サドルカバーを使う事に抵抗がある人にオススメしたいのがコレ。
Blue lugオリジナルで出ているDyneema素材を使ったサドルカバー。
僕も少し前から使っているのですが今回このサドルカバーを選んだ要因は正直なところ見た目が一番大きいです。ブルーラグには他にもたくさんのサドルカバーがありますが僕はこのダイニーマを使ったものが断トツでかっこいいと思います。使い込んでいくごとにシワの濃淡が濃くなっていき育っていく感じや、色味が最早カッコいい。僕自身今までサドルカバーに抵抗があったのも付けた時カッコいいと思えるものが少なかったからでした。
従来のサドルカバーはどうしてもその見た目が野暮ったくなりがちですが、ダイニーマ素材は何と言っても生地が非常に薄くピタッとサドルに引っ付いてくれてスッキリとした見た目を実現してくれる。その分伸縮性には劣ります。(上の商品写真の様に初めはサドルに対して浮いた部分が目立ちますが、一度跨って乗ってしまえば綺麗にサドルに沿ってくれます)
この様に生地の向こう側が透けて見えるくらい薄いんです。その薄さの恩恵は大きく無駄な厚みを生まないので付ける前と付けた後なんら遜色のない座りごごちを実現してくれるのも嬉しいところです。【BROOKS】のバッチが透けてみえるこの感じすごくカッコいいですよね。
で、さっきから薄い薄いと言っているので実際頼りないのか、、とその辺も心配になると思いますがご心配なく。
Dyneemaは世界最強の繊維と言われていて軽量且つ、耐切創性(引裂き)・摩擦耐性・UV耐性・防水性にも優れたとっても優秀な素材として最近だとその性能からUL(ウルトラライト)系のアウトドアブランドシーンでよく見かける様になりましたね。今やこの素材を使っていないブランドは中々無いんじゃないんでしょうか。
肝心の防水性も100%で大事なレザーサドルをしっかり守ってくれるのですがここで1つ注意事項を!
ダイニーマ繊維自体は湿気には強くすぐに乾いてくれたりカビにくかったりするのですが、透湿性能(内側から生地を経て外側に水分を逃がす機能)がないため中にこもった水分を生地の外側に逃がすのは苦手です。(ま、そのお陰でしっかりした防水性を実現しているので一長一短ですね。)なので使い終わったらサドルから外して、仮にサドルに水分がついている場合は拭き取ってサドルカバーもしっかり乾かしてあげてくださいね◎
また他の素材より薄く柔らかいのでクルクルっと小さく畳んでバックの中に忍ばせておくのも吉ですぞよ。
僕は雨じゃない日も基本付けっぱなしにしていますけどね。
と、本来毛嫌いしていたサドルカバーですが今やめちゃくちゃ気に入っちゃています。笑
ダイニーマサドルカバー是非一度お試しあれ。
気付いた時にはきっとあなたもダイニーマの虜になっているはずです。