自分が今使っているクランクがDURA ACEです。
この前はカンパのレコードを使っていたのでハイグレードからハイグレード。
カンパのクランク、漕ぎ心地も軽さも見た目もすべて気に入っていたけど、
フレームにギリギリ接触してしまうというアクシデントに見舞われ、交換を余儀なくされたという経緯があります。
ですがそのおかげでこのクランクに出会うことが出来ました。これもなかなか良い感じ。
前もちょろっと書いた覚えがあるけど、スクエアテーパーBBのクランクが個人的に漕ぎ心地が好きです。
ホローテックやGXPなどのアウトボードBBタイプクランクもガッチリした踏み心地で、早く走るためには良いんだけど、普段使いでそれだと少し疲れちゃう…。でもスクエアテーパーのクランクだとBBシャフトが細い分、そこでも少し粘りが出て若干優しい漕ぎ心地になる。という理由で好きです。あと細身な見た目もスクエアテーパーならでは。
話を戻します。そんなスクエアテーパーBBタイプのトラッククランク(説明がややこしくて長い)で一番のお気に入りがカンパのレコードでした。
軽いのもさることながら、ちょっと不安になるぐらいの細身のボディ。それ故の粘っこい踏み心地はめちゃ気持ちよかった。
トラッククランクの定番のsugino75。これはカンパよりも少し重い分、骨太な作りで漕ぎ心地も見た目に反して意外とガッチリ。それが好きでファンの方も多いのでは。
じゃあDURA ACEはどうなのよって事でこのレビューを書いてます。
自分の好きな程良いバネ感がこのクランクにもありました。極限まで削り込まれたシェイプのお陰で重量もsuginoより全然軽い。NJS認定されているので僕らが使うのに強度も申し分ないはず。
安心して使える軽量なトラッククランクといった印象です。
「そういえばDURA ACEってクランクアームの中が中空になっているんじゃないの??」
って思っている方も多いのでは。そうですね。DURA ACEと言えば中空のクランクアーム。
じゃなきゃこの軽さってあり得なくない??って俺も思ってました。
なのですっごく気になったのでシマノさんに聞いてみました。
「スクエアテーパータイプのfc-7600は中空ではありません。ただ軽さと強度の共存を突き詰めてギリギリまで削り込んで作ってあります。fc-7710のオクタリンクBBのタイプから中空クランクアームになっています。」
(上・7600、下7710)
なるほど、確かに中空クランクアームの方が少ーし太めでグラマラス。軽いのかな。
10gの違い。結構すごい。数えるぐらいしか乗ったことないけど、若干ガッチリしていた覚えがあります。
好きなBB(PHILWOOD)を使いたいから自分は7600を使っていますが、軽さとガッチリの両立ならばこちらも良いかも。