こんばんは!
コロさんです!
ここ最近、完成車のオーダーやら持ち込みフレームのカスタムやらで何かと慌しい日が続いております。
そんな中でも特に出番が多いハンドルがあります。

それがこの*FAIRWEATHER* b903 bullmoose bar

ブルムースバーってもともとヴィンテージ級のMTBなんかに良く付いているオールドMTBの象徴的なハンドル。
ステム部分から二股にパイプが伸びるその形状がどこか可愛らしく、このハンドルのお陰で自転車が優しい印象になりませんか?
正にこのB903もそんな古き良きスタイルからインスピレーションを受け、現代の自転車に合うようにブラッシュアップしたもの。

もちろん僕もB903の愛好家。
我が家で一番重量級なロングテールバイクにインストールしています。
”載せる”って事に特化して組んだ自転車なので、頑丈なクロモリで出来ているこのハンドルから得られる恩恵が凄いです。
ハンドル幅が広いので沢山荷物を積んでグラグラするときに押さえが利きやすいし、最近はフロントにベビーカーを乗せることがおおいので溶接の三角形部分にゴム紐を通して固定するのがお気に入り。
可愛らしい一体形状は見た目とは裏腹に高い剛性感があり、こうゆう大振りな自転車には本当に相性が良いです◎

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at the intersection where form meets function is iced coffee #bullmoosebars

Austin McNaughtonさん(@terriblemcnaughton)がシェアした投稿 –

海外での反響も高く、インスタグラムで29erのバイクなんかに付けているのを良く目にします。
しかもみんなお決まりでのこのアングルで写真撮りたがるし、この三角形の中にコーヒーを入れるのは万国共通w

ボリュームのあるMTB等にに付いていたイメージのハンドルですが、ちょっと前からこんなビュンビュン速そうなトラックバイクやロード系のバイクに付ける人も良く見るようになりました!
これは嬉しい誤算というか、なんか新たな魅力を発見できた感じ♪
初めにトラックバイクに付けた人偉い!
たしかに堅くしっかりとした使い心地だからハンドルを左右に振ってかっ飛ばすのに調子が良いのかも。

シクロクロスなんかのオフロード感漂うバイクには当然似合うし、どんな自転車にも似合ってしまうこのハンドルは本当にジャンルレスな存在です。

そんな改めて出番の多くなったハンドルを使って、ナイスなバイクを組んだのでご紹介~♪

ベースはGTのロードフレーム。
しばらく乗らなくなっていた自転車を復活させたいとお持込頂きました!
フォークはカーボン製のWOUND UPやホイールはMAVICの完組みホイールが付いていたりと軽量化に特化した面影も残しながら、PAULのブレーキレバーやBROOKSのサドル(しかもチタンレール)等でモダンな雰囲気も上手いことミックスしました。
ストリートな感じも出したかったので、今ストリートっつたら何よ?って事でB903をインストール。
もちろん待ち乗りでギアは不要な為、潔くシングルスピードにカスタム。
クロモリスペーサーではなく、カーボンスペーサーでスピード感を演出したのが僕の小さな拘りw
GTにダブルトライアングル形状とハンドルのトライアングル形状のベストマッチでなんとも言えない美しさです。

皆さんもなんか自転車の雰囲気を変えたいって思ったらこの*FAIRWEATHER* b903 bullmoose barを候補に入れてみてください!
新たな価値観が生れますよ~!

最後は3人揃ってB903の写真でお別れ!
この人たち最高にクールだね!
それではまた~!