こんにちは。
幡ヶ谷店からコロさんです。
先日田舎に住む友達の家に遊びに言ったときに、薪き割体験をさせてもらいました。
寒冷地で暖をとるには、巻きは必須で巻きストーブに入る大きさに切るのは勿論、火がつきやすいように細く割ったり、長く火が続くように少し太めに割ったり。
ボタン一つで冷暖房を済ませている生活に慣れていますが、やはり自分の手を動かして囲む火というのは温かく、薪を割り終わった後の達成感は実に気持ちが良いものでした。
そんなアナログでしか味わえない事や不便さの中でしか感じられない事は自転車でも似たような点があって、寒かったり暑かったり色々大変だけど自分の足で自由に東京を行き来できるあの感覚に似ているような気がします。
スマホ一つで何でも出来る便利な世の中ですが、アナログからこそ感じ取れるこの感覚を大事にしていきたいですね。
この動画を見ると斧を振りかざす際に自然とすり足を使い薪との間合いを取っているのが分かります。
これも、中学生ぐらいからグラップラー刃牙を読んで愚地独歩の動きを叩き込んだお陰でしょう。
うん、漫画最高。
最後はふざけた感じになっちゃいましたがバイクカタログいってみよー。
*CINELLI* vigorelli
純粋なるトラックバイク。
”走る”という事を目的に作られたCINELLIのvigorelliシリーズも幾度とアップデートを繰り返し、アルミフレームからクロモリフレームへと大きな変化を遂げています。
近年盛り上がりを見せるRed Hook Crit等のクリテリウム競技を意識しての仕様変更だぞうで、アルミフレームよりも多少重量は増すものの、荒れたコンクリートを駆け抜ける競技では粘りがあり振動吸収に優れている”クロモリ”に軍配が上がるという事でしょうか？
とにかく街乗りにより適した事は間違えないですし、太っといクロモリフレームってのも細マッチョな感じでカッコイイ。
PHILのハイフランジハブはスポークが短めになる為ホイールの剛性感がUPするので速さを意識したフレームには相性が抜群な訳です。
ドカッとボリュームのあるハイフランジの見た目はこういうマッチョ系のバイクには良く似合います。
合わせるリムは軽量性と堅さが売りな*VELOCITY* A23。
軽くて粋なホイールを作りたいのならば、このリムの選択肢は間違い無いでしょう。
宇宙（コスモ）を感じる大粒のラメが施されたカラーリングに合わせたのはSRAMのクランクやブレーキ、THOMSONのステムとシートポスト。
さりげなく巻いたMASHのバーテープもハンドル周りをしっかり主張してくれています。
遊び心と実用性、モテる大人の方程式的組み方なビュンビュン系トラックバイク。
イタリアの老舗ブランド”CINELLI”も是非選択肢に入れてくださ～い！
ディスクロード、グラベルロード、ツーリングロード、そんなキーワードが引っかかったらこの*SURLY* stragglerを視野に入れて欲しい。
間延びし過ぎていない程よいホイールベース等、ツーリング重視のバイクと比べてスピード感を意識したジオメトリーになっていて、アウトドアな中にもよりアクティブさを求める方へ。
コクピットを彩るのはステムとハンドルがトライアングル型に溶接された*FAIRWEATHER* b903。
ルーツはオールドMTBなどに良く採用されていたブルムースバー。
現行の車体にも無理なく付けられるようにアップデートした名作ハンドルです。
海外でも大きな反響がありボリューム感のあるMTBに良く付けられていましたが、STRAGGLERとも相性バッチリですね。
オールドテイストに浸りすぎてはオリジナリティが無いので、コンポーネントやホイールはしっかりと最新のものをチョイス。
1×11というシマノが提案する最新のMTBコンポはロングツーリングやオフロードでの走行など、走る場所を選ばないワイドなギアチョイスが◎
程よいボリューム感のWTBのサイドスキンのタイヤも、温故知新なこのバイクにしっかり馴染んでいます。
このバイクでキャンプ場とか行ったら最高なんだろうなぁ～。
山からこぼれる夕日をバックに焚き火しながビール片手にチルアウト。
想像するだけで最高ですね。
都会での遊びに飽きた皆様、この春からはちょっとアウトドアバイブスを開拓して軽いキャンプツーリングなんて楽しんでみては如何でしょう～？
最後は世界のツーリング愛好家から絶大な支持を得ている*SURLY* disc trucker。
目の錯覚でホイールサイズが小さく見えますが、その逆。フレームサイズが大きいんです笑
流石はアメリカのブランド。身長が190近くあるような大柄な方でも乗れるサイズがご用意できます。
堅牢性とラックやセンタースタンドの取り付けやすさから、BLUELUGでは良く日常使いに特化して組む事が多いのですが、今回はツーリングバイクらしい気持ちのいいアッセンブル。
マルチポジションを可能とした*SURLY* moloko bar。
フラットバーとしてリラックスポジションで走るも良し、ハンドルの先端を持って前傾姿勢で鬼漕ぎするも良し。
さらには、特殊な形状から生れたスペースに専用のハンドルバッグをインストールすることも出来ます。
アメリカのバイクにはアメリカのパーツを。
VELOCITYのホイールに、コンポーネントはSRAMのAPEX1なんてのは如何でしょう？
シマノには無いエッジの効いた攻撃的なデザインと、カチカチっとしっかりとしたシフトチェンジの感触が大変良好です。
戦車の様なブロックパターンなタイヤ、*BRUCE GORDON* rock n roadもワイルドなツーリングバイクを演出する上では欠かせません。
すべてハイクォリティなパーツで構成する訳でなく、緩急をつけた適材適所なパーツ構成がお見事。
ここから色々カスタムを重ねて、より自分色に育っていく過程が楽しみなナイスバイク。
数あるSURLYのフレームの中でもよりSURLYらしさが際立つ*SURLY* disc trucker。
さて、貴方ならどう組みますか？
日も随分と長くなり、暖かい春はもうすぐそこまで来ている気がしますね。
自転車の準備は万全でしょうか？
新たに自転車を組むのも、乗ってる自転車をメンテナンスするのも何でもお任せ下さい。
春の準備はお早めに、ご来店お待ちしていますね～！
