スタックハイトという言葉をご存じですか?

『新しいステムを買ったのはいいけど、取り付けたらスペーサー必要になった』なんていう事があるのでご注意を!
そうならない為に、使用中のステムのスタックハイトを確認しておきましょう
先日、自分のAC-3のステム交換したら1.5mmの違いでドツボにハマってしもた

そもそも、ステムのスタックハイトというのは、コラムに取り付ける部分の高さ
下の写真で言うと、スタックハイトは45mmのステムという事になります。
スタックハイトが変わらないのであれば、サッと交換していっちょ上がりなんですけどね

今回はスタックハイトが高いステムから、低いステムに交換した時の注意点
上記の場合は必ずスペーサーが追加で必要になるので、そこを解説しようと思います

スペーサーからコラムの上までの高さをはかると41mm

元のステムのスタックハイトは45mmでしたが、交換するTHOMSON X4はスタックハイトが41mm
スペーサーを足さずにつけるとこんな感じ↓


一見ついてるように見えますが、コラムとステムがツライチになってるので、ヘッドパーツのガタが取れないので、低くなった分スペーサーを足してあげます

もう少し分かりやすく説明しましょう
THOMSON G2はスタックハイトが36mmとかなり短くなります

41mmの高さの物に36mmの高さの物をつけると、当然5mm隙間ができますね
この状態でトップキャップをつけても、コラムにキャップが乗っかっているだけでステムを押さえる事が出来ず、ヘッドパーツのガタが取れない

元のステムの45mmのスタックハイトから、36mmのスタックハイトと9mm低くなってるので、その分のスペーサーを足します。
5mmスペーサー1枚と2mmスペーサー2枚で9mm
もしくは5mmスペーサー2枚で10mm
今回は分かりやすく、10mmのスペーサーを足してあげます


こうすることで、コラムよりもステム側が高くなり、トップキャップをつけてもガタが出ずに取り付けできます

NG例として、ステム側が高くなりすぎた場合
ステムのネジを締めても、コラムに対して、トルクを掛ける事が出来ないので固定力不足でズレるorステム締まり過ぎて割れてしまうので、この場合はスペーサーを1枚抜いてあげましょう

簡単に言うと、スタックハイトが変わる場合は、スタックハイト分のスペーサーを足せばいいのです。
コラムより、ステムの高さが3mm~5mm高くなるようにスペーサーを調整してあげましょう