自転車屋さんってのは暖かくなると忙しくなるもんで、それはBLUELUGも例外ではありません。
https://www.instagram.com/p/BuauxEYjBK2/
春にむけて欠品してたパーツの補充に、新商品の新入荷。台車で届く納品の数。
そう正に時は、大検品時代。
とはいえ、一番にお目当の商品を確認できるんで役得感満載で僕は好きなんですけどね。勿論お客様優先なんだけど、好きなもんなんでそうもいかないのが事実。
気になる方は、スタッフにかっさわれる前に是非店頭に遊びに来てくださいね。
でもってもう一つ春先になると多くなるのが、寒かった間乗っていなかったバイクのリフレッシュ。
暖かくなると不思議と自転車って乗りたくなりますよね。
大体は消耗品と呼ばれる、ワイヤー類にブレーキシュー。チェーンにタイヤなんてのを交換させて頂く事が多いです。
今日はその中でもタイヤの話。おニューなブランドが揃ったのでご紹介。
アメリカはミネソタ州ミネアポリス発の新鋭ブランドでございます。
海外の方のインスタなんかでちょろちょろ見かけた事ある方も多いかと。
https://www.instagram.com/p/BrnSudKncTC/
https://www.instagram.com/p/BpSB7FwgpWu/
https://www.instagram.com/p/Bj3GZxVg87m/
本国のページに行くとブランドの説明の文章がよかったので折角だからご紹介。
These roads and routes require steadfast determination; they demand reverence, and are talked about long after they’re over. We intentionally design tires to honor and conquer this specific terrain.
私たちの進む道やルートには揺るぎない決意が必要です。
そして私たちはユニバーサルなアプローチで過酷な路面状況を攻略するタイヤをデザインします。(by翻訳ジャグさん)
日本語にしてたったの2行!なんてシンプルなご紹介。ただ逆にメチャクチャわかりやすい!
お察しの通り、所謂ダートやグラベルライド、アドベンチャーバイクに重き置いたデザインのタイヤブランドです。
そんな僕も実はちょい前からTERAVAILユーザー。
当初は2.1インチのマウンテンタイヤで組んだ,RITCHEY ascentですが通勤メインで使う僕にはちょっと荷が重すぎたのでこの、*TERAVAIL* rampart tireに交換しました。
650b×47bっていうWTBが生み出したROAD PLUSっていうサイズ。
導入動機としては、元祖ROAD PLUSタイヤ事*WTB* horizon road+ tire 650Bの真っ黒バージョンがあればいいのになーって思ってたところに登場。
ええ、100%見た目から入るタイプです。
ですが見た目だけじゃ無いから良いタイヤって癖になるんですよね。
スリックなパターンはオンロードでは勿論気持ちよく転がってくれるし、触ってわかるモティモティなコンパウンドとふっくらしたエアボリュームはフカフカな乗り心地と多少の荒れた地面でも安心感を与えてくれる印象です。
8割オンロード2割荒れた道なんていうツーリングバイクに持ってこいなタイヤです。
今回は700cモデルも入荷したんで700cユーザーにも。
自分が履くと不思議なもんで周りのお客様達も選んでくれる事が最近多かったので別モデルもざざっとご紹介させてください。
組み立て中のALLCITY NATUREBOYに選んで頂いたのは、*TERAVAIL* cannonball tire。
進行方向に対して低めに狭く置かれたセンタートレッドはオンロードでも気持ちよく転がってくれそうだし、サイドのパターンは道を選ばずコーナーでもしっかり働いてくれそうな欲張りタイヤ。何よりタンサイドがかっこいい。レースじゃなくて街乗りのシクロクロスやダートツーリングに調子が良さそうです。
余談ですけど僕は根っからの貧乏症なんでオンロードもオフロードもいけちゃうようなタイヤに惹かれます。
あと関係ないかもだけど街中でミリタリー物の服着るのに似てる気がする。
足元ヴァンズなのにECWCS着るみたいな感じ。男の子は幾つになっても土臭いの好きですしね。違うか?
話ずれちゃったけどこのcannonball、700c以外に気になるサイズがあります。
650b×40b。実は他ブランドではあんま見かけないサイズ。大体38bか42bか。間をすり抜けて来た感じがたまりません。
誰か履かせてください。
なんて事想像してたらセンちゃんがタイヤ交換してるじゃん。
最近は29erのタイヤの選択肢って大分減ったと思いません?一昔前は沢山選べたのに、近頃は27.5に押され気味って感じですよね。
けどちょい前の空手モンキーなんかはやっぱ名車だし、(現行も勿論素晴らしいですよ)29er大径ホイールの推進力なんてのはやっぱ魅力ですよね。ぶっちゃけバイクパッキングとか長距離のダートツーリングなんかは29er調子良い説が僕の中で浮上してます。
このsparwoodもそんな目的でデザインされたタイヤです。
がっつり山の中を走るってよりは、転がりの良さ、軽量性、そして29erでも扱いやすい操縦性が伺えるトレッドパターン。
こちらもオンオフの両刀でお使い頂けます。
交換してくれたこの方はトゥルーテンパー時代のsalsaのel mariachiでした。(多分10年前位)
このタイヤで昔買った29erを復活させるなんてどうですかね?結構いません?29erお持ちの方?
ちなみにTERAVAILどのモデルもチューブレスレディとなってますのでよりハイパーフォーマンスで使用したいって方は対応リムを使ったホイールでのご使用をオススメしたいです。勿論、中にチューブを入れてのクリンチャーでもお使い頂けるのでご自身の使い方やバイクで使い分けてください。
今回紹介したrampartとcannonballはサイズ展開も豊富なので様々なバイクに選んでもらえると思います。(特にcannonball)
ぜひ一度 TERAVAIL をまとめてチェックしてみてくださーい。
結局消耗品だからってコストパフォーマンスの良いタイヤを選ぶのも間違い無いですが、実際に地面と触れ合うタイヤをちょっと良いやつに変えると実感しやすいのでどうでしょう?
折角のハイシーズンに向けて、素敵な足元で迎えて頂けますように。
本日はTERAVAILのご紹介でした。名前だけでも覚えて頂けたら是幸い。
それでは、あなたのハートに、テレポート。
デジタルでした。