チェッカー柄でお馴染みのRivendellデザインのタイヤシリーズ。
700 x 33.3CのJack brown。と、700 x 28CのRuffy Tuffy。
このタイヤがデザインされた当初はクラシックロードバイクが台頭するいにしえの時代。
ロードバイクの主流である700Cにおいては23mm以下ほどの今では考えられないようなほど細いタイヤがスタンダードでした。
カッチカッッチに空気圧を高めて路面抵抗をいかに減らすかが考えられていた石器時代。
もはや自分にとっては歴史の授業であった〇〇の乱、のような事柄ともいえるのが前述のタイヤ達の誕生なんです。
そんな時代背景ながらそのサイズ帯のタイヤを作ってしまうのって非常に尖っている行為、だって履けるフレームがそもそも世にないんだから。
理想とするライドにはそんなオンロードタイヤが必要で、そしてそのタイヤが活かせるフレームも必要だ!

と、信ずる価値観のもとタイヤとフレームそのものから自らデザイン、生産してしまうRivendellだからこそ生み出せたタイヤとも言えます。
(このバイクは現スタッフのWillが乗る、32cタイヤクリアランスを持つ昔のRivendellのロードモデル)
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そんな”チャビータイヤの変”から数十年もの時が経った現代、
それらが世間一般からすれば正に”異端”とされた時代からは想像できなかったであろう、少し太めのオンロードタイヤが世のスタンダードに。
非競技的な価値観が色濃いRivendellが時代に先駆けて作ったボリュームのあるオンロードタイヤが、競技シーンでも前線のタイヤサイズになったのです。
空気圧に対する価値観も大きく変わり、圧は極力落とされ、乗り心地の良さにフォーカスして構成されたロードバイクは快適そのもの。一昔前の非常識が常識に、常識が非常識となりました。
そんな先駆けであったチェッカー柄の一見可愛らしいタイヤ達は、シーンの変遷を見てきたいわば生き証人的タイヤなのです。
今の僕らが「変なの!」と思っているものも30年後には標準になっている未来がおかしくありません。



