「人のふり見て我がふり直せ」とはよく言ったものですが、人に限らず他人のバイクをこうも毎日見ていると、
気付くことは山の様にあって、そこから得られる教訓も死ぬほどあるわけです。
だからと言ってそこから導き出された答えが正解なのかと問われれば、胸を張ってYESとも答えられないこの現実。
1年前に自信満々で組んだ自分のバイクを、否定している自分が今ここにいる訳ですから。
最近思うんです。バイクをチェックするとき、バイクもまたこちらをチェックしているのだと、、

みたいな感じで今日もいきゃーす
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*FAIRWEATHER* track complete bike
構成する部品を自転車として機能するギリギリまでそぎ落とした”ピスト”という乗り物は
その特性ゆえ当然シンプルなパーツとソリッドな塗装がよく似合うもの。
ロウ・フィニッシュを思わせる無機質なペイントはCOOKの十八番カスタムカラー”マッハシルバー”。
塗装をぜずに金属としてのマテリアル感を押し出すのも良いけど、
それをあえて塗装で表現しちゃうっていう通で贅沢な遊び方の新提案。

点数が少なくなればなる程ひとつのパーツが持つ意味合いというか、ウエイトが重くなるのは当然なので
生かすも殺すも組む人間の選択次第。それがピストという乗り物に秘められた危うさでもあります。
パーツを選んでる途中で「あれ、これひょっとしてバッドエンドなんじゃ、、」
と少しでも思ったら是非ブルーラグにご相談を。
喜んでルート修正致します。

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*FAIRWEATHER*cx complete bike
トラックではないけどこちらもシングルカスタム。
少々アンニュイなペイントとブラックで統一されたパーツチョイスは
抜きん出たインパクトはない代わりにいつまでも飽きずに末長く付き合っていける上手なやり方。
一見単純なこういうフラットな組み方こそ多くの計算が隠されているもの。
オールラウンドバーの名を欲しいままにするFAIRWEATHER M174AAは
本格的なレースも休日の楽しいツーリングも難なくこなす計算高き名選手です。

あまり知られてないかもですが、フェアウェザーオーナー特典として
購入時にヘッドバッヂへの打刻サービスが受けられます。
イニシャルや誕生日はもちろん、恥ずかしい言葉も刻印できるのでお気軽にご用命を。
ちなみにこちらのブレーキレバーはケンクリーク製。
コンパクトなブラケットは手のひらの小さい方や女性でも難なく握れます。
シングルドロップをお考えの方は頭の片隅程度に。

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*FAIRWEATHER* track complete bike
どストレートなフレームにどストレートなハンドルをぶっ込んだ男の一台。
ヘッドバッヂとタイヤラベルの黄金が一点突破的に突き抜けてます。
鉄板のカラー構成ゆえに組み方にセンス、
というよりもはや経験や技術を求められる「オールブラック」。
一歩間違えば消し炭にされかねない危険を孕んだミッションなら
危険物取扱のスペシャリスト集団、ブルーラグメカニックスタッフに是非お任せを。
最新の注意を払いつつも、新しい発想と柔軟さで迅速に処理致します。

「実は爆発が嫌いじゃない」方は事前に申し出て下さい。
爆薬多めにしときます(^q^)

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*FAIRWEATHER*cx complete bike
渋すぎず〜派手すぎず〜でも引っかかりを持ったこういう独特なペイントはCOOKの専売特許。
あなたがしゃべる難解な宇宙語(色指定)をペイントという形で翻訳致します。
メタリックグリーンとよく調和の取れたブラウンのマッチングからは「正解」の匂いがプンプン。
往年感あるポリッシュの厚リムはまさかの超展開。でも嫌いじゃない。むしろ好き。
そしてPAULのロードハブをシングルで組むという贅沢な遊び方。というのは冗談としても
後で好きなだけギアードにできちゃうFW CXならこんな二段構えも実現できちゃうのです。
素敵でしょう?

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*SURLY* crosscheck complete bike
華やかなシャンパンゴールドをマットクリアーで閉じ込めるやり方がこれまさに通。
パーツのアッセンブルはもちろん、細部に至るまで行き届いたこだわりからは、
小手先ではない玄人的なセンスを感じます。お見事。
一方でクロスチェックの実用的な良い部分をうまく引き出していて
これから自転車を組もうという人も、ブルーラグのスタッフもお手本にしたい一台。
是非Flickrでディテールのチェックをどうぞ。

普遍的でいつまでも輝き続ける存在は一つの理想かもしれませんが、
逆に言えばそれは自分の好奇心や探究心の停止を意味するとも言えるでしょう。
決して満足することなく、新しい可能性を探しながら
これからもいかすバイク天国を目指していきますのでよろしくお願いしますーm(__)m

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