この週末は真夏日が続きました。いやでも夏を感じた。夏ももうすぐそこ。
夏になると冬が好きだなって思うし、冬になれば夏が好きだなって毎年思います、多分本当にどっちも好き!!

先日、お休みを頂いて母親と、「Mr.children」のライブに行って参りました。
2年ぶりくらいのミスチルのライブでした。

平日開催があったので母親が応募したところ当選、お休み頂いて行かせてもらいました・・・
ミスチルは親の影響もあって小学生くらいの頃から大好きでした。当時良く聞いてたアルバムは確か「HOME」だったかな?箒星とかはいってるやつ!
なんで好きなのと言われるとこれといった理由は思いつかないのですが、ほんとに好きな物って大抵そんなものだと思ってます。

とてもとても楽しかった、いまだ興奮冷めやりません。だれかお話し付き合って欲しいくらいです。

本当はもっともっと色んな事書きたいのですが確実に長くなるので本題行きます。

っさて!!最近、天気と気温の後押しもあってありがたいことに毎日てんてこまいです。
修理に、カスタム。新車をお探しの方や、ちょっとしたご相談。ほんと毎日いろいろあり過ぎて開店から閉店までワープしてる感じ。

そんなありがたい毎日を送らさせてもらってるわけなんですが、今回はナイスなカスタム、この時期に多いカスタムをご紹介します~

こちらのバイク。ビフォーです。
この度はヘッドパーツの交換、ハンドルの交換、それに伴いレバー類(ブレーキ、シフター)の交換。それらをご紹介します。
カスタムランキングではやっぱりハンドルが1位。見た目も乗り味もガラっと変化するしね!!

まずはヘッドセット
今回選んでもらったヘッドパーツは*PHILWOOD* 1 1/8 headset 。少し前まで高耐久、高精度のヘッドパーツはほとんどクリスキング一択。みたいな状況でしたが今ではしっかり選択肢の一つとして仲間入りしたこのヘッドパーツ。

そんなヘッドパーツを圧入していく前にやることがあります。下処理です。
これをやらないと分かりやすく言えばヘッドパーツが真っ直ぐ入ってくれずにスムーズな回転を得られません。なのでしっかり下処理します。

ほとんど外すことが無い部分だから汚れが溜まっていて当然。まずそいつをきれいに拭き取ります。

そしてクラウンレース(ヘッドパーツのベースプレートが圧入される部分)のフェイシング(面出し)をします。
僕は面出しをした直後のこの整った部分を見るのがめっちゃ好きです。分かります?綺麗に削り出された部分って均一に光が流れていて綺麗なんです(笑)

続いてフレームのヘッドチューブも同様フェイシングをして行きます。

うんうん、綺麗だよ。
そしたら下処理の完了!
これらの作業は僕らのお店では日常茶飯事の作業。完成車だって一度ヘッドパーツ外してこの作業をするし、新しく組み立てる時ももちろん同じ作業をしています。

グリスをたっぷり塗ってようやくヘッドパーツを圧入していきます。

ちょーっと見えにくいけどphilwoodのヘッドパーツにはベアリングが収まる所に実は小さく控えめにロゴが刻印されているのです。
機能とかには全く関係し見えないけど、ロゴがあるならそれは揃えてあげなくちゃ何となく気持ち悪いです。

上下ワン、ベースプレートそれぞれのロゴをセンターに合わせて圧入完了。

小さなこだわりと言えば、コラムスペーサーだってそうです。ここはがっつり見えるところなんだから気を遣わないとです。
ステムとスペーサーに大きな段差があるとこれまた気持ち悪い。なので今回お選び頂いたステム一体型のハンドル、*FAIRWEATHER* b903 bullmoose barの外径にピッタリ合うクロモリのスペーサーをご用意。(この前はアルミの物が付いていました。)

これで見た目が締ります。

同時にハンドルの取付も完了!!
それで気付いたんです。となりで自転車の組立作業をしているセントさん。
セントさんが付けてるハンドルも同じ物でした。

場所を選んで敢えて並ばせたとかそんなやらせでも全くなくて、気付けばこのブルムースハンドルめちゃくちゃ付けてます。ありがたし。

そしてカスタムが完了したバイクがこちらです。
ドロップハンドルからフラットハンドル。逆もしかりですが自転車に乗るのに調子いい季節になってきたこの頃は特に多くお受けしているカスタムな気がします。
ハンドルの形はもちろん、乗り方や、自転車の使い方、多方面から適切なハンドルご紹介させて頂きますので暑い夏を乗り切るためのモチベーション高めるのを口実に今一度ご相談くださいませ!!

