時々ご依頼いただくポンプのカスタムペイント。
フレームの色に合わせたマッチペイントから、多色使いのカスタムペイントまで。
写真のは上馬店用に塗った僕のおまかせペイントです。

最近またカスタムペイントを塗ったのでその紹介をしたいと思います。

 


 
ポンプのペイントのご依頼は床屋HUBの二ゴー君から。

床屋で働く彼ならではの感じで、カラーサンプルは床屋の象徴とも言えるサインポール。
赤、白、青、の三色がぐるぐる回った柄で、あとはお任せという感じでした。
 

 
白塗ってからマスキングテープをしっかり巻いて、ぐるぐるを表現。

ちなみに諸説ありますがサインポールの赤は動脈、青は静脈を表しているらしいです(海外では赤と白のサインポールが多いいらしい)
 

マスキングを剥がして、クリアを塗って完了!といきたいところですが、こっからが今回やりたかったカスタムでエイジング加工をしていきます。
 


 
 

二ゴーはガンプラを作るのが趣味です。アッガイもここまでやっちゃいます。
プラモデルではよくやるウェザリング(サビとか汚れ塗装)といわれるカスタムをやっていきます。
 


 
赤茶、茶色系の塗料を使ってわざと汚して、泥汚れ、砂汚れを作ります。新品だけどすでに長年使い古したポンプって感じです。

仕上げは“マット”、つや消しでフィニッシュです。
なかなか二ゴーらしさがでてかっこいいポンプになったと思います。
 

 
さっそく愛車のSusie につけて満足そう!
愛車のアクセントにとてもいいですね。もちろんライド中のパンク修理の時の必需品なので、もってると安心ですね。
 
もう一個いきます。
アルゼンチンにいくウエンツ、旅に必要なポンプを塗りました。
 

 

色は完全お任せで、本当めっっちゃやばいほど色を悩みましたが、よくウエンツが履いていたVANSのスリッポンのイメージでチェッカー柄にしました。
白と黒のこの感じです。


 

そして茶系の色を重ねてサビペイントをしました。
サインポールのペイントとは違って、汚れもつけつつがっつりサビメインで塗りました。
これもまた長年旅に行ってきたような使い古した柄ですね。(実際に旅から帰ってきたらの変化も気になります)
 

 
最後にボツになった“アルゼンチンの太陽”ペイント。

再現度は中々でしたが、自分がアルゼンチン行く人だったら、ほしくないな!と思ったので剥離して、チェッカーにしました。

結構考えながら塗っています。よかったらご参考まで宜しくお願いします。