ILEの中でもかなりの容量で、大きなものもストラップで固定できるのが特徴のFlap Top。
自分は基本的に日常使いではなく旅行用にと、フラップ部分にポケット、そしてオレンジのリフレクターを追加した、派手な配色のFlap Topを作ってもらいました。生地はシアンという色です。派手な色は空港でもどこでも目立つので便利かなと。受託手荷物として何度か預けましたが毎度めちゃくちゃ汚れます。。でも使ってる感じがでて良かったですが。
ちなみにサイズはXLではなく通常のFlap Topです。
モデル名の由来である大きなフラップは、たたむのが面倒な輪行バッグなんかを一時的に抑えてくのに便利でした。生地厚めの輪行バッグ自体が1kg。その中に工具、携帯ポンプ。グシャッとまとめて次の宿泊先までの自走中はフラップにラフに、でもしっかり固定できます。
容量に関しては一週間を越す旅行になってくるともう少し入ったらなぁというのはどうしてもありますが、衣服は圧縮袋を使うなど工夫すればけっこう入ります。入りますが、もちろん入れた分重くなるのでその辺はバランスです。もっと容量が欲しい方はXLのほうがいいかと思いますが、自分は体とのバランス感も考え普通のサイズを選びました。
内部がターポリンになっているので濡れには強いのですがその分重量があります。外側がX-PACのモデルなら軽く仕上がるかもですが、コーデュラナイロンの耐久性の高さのほうをとりました。
そしてレビューとして一番訴えたいこと。
Flap TopだけでなくILEのバッグに総じて言えることですが、とにかく頑丈。たくさんの荷物を入れても重さでショルダーストラップがほつれるというような心配がないこと。生地も破れたりしないこと。ジッパーもバカにならないこと。これって旅行中にはすごい重要です。旅行中だけでなくもちろん普段使いでも。メインにタフな生地。そこにはよりタフなバリスティックバイロン。全体の縫い方がしっかりしていること、ポイントで補強されてたり、もちろん容量に応じてストラップの太さも異なる。先日の旅行中、空港で重量を計ったら8kg…(バッグの重さ含む)、それでも安心して使えていました。
ILE Default、Flap Top、Race day pack、Transitにはショルダーストラップ付け根に補強のステッチがありました。比較的こぶりなApex、Radiusにはなかったですね。
全体にしっかりとした作りで、細かい内部のポケットも気が効いていて、使うのが、旅にでるのが楽しみなバッグです。