昨年のアメリカ出張にて赴いたホイールコンポーネントメーカーASTRAL cycling。
姉妹ブランドにあたるホイールメーカーRolf Primaと一つ屋根の下ファクトリーを構えています。
近年 Rolfと共にwhite industries傘下となったことで総合コンポーネントグループとして、傘下がっぷりでのシーンへのサポートにより一層力強さを感じています。
(訪れた際の動画は見て頂けましたでしょうか?)
ファクトリーを訪問した際にセールスマネージャーであるジミー氏にゴニョゴニョとしていたリムが到着しましたのでご紹介をば。
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バラしていたマイMASH STEELを久しぶりに引っ張り出してきまして早速組み込みました。
トラックバイクはモデル問わず節目節目で乗りたいタイミングが絶対来るのですが、今回はこのリムだからこそSTEELに取り付けたいんだ!と強く思いまして。
さて、僕らが何をわざわざお願いしたのかというと、ぱっと見でお分かりいただけますでしょうか?
既存モデルのSOLSTICEにグレーのセラコート(!)を用いて特別な1本を作って頂いたのです。
セラコートはもともと銃器向けに開発されたセラミックを主とした塗装方法、傷付きづらく摩耗へも強い優れた塗装方法の1つ。
(世の中にあるリムの大多数はアルマイト、アナダイズドという方法を用いての着色がメジャー)
THOMSONのドレスアップキットやGroovyのLuv handleに施されているものが記憶に新しいところで、勢力を徐々に拡大しています。
いちブランドASTRAL