
こちらはPaulの銘品ブレーキレバーのLove lever compact。
左右のレバーは全く同じものなのですがなにやら様子がおかしい。
左のレバーはハンドルまでの距離が少しばかり遠く、右は近いのがなんとなくおかわりいただけるでしょうか。

ブレーキレバーまでのスタート位置はこのネジで自在に調整可能なのが、意外に知られていない事実。
時計回りに回せばレバーの距離は近くなり、逆は遠くなります。
僕ら日本人は欧米人と比較して手が小さめなのでレバーを近づけると握り込み易いケースが多かったりしますね。
しっかり握り込めるとよりブレーキを効かせられ、コントロールもしやすくなります。
特にlove lever compactはレバーまでの距離が少し遠めなので距離感縮めて頂いた方が調子良いことが多く、いちからバイクを組み立て担当させて頂く時は距離感詰めがちです。

そんな背景もあり、同ブランドのCanti Leverに関してはショートバージョンが最近生まれました。
標準よりも手が小さめの方はショートの方が有用ですね。
そしてこの距離を詰める機能はPaulだけではなくその他大多数のブレーキレバーについている機能なんです。

SHIMANOのレガシーレバーであるR780であればココ。

DIA-COMPの銘品SS-6であればココ。

シュッとしているでお馴染みTEKTROのFL-750は付いておらずで、調整不可能。
お手元のブレーキレバーはどうなのか今一度見てみてはいかが。
なお!

この縁の下の力持ちである小さいイモネジで調整しているだけなのですが、このネジには緩み留めが大概塗られています。(赤いの)
緩み留めがないとグラベルなど振動が激しいロケーションで乗っている時にはイモネジが勝手に回っては距離感を変えてしまうからなんですけども。

そんな芋ネジは六角レンチの先っちょが丸い方で回さないようにしましょう。
緩み留めパワーでそれなりに力をかけて回さないといけない箇所にも関わらず、丸い方だとネジとの接触面が狭くネジが舐め易いです。
舐めたらアカン。詰みます。
そんな調整機能は概ねの方は大して気にしていなくても良いですが、手が小さめな方は気にしておくと少しだけ幸せになれますよ。