今日の上馬日記は、バイクチェックワンツー。でもその前に・・

なんども誘ってすみません。皆様あさっての23日(水・祝)はご予定いかがでしょうか。

「BLUE LUG 10th ANNIVERSARY PARTY」

僕たちブルーラグ、皆様に支えられて10周年。

その節目のお祝いに、笹塚ボウルでパーチーするので、皆さんに来て欲しいのです。
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かんなりスペシャルな美味しい食べ物お飲みもの、ボウリングはもちろん他ゲームにクイズ、ハイパー豪華な景品(賞品けっこうヤバめ)をご用意してお待ちしております。どなたでもご参加できるので、ぜひみなさんと乾杯できたら嬉しいです。

思えば僕も、まっちゃんも、チューヤンもみんなブルーラグのお客さんだった。コロさんに接客されてた。当時もしかしたら店内ですれ違っているかもね。年月は早い、カメレオンジェイル。

当日は上馬店と代々木公園店は準備でお休みです。幡ヶ谷店だけ12:00~17:00で営業します。

水曜日は19時笹塚ボウル(ブルーラグ幡ヶ谷からすぐ)でお会いしましょうー

それでは、ブルーラグ上馬で最近組ませていただいた、お客様のバイクをバイクチェックしていきまーす
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*RIVENDELL* clem smith Jr.
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エブリデーバイク、ツーリングバイク、トレイルバイクの3つ要素を持ったRivendellの新しいフレーム。特徴的なながーいチェーンステーと屈強でタフだけどしなやかな乗り味、そしてRivらしい美しいデザインが魅力です。
このオーナーは完成車パックでではなく、フレームフォーク、1からパーツを選んでこだわってビルド。ロードバイクや他の車種も乗り渡ってきたオーナーの求めた用途は「通勤も休日も」。そして「酷使できてタフであること」。SURLYのLHTと迷いましたがこのclemを選んでもらいました。
フロントハブにはダイナモを仕込み夜道の通勤もストレスフリーで明るく照らします。ライトはスイッチのオンオフや電線の管理がしやすいブッシュアンドミュラーのものをチョイス。ノンストレスで壊れない、ことを目的にヘッドセットはchris king。ブルムース仕様のボスコバーも強度としなやかさに一役買っています。
そんでもってNITTO M−1ラックにwaldバスケットを乗せてその脇にJUICYを仕込んでエブリデーバイクさいきょうコクピットの完成。

スピードより快適さ、を求めている方に絶対選んで欲しいCLEM SMITH Jr.お店に試乗車もあるので気になる方はぜひ乗ってみてくださいー

お次はシンプル引き算系!
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*SURLY* steam roller
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SURLYがピスト・トラックバイクを作るとほらこのように、でお馴染みの名機。街乗りに不便を感じさせたり汎用性を失いがちなピストレーサーにあるジオメトリーは排除し、どちらかというと少しロードにも近い、そして35c近くの極太タイヤも履けちゃうってギミック。細チャリの後にいつか迫り来る太チャリへの欲望を、一つのフレームで叶えちゃえるところから、「最初のフレーム、スチームローラーにした人勝ち組説」なんてのもあります。フレーム買い換えたくなる率が圧倒的に低い。
オーナーが選んだのはフックのあるオイスターホワイトのカスタムペイントにシルバーのコンポーネント、でもKINGのヘッドはブラックってとこに共感します。。僕も間に黒入れるの好きです、白とシルバーぼやっとするから。本気トラッククランクomniumとgilles berthoudのランドナーサドルのマッチングも好きです。
そしてこのバイクをモダンにしてる主役のパーツ、旬な幅広ライザーfor shred bar。出尽くした感、見飽きた感が満載だったピストのハンドル、この幅広ライザーが一筋の光明だと思います。しかも実際乗りやすいから試して欲しい。ああ、今まで結構無理なハンドルで乗ってたんだな、と実感してもらえるかも??

スチームローラー、数あるピストフレームとは一味もふた味も違う”奥行き”があるのでぜひ選択肢に入れて欲しいです。その恩恵を感じるのは乗り始めてずっと先かもしれないけど、アメリカの自転車賢者達の”工夫”と”ユーモア”が詰まったフレームです。

そして最後は徐々に大きくなってきたムーブメント「#女子チャリ」
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*AFFINITY* mtropolitan
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アスファルトのような、象の肌のような、立体感のある特殊なペイント。細くて繊細なチュービングが特徴のmetro。女性オーナーがセンス良くパーツを選んでいく様は素敵でした。あくまでシンプルに、シルバーとブラックをバランス良く。前傾姿勢を程よく回避できる手前に大きくスイープしたハンドルはNITTOb602F bosco bar。本来はアルミ製ですが、僕らが大水な鈍く光るダルメッキ、スチールで作ってもらった別注品。重量はすこしかさみますが、パイプ肉厚がないのでリバースレバーやバーコンも仕込める自信作です。
この手のハンドルをつけるとお尻に荷重して乗るポジションになるので、バネ付きでクッション生の高いB17 flyerを選択するのは合理的。組み合わせのつじつまが合うとルックスのつじつまも合ってしまう、の好例です。グリップはレザー合わせも良いのですがあえてチープなゴムグリップ。オーナーのセンス。家具や洋服を選ぶように、するすると自分の好みを選んでいくオーナーが格好良かったです。
速い自転車、っていうと女性にハードル高く感じさせてしまいますが、速い自転車は「少ない力で前に進む自転車」とも言い換えられます。スポーツマンの特権ではなくて、女性の脚でも気持ち良く何処へでも連れてってくれる自転車、ってこと。こんな女性自転車乗りがもっともっと増えたら本当東京素敵なのになー

身の回りに自転車女子いませんか?ハッシュタグ#女子チャリでこのムーブメントに力をお貸しくださーい。我々自転車男子にもきっちきすきがあると思うんですよねー!

他の「女子チャリ」はココからチェックできます!

本日のバイクチェックは異常3台〜お好みのバイクはあったでしょうか???
僕らとお客様で作り上げる「CUSTOMER’S BIKE CATALOG」。ナイスバイクの黙示録。是非是非ディグってくださいなー