そしてお次は、この度ご縁があって僕が組み付けた店頭に置いてた完成車がお嫁に旅立ったのでそちらも併せてご紹介させてください。
とても可愛らしい良い感じのバイク(自分で言うけど)だからこのまま紹介せずなのは勿体ないのでその店頭完成車をバイクチェック~~

SURLY PACK RAT size:38

*SURLY* pack rat (38)

SURLYの中でも最小モデルのご用意のある*SURLY* pack ratをもちろん最小サイズで38でご用意させて頂きました。

*SURLY* pack rat (38)

*SURLY* pack rat (38)

*SURLY* pack rat (38)

ハンドルはここ最近再入荷のあった*NITTO* b812 handlebarで、手元に戻り過ぎない楽ちんスタイルを。
このサイズのフレームで手元に戻り過ぎるハンドルだと恐らくハンドル切るときに窮屈になってしまう、だからいい塩梅の戻り具合で程よい幅のこのハンドルをチョイス。

ブレーキレバーはお馴染み、*DIA-COMPE* SS-6 brake lever。これを組むにあたってイメージさせて頂いたのは「小柄な女性」で、だからブレーキのレバーとかもそのまま使うのではなく、ちょこっとネジをいじってあげて手の小さい方でも握りやすいように調整しました☆
オールシルバーよりもバランス良くブラック混ぜてあげた方が可愛らしくなり過ぎないかなと、あえて2トーンで。

ヘッドパーツは惜しげもなく*CHRIS KING* nothreadset 1 1/8 inch のmatte slateというマットグレーを使用。
フレームのカラーに寄せすぎたかなぁとも思ったけど何だかんだ全体的に見たらいい感じにマットまった感じがして◎(マットだけにね??????違う???)

*SURLY* pack rat (38)

*SURLY* pack rat (38)

最近の僕の中での流行りである「ハブダイナモ」をこちらにも落とし込ませて頂きました。
だって、ライトをいちいち充電する労力とか、乗るときに付ける動作とか、その辺もろもろが全てなくなるんだから使わずとも便利って伝わりますよね?
しかもこのフレーム、ダイナモの配線をフォークの中に通すことが出来るんです。(フォークの詰め先に配線を出す用の穴が設けられています。)
なのでダイナモは絶対に使わせてもらいたかった・・・。
この便利さをもっともっと世の中に広めていきたいです。

*SURLY* pack rat (38)

*SURLY* pack rat (38)

ここで改めて提唱していきたい。「後ろカゴスタイル」を。
リアのラックは*NITTO* rivendell big back rack 32R、その上にお馴染みの*WALD* 137 basketを縛り付けて後ろカゴスタイルの完成。
前にカゴがあるのに比べると、跨ぎにくいとか、乗り降りしにくい。なんてデメリットが付いてくるのですがぶっちゃけそんなものは慣れてしまえばどうってことないです。どうってことない。
それよりも見た目の可愛さ。こっちの方が断然大事だと思いませんか。やっぱり見た目が気に入らないものはどうしても乗らなくなってしまいがち。
だったらかわいい方がいいに決まってる。

どうです??小柄な方ってフレームのサイズ探すの凄く大変だと思うんです。
でもSURLYだったらきっとなにか選択肢になるものが見つかるはずです。
今回のこのPACK RATだって多分今まで組ませて頂いたサイズのほとんどが小さい物だったように思います。

サイズでお悩みであればそんなのはあまり大きな問題で無いってこと分かってもらえればと思います~。

それでは~!!

シャミセン