皆さんは「イタリア」って国の名前を聞くと何を思い浮かびます？
料理？サッカー？まぁそれは人それぞれなのは勿論なんですけど、僕はやっぱり「CINELLI」を最初に思い浮かべいてしまいます。
そう、「ほっぺをチネリれ」のチネリです。
(「茄子 アンダルシアの夏」見たことあります？無いって方は是非)
イタリアブランドの自転車メーカーなんて沢山ある中、一番最初に思い浮かんでしまうのは、やはり一度は誰もが憧れるブランドである魅力なんでしょう。多分。
とゆうことで、「CINELLI」のフレームがドバっと入荷したんでご紹介。
イタリア語で“全て”って意味のtuttoは最近のチネリのラインナップの中でもかなりの異端児。
これは勿論良い意味で、名前の通りカスタム性に優れたフレームです。
フロントフォークにダボ穴を装備しているので、フロントラックの取り付けも容易。日東のラックにWALDを合わせる定番エブリデイコンボも可能です。
タイヤクリアランスも35Cまで飲み込むので荷物を載せても安心。はたまたダートタイヤを入れての土遊びまで出来てしまうって寸法。
エンド幅は一般的なシングル、トラックバイクの120ミリなんでお手持ちのバイクからのコミューターへの載せ代えなんて素敵。
正直、出番少ないだろって思ってしまうのが否めませんが、ベルトドライブにも対応のこのフレーム。
チェーンの代わりにベルトで駆動するこのシステム。メンテナンスフリーは折り紙つき。
取り入れるハードルはパーツの少なさからかなりあがってしまいますが挑戦者求む。
勿論通常通りチェーンでの組立ても出来るんでその辺はご安心。
組み方は皆さん次第ですけど、「チネリのコミューターバイク」って響き。憧れません？僕だけ？
次はキレっキレなトラックバイクのご紹介。
アルミフレームだったvigorelliがスチールモデルになりました。
(今ではレアなアルミモデルも若干数あります。)
チームチネリとの共同開発によりフィックスドギアクリテリウムに特化させた攻め攻めフレーム。
クリテリウムの競技はコーナーが多い為BBハイトを高くすることでコーナリング時の地面とのクリアランスを確保。
これって実は競技思考じゃなくても街中でのライド時の恩恵もあります。
トラックバイク乗ってて曲がる方向と足が合わなくてヒヤってしたことありません？僕はあります。
44mmヘッドチューブでスチールながら剛性を獲得。特筆すべきはコロンバス製のフルカーボンフォークが標準装備。
ブラッシュアップが凄すぎて普段スペックは気にしないデジタルも説明する始末。
日本のマーケットに優しく、リアブレーキのワイヤーはインターナルルーティング。
ばっちし前後ブレーキの取り付けが出来ます。
ここまでやって、この価格って大分お手頃感。
じゃあ組んでみなさいよって声が聞こえてきそうなんで、入荷後、即効店頭用にと組立て。
*CINELLI* vigorelli track steel (M)
このblack nightってフレームカラーですが、ラメ入りです。NJSフレームを彷彿させるカラーリングに胸を打たれるのはきっと僕だけじゃないはず。
クリテリウム設計とはいえ実際に乗るのはいつものあの町なんで、ここは扱い易くライザーバーを入れておきました。
勿論ドロップハンドルに変えての競技への転向も応援しますよ。
チネリっていったらダウンチューブのロゴですよね。憧れる方多いんじゃないですか？
こういった細かいデザインはチネリらしいですよね。数々のアーティストと仕事するチネリならではのアートワークがフレームにも垣間見れます。ただの自転車フレームなのに所有欲を持たせるブランドだと思います。
チネリって聞くと高級なイメージを持つ方も少なくないと思うので今回は比較的お手頃アッセンブル。
実際にオンラインストアにもアップしてるんでご興味のある方は是非チェックを。
*CINELLI* vigorelli track steel complete bike (black night)
もう一つ。僕的、チネリで忘れちゃいけないのがサイクルキャップ。幾つ持ってても足りないのがサイクルキャップって持論があるのでちょっと多めにラインナップしてみました。
幾つか個人的おススメご紹介ー。
*CINELLI* circus cycle cap
*CINELLI* russ pope cycle cap (blue)
ダントツおススメはこちら。
*CINELLI* ana benaroya cyclops cap
アメリカのアナ・ベナロヤってデザイナーさんモデル。
限られたメカニックの中では通称「コーラリアン柄」って呼んでるデザイン。これは買いです。
(だよなぁ？ウエンツ！)
他にあるんでまとめてチェックはこちらからー。
ダンカンさんやトミーが行ったREDHOOKでの活躍も目立つCINELLI。いつの時代も廃れずバイクフリークを魅了させ続けてるブランドって実は結構少ないんじゃないんかって今回思ったりして。そりゃ多くの著名人にもファンがいるよね。
老舗ブランドだけど常に新しい「CINELLI」。改めてチェックしておきましょー。
