*EERDER METAAL*

 

EERDER METAALとは、オランダにアトリエを構える「Vincent van Eerd」のブランドで、彼はまぁ変わり者なわけです。
その彼のブランドのホームページ。ちょっと見るだけで変わってるのがわかる。(とっても褒めています)

これが彼の乗るブロンプトンなんだけど、これがブロンプトンなんですよね。
もはやわけがわからない領域ですが、これがブロンプトンなんです。

本質的な、「折りたためる」って部分はしっかり残っているのだから本当にすごい。

彼も最初はカスタムされていないブロンプトンを乗っていた時期が必ずあったと思うんです。

それから「ブロンプトンでこれができたらな」「こうしたらどうなる?」「これってつくんか?」っていう発想がどんどん形になっていろんな人が使って、今となってはたくさんのブロンプトンファンおよびアーダーメタルファンが世界中にいるわけです。

 

で、そんな彼を象徴するプロダクトの1つであるこのバッグ、エクスプローラーフロントバッグは彼がデザインを手がけ、同じくオランダに拠点を置くRadical Designがハンドメイドにて製作されております。
このラディカルデザインってところはこれだけにとどまらず様々なバッグを作ってるようです。
お時間ある時に見てみてくださいな。

さぁ、のっけから脱線しました。
再入荷のご紹介をしたかったのです。

 

*EERDER METAAL* xplorer front bag

クリントも使うこのバッグが各色入ってきてます。
拡張性あるこのバッグはオプションが別売りなんですけど結局全部つけたくなっちゃう。オプションにもカラバリたくさんあります。

 

*EERDER METAAL* bag pokets

このへんなんかはマストですかね??

 

実は今再入荷での大本命はこっちだったりします。

*EERDER METAAL* utility platform MK6

 

「ユーティリティ プラットフォーム」といって付属のU字の金具を使えばブロンプトンに装着が可能となっております。
今回新色のオレンジが追加となっております。このオレンジが良色です。


使い方は様々ですが、スリットがたくさんあるので調子のいいストラップと併用してあげればU字ロックや小さめのダンボールなんかもこれあれば運べちゃいます。

プレートに無数のネジ穴が切られていてそこに滑り止めのネジが取り付け可能となっております。(それも付属)
そして気づいたんです、(これ、M5??)

M5でした、ネジの規格です。
いわゆるドリンクダボとかラックダボに使うネジと同一規格。
だからって何ができるというよりかは活かしようではかなり拡張性ありそうな臭いがしてしまった。

しかもここ64mmピッチでドリンクダボのピッチとぴったんこだ!!!何考えてるかわかんねぇ!!

中央のところもドリンクダボのピッチとなってるのでブロンプトン以外にも様々な車種に取り付けが可能となっています。
取り付け、使い方が試されるようなアイテムなのでいいアイデアあれば教えてください。

 

唐突に僕がアーダーメタルの紹介したのにもちゃんとした理由がありまして。。。

かくいう僕も実はブロンプトンを購入しまして、いろいろ書きたいことがたくさんあるのですが僕のブロンプトンの話はまた次の機会ということで、今回は先ほどのアーダーメタルの再入荷報告と僕が上馬店で手がけたカスタムブロンプトンのご紹介となります。
せっかくなのでアーダーメタルにまつわるものを紹介しますね、レッツ。

 

*BROMPTON* p-line m4l

*BROMPTON* p-line s4l

*BROMPTON* p-line s4l

*BROMPTON* p-line s4l

*BROMPTON* p-line s4l

ブロンプトンにはいくつかラインナップが分かれているのですが、こちらは「P LINE」というライン。
ブロンプトンが展開する中でも2番目に軽量なモデルになっています。
総重量は通常のラインと比べてもおよそ2キロほど軽くなっています。
ただでさえ輪行時など小さくまとまってその重量を感じにくい自転車ですがさらに軽くなったこのP LINEは持ち比べても乗り比べてもぜんっぜん違うものでした。

一際目を惹くこのバッグはクリントがブロンプトンを買う理由にもなったやつで、*EERDER METAAL* xplorer front bagのとっても大きいバッグ。
見た目だけでも雰囲気あってかっこいいし欲しくなる理由にもなり得ますが機能もしっかりしていて、オプションがたくさんあるのでその辺も掛け合わせて調子よくできたり毎度のアップデートがちょっぴり楽しみだったりしますね。(個々にロットナッバーも割り振られています。)

もともと、純正のラックが付いていたのですがそちらは取り外して、*NITTO* BM-4R brompton carrier に変更。
純正の方が軽いんですよ、けどわざわざ変えたくなるほどにカッコ良くて、丈夫で、何よりNITTO製。
このわざわざって行為が僕は大好きです。

タイヤはオールブラックから、*SCHWALBE* marathon racer 16″ tireのサイドスキンに変更。現在の純正のタイヤに飽きたり交換時期きたらカスタムに是非。

*BROMPTON* p-line s4l

*BROMPTON* p-line s4l

*BROMPTON* p-line s4l

ブレーキレバーを*PAUL* canti leverに変えてシフトレバーも独立させます。
シフトレバーは*RIVENDELL* S-2 thumb shifterに変更。P LINEの車輪は外装4段変速なので内装3段に比べてそれだけでも軽量な作りとなってます。

クランクは*WHITE INDUSTRIES* VBC road crank setにチェーンリングは50Tをチョイス。
大きい歯数が必要となるため、ロード用のチェーンリングを1枚で使います。
ナローワイドではないですが後ろが4段であればナローワイドでなくてもなかなかチェーンが脱落することもありません。

*BROMPTON* p-line s4l

*BROMPTON* p-line s4l

*BROMPTON* p-line s4l

縦写真で。ヘッドセットは最初についてくるルーズボールベアリングから*CHRIS KING* 1 1/8″ gripnut headsetの、高精度、高耐久のカートリッジベアリングのクリスキング製のものに変更。
ここルーズボールだと結構平気ですぐ調整が必要になったりするんですよね。

サドルはブルックスといきたいところですが おフランスより*GILLES BERTHOUD* aspin leather saddleのサドルに変更。使っていって艶が出てきた時の佇まいが違います。
あわせてマッドフラップも*GILLES BERTHOUD* leather mud flap set前後セットにて。
折りたたむ時に地面にビタビタしてボロボロにして欲しいものです。

ちなみに、フェンダーも*SIM WORKS* honjo Bros fender for bromptonにわざわざ変更、最初からついてくるフェンダーになんにも不満はないんですけど、これもやっぱりこっちの方が格好良くてつい。。。

*BROMPTON* p-line s4l

*BROMPTON* p-line m4l

 

気合いの入った紹介となってしまいました。
ブロンプトンってそもそもの形を大きく変えると折りたためなくったり、機能を制限してしまう恐れがあったりできることは限られているのですがその中でもできるカスタムであったり工夫であったりその辺が顕著にも現れるのでブロンプトンカスタムってとてもわくわくしますね。

 

 

これまでココ上馬ではブロンプトンの修理やらの経験が全くと言っていいほどなく、知見がなかったのですが冒頭に書いた通り僕が購入したのをきっかけに色々弄ったりしたのでかなり勉強もできました。
上馬でも僕のブロンプトンはいつだって乗っていただいて結構ですし、カスタムの相談とかにもバッチリ乗りますので。

では、長々と失礼しました、こんなところで!

 

 

シャミセン