WOMBATを手に入れてから2年弱ほど。
時を経て自分の遊び方ならこうかな〜なんてセッティングが固まってきて完成系といいますか、収まるところに収まってきた感があります。
社内のMTBブームでそれまで少し控えめだったこのバイクへの熱も再燃してきて色々と手を入れている最近なので改めてプチバイクチェックを。
ギア構成はwhite ind MR30とDOS ENO ダブルフリーコグ。
出先でチェーンを掛け替え、普段乗りと山に行った時用でギア比を変えれるようにしています。
ギア比は38 x 20/22=1.9&1.72とかなり軽めになっていますが、気まぐれでチョイスしたタイヤがマジで重すぎてこれくらい軽くないと成立しないという状態(1100グラム代!)。
完全なシングルスピード状態にしていた時もありましたがこのタイヤに変えてからダブルギア化を余儀なく。
どのパーツにおいても重量気にしない主義ですが流石にこれは喰らいすぎて失敗した!と思ったけどそんなタイヤ付けて乗ってるというアホさ加減がシングルスピード的で面白いかなと思って乗ってます。
でも流石にシングルスピードバイクとは思えない領域の重量になっているのに一役、いや二役くらい買っているところなのでそのうち変えたい。軽いEHLINEにしたい泣。
一時期はビンディングペダルも試しましたが、このバイクに関してはいつものVANSで、日常と非日常の垣根なく乗りたい系バイクだと勝手に思っているのでRACEFACEのいつもなら使わないシャキンとした系なMTBペダル。
はじめはカジュアルめなフラットペダルを使っていましたが、ちゃんとマウンテンのコースに行った時にソールとペダルが噛んでくれない時がちょこちょこあって流石にコンバート、やっぱそれ向けに作られているペダルは調子良いですね。
次はwolf toothの削り出し系の格好良いやつにしたいと画策中。
(これ系のペダルは社内MTBブームもあり上馬店にいくつか置いているので現物手に取って見て頂けたらと)
友達であるシアトルのフレームビルダー、Road Holes主宰のアルダーからもらったハンドルやステムキャップなんかのコンポーネント、ボトルも盛り込みつつ。(またボトル作ってくれないかな)
作曲者の意図を汲むビルドがどうこうとか各所で自らほざきながらもこういう要素も入れちゃう、バイクの本筋が破綻しない程度であれば思い出や心が添加されたパーツも多少入れたいですよね。
というかこのハンドメイドハンドルも鉄ハンドルだからそら重いわな。。。重量気にしなさすぎるのも考えもんです。
まぁスペック偏重的なバイクでもないので細けぇこたぁいいんだよ!俺がいいと思えばそれくらいの重さは愛で乗り越えれば。という主義です。つまりバイクの重さは愛の重さというわけです。
そして今年の2/10である日東さんの日に合わせたスペシャルアイテムであるターコイズ日東シリーズ。
セットバックなしのシートポスト92S、ショートステムのMT-8がズブハマりすると確信してぶち込みました。ダウンチューブのWOMBATも似たような色してるし。は後付け。
太いボルトが採用されたMT-8のフロントロードステム感がMTBMXなWOMBATとのマッチングを完璧にしている気がします。
ギアードのマウンテンバイクも持っている身なのですが、泥汚れが物語るように山に乗りに行く時にはコレばっかり乗ってます。
ギアがあった方が楽できるし、距離も稼げるしいいことづくめなのは知っているんですがコレを自然と手に取っている自分がいて少し驚きます。シングルスピードとは思えない重量(コレは自分が悪い)だし。
でもそんな重さとか機能的不便さとかを乗り越えた先にある”何か”が憑依しているのが、カルト的な乗り物たるシングルスピードのマウンテンバイクなんだと思います。