ブログ書く準備してたんです。
そしたらレアな写真が出てきました。これが俺の初めてのSURLY。このクランク折れてセルフバックドロップした淡い思い出が蘇ります。日付見たら11年前の写真でした。やばい。
これはブルーラグ入ってからMAXパイセンから受け継いだ1×1。ならぬ1×9。
アメリカの友達から、誰よりもアメリカっぽいバイクって言われたのが今でもうれしい。
そして今の相棒のスチームローラー。タイヤがコロコロ変わるけど、いつだって普通のタイヤつけたくないのが俺。今回はグレーです。
今日はサーリーのバイクチェックをさせてもらいます。
でもその前に報告があります。
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああアメリカに行って来ます。明日から。場所はミネアポリス。SURLYの本拠地へ。
10年前の俺よ。こんなの想像出来たか。
もうすごい緊張とうれしいのとがごっちゃごちゃ混ぜです。初めてのアメリカです。嗚呼あこがれのアメリカ。海外はモンゴル以外行った事ないです。
来月1日までお店を不在になります。でっかいお土産話を携えて帰ってきます。
というわけで今日のバイクチェック、SURLYです。
それではこちらからチェーーーーーーーーーック!!!!(変なテンションになってます。)
SURLY PACK RAT (42cm/26inchwheel)
SURLYのすばしっこい新星がBLUE LUG各店で存在感を出してきてます。
上馬店も代々木公園店どちらもカッコイイ組み方してる。サイズが52cm以上は650bのホイールに対応、それ以下は26inchホイール設計に。
リアエンドを見て貰えば分かる通りcrosscheckと同じく、ホリゾンタルドロップアウトと呼ばれるという便利なエンド形状。
シングルスピードで組みたいときだったり、太いタイヤ履かせるためだったり、このエンド形状を今でも使い続けているSURLYは、やっぱり自転車をイジる多くのカスタマーの事を考えてモノ作りしてくれてるんだな、流石の懐ワイド。ありがたい。とつくづく思うわけです。
今回は純正色、メーカーの完成車を、ダイビングの旅に出かけたいからというアクティブ女子からの依頼で過積載改造車両として御納車させていただきました。もう帰ってきたかな。
マリンブルーヨロシクなヘッドセットのチョイスはくらったっす。グリーンにこれは新鮮。
パニアバッグにはテントと輪行バッグとお着替えと…。荷造りのお話を聞いてる僕の方がなんだかワクワクしてました。この写真の後フロントラックを取り付けましたが、そこに背負っているバックパックを…と、MORE積載を計画しているご様子。
あまり詰め込み過ぎたら…とは思ったんですが、このバイクのフロント積載能力はSURLYの中でもダントツの安定感を誇るという噂。
是非旅の結果とバイクの様子を伝えにきてくれたら嬉しいです。
続いてはこちら。
結論からいうとずるいですこのバイク。
なぜなら完成車でしか売ってなくて、かつお手頃なところ。
TROLLと変わらないジャン!!って見た目してますけど、実際走ってみたらなんだか様子がおかしい。
surlyのジオメトリ表とにらめっこして気づいたのはBBの位置ぐらい。と思ったらECRの650bと一緒の位置。
そこにフィーリングの良さが隠れている気がしてなりません。TROLLとECRのいいとこをがっちゃんこしたバイクなのかも。
ただブランドコンプリートバイクで収めれないのがBLUELUG。ちょっと味付けしたらトンでもないジェントルマンなバイクに変身しました。
タイヤはもともと2.4インチぐらいあるごつごつしたのが付いてくるんですが、東京都は大都会なので、砂利道を見つけるのが逆にむずい。オンロードメインで走るけど土の上も行けるぜってタイヤをチョイスしました。
タイヤを細くしてもスカスカした印象がなく見えるのはフェンダーのおかげ。
リアフェンダーの上に付いているアクセサリーに目がいったあなたは目ざとい。
フロントのダイナモと同じく、シュミットのダイナモリアライト。しかもフェンダー直付けっていうスマートなアイテム。
バイクがハンサムすぎるから穢したくなくて、取り付けに熟考しすぎて頭がパンクしました。
グリップはタイヤサイドと同じくガムブラウン。真っ黒のバイクにアクセントで入れても大人っぽくなるから僕ら頼りがちです。
SURLYのバイクで、かつMTBっぽいフレームでヤンチャ感大目かなってバイクが、こんな風にダンディに仕上がってちょっとびっくりしてます。
乗った感じは650Bってこんな進んだっけ?って思うほど軽快に走って、反応も俊敏性があって。
見た目とは裏腹な感じが個人的にお気に入りになりました。
SURLYに聞いてきます。このバイクが生まれた裏話。
最後は僕らのお店では組まない週は無いと言っていいこのモデル。
幡ヶ谷店やかましいメカニックのメガネの方ことデジタル君がプロヂュースしたド渋な一台。
絶妙なライズのライザーバーは、今となってはアメリカンハンドメイドの伝説と言っても過言ではないHUNTER cyclesが生み出し、NITTOが製造している見た目も肩書きもズルイ逸品。
このシリーズは3種類あるのだけどどれも曲がりの角度が秀逸で、元はマウンテンバイクをより楽しむ為に設計されたもの、
ですが日常使いのバイクにも気持ちいいくらいにフィットします。
そこはかとなく漂うアメリカンな匂いは、パーツチョイスが上手い証拠。アメリカ製のパーツををやらしくなく配置しています。
リムはvelocityのaileron。650bのサイズでもラインナップしているので、シュっとしたMTBホイールを組むならこれ良いです。
そしてしっかりチューブレス対応。
こういうとこもニクい。今は在庫が無い為紹介するのが気まずいAARNチェーンリング。漕ぎ心地もなんだか良いんです。これまた入って来ないかな…。
足元に鎮座するはVELO ORANGEのディスクハブ。見た目がオールディーでディスクブレーキってのもなんだか面白い。
MTBでは当たり前になってきたフロントシングル。リアのスプロケットもどんどん大きくなって来ていて42tや46tなんてのも。
山で威力を発揮するのはもちろん。あなたの町の激坂だって怖いもの無し。
このバイクはシビれたので思わずバイクチェックさせてもらいました。すげーカッコいい。
さて、荷造りしなきゃだから今日はここまで。ミネアポリスはマイナス3度位だそうな。
それでは行ってきます‼︎!