自転車っぽいイメージで。
く
出来るだけ黒いパーツを付けないようにしたのは少しでも柔らかい印象を出したかったから。
久しぶりにコルクグリップをつけたし、REGALサドルも久々に見るとカッコいい。
タイヤも少しだけ太くしてスピードより乗り心地を優先。AFFINITYには28cの太さまでなら余裕で入ります。
32cやってみたいけどどうだろう…。
出来上がって思ったのは昔も絶対に組んだ形って事。なのだけど今は見え方が新鮮。
今季のフレームカラーが素敵だし、フォークも以前と違ってキレイなカーブをしているからより柔らかい印象で組んでも違和感がない。
細かなディテールやフレームカラーで差が出るって事に気付かされた。
お次はゴリッゴリなバイク。
SURLY LOW SIDE S SIZE
タイトよりかはダボついたパンツで、セットした髪よりかは適当に被ったキャップで乗って欲しい。
そんな事思いながらラフな気持ちで羽伸ばして組んだ一台。
最近幡ヶ谷店スタッフ内で再熱しているSDGのサドル。思えば最近、色ついたサドルって探すと中々カッコいいのが見つからない。
つける自転車によってはコレも中々レベル高いカラーやデザインだけど、
最近思ったのはSURLYの自転車だったらどれもなんだか似合ってしまうという不思議。
LOW SIDEは前後スルーアクスル。その上リアはSURLYならではのエンド形状と専用アクスルで、シングルで組む事も簡単。
飽きてもディレイラーハンガーがあるから多段化する事もOK。
PAULのBOX CARステムの短いやつはこういったMTBに抜群の相性。MTBは長いステムが人気だった時代もあるけど、
最近の主流の形にはまた短いステムが流行しているっぽい。
ゴツ過ぎないシェイプだけど、ただならぬステムが付いてるな感がちゃんとある。単純にカッコいい。
ヘッドセットはCHRISKINGのインセット7。ヘッドチューブのゴツさがすごい。缶コーヒーぐらいあるっていったら想像しやすいかな。
44mmヘッドチューブという大きなサイズのコレは、既存のサスペンションフォークなら大体のブランドは適合するサイズになっていて、
もしMTBにハマりまくって、サスペンションフォークにしたい!!ってなった時にもスムースに取り替えができる。
ぶっといタイヤでタンウォールのタイヤってワクワクするよね。あとなんだか軽くなった気持ちになる。
26inchホイールなら3インチ、27.5inchホイールなら2.8インチ幅までのタイヤが履けて、どちらのホイールサイズにも対応している組む人へのSURLYからの質問状。
多分どちらのサイズも楽しいし、どちらも良いフィーリングに間違いは無いのだけど、僕はこのバイクを少しでも大きく見せたかったので27.5で組んだ。
LOW SIDEを組んだのは初めてで、パーツ選びから結構興奮しつつも頭も悩ませた。
山用の自転車だけど日常でも気軽にピョンって乗るには、ってどんな感じかなとか考えてた時、
昔のBMXやMTBの、カッコいいけどどこか可愛げあるPOPな色遣いみたいなのが頭に浮かんで、
それをSURLYの純正色フレームに当てはめて組んだ次第です。
BIKE CATALOG
お外に出れない悶々を是非バイクカタログにぶつけて下さい。
妄想、想像はいい気晴らしになります。
それでは。