そうこれは原点回帰。これまで本当に沢山のメッセンジャーバッグを取り扱ってきた我々。素材や形が変わったり機能的なギミックが加わったり。誕生から今日まで様々な試みがなされ、今でも変化を続ける興味深いジャンル。メッセンジャーバッグ。だからこそオリジナルのインパクトはいつまでも鮮明。やり尽くされた土俵で、新しいデザインを生み出そうと頭をひねってみたものの、行き着く先は結局原点。よくある話です。メッセンジャーバッグに限らず。これまでの経緯を振り返り、オリジナルをリスペクト。現時点で導き出せる最良のスタンダード。それがぼくらの”THE MESSENGER BAG”。

*BLUE LUG* the messenger bag


最盛期のバイクメッセーンジャー達がこぞって掛けていた様な伝統的スタイル。太い糸で織られたとにかく丈夫なナイロンベルトにガチャバックル。生地はおなじみのコーデュラナイロンでライナーはターポリン。大きな袋を折りたたんだ様な、一度見たら忘れられない”あの”メッセンジャーバッグの形。

(※撮影にご協力頂いた初台の立ち食いそば”加賀”さん。かき揚げが絶品。)


回りくどい凝ったディテールはなるべく避け必要最低限に。実際機能する本当に便利なオプションだけ取り入れました。このモールウェビングはその1つ。本体のストラップを通すのは基本。カラビナを下げたりペンを差したりピンズ付けたりetc… 用途が限定されないシェルフの様な存在。


「必要最低限」「シンプル」推しですが、やっぱ中は仕切られてた方が良い。試作の段階ではただの袋って案もありましたがやっぱ仕切りは欲しい。内部に大きなポケット3つ、PCとか入れるのに適したスリーブ1つ、左右に小さなポケットが1つずつ配置されています。

*BLUE LUG* shoulder pad

もう1つ欲しかったエクストラオプションがショルダーパッド。これに関しては現在も過去にも思い当たる節(良さそうなもの)が無かったので新たに作りました。ちょっと自信作。


バッグの仕様も色もスタンダードにしたかわり、といっちゃナンですがショルダーパッドは沢山作りました。ベルクロやステッチの色が異なる凝った物もあります。バッグと組み合わせて遊びましょう。日によって変えてみるのも良い。夏場は予備としてもう一本。

自転車用でもそうでなくてもとにかく使いやすいバッグです。肩掛け、斜めがけ、電車に乗る時は抱っこして。日常生活に適したサイズ感も計算通り。
とわ言え自転車乗る時が一番調子良いかな。本来その為のバッグなので。笑。新しいバッグ探してる方は候補に入れて下さい。THE MESSENGER BAG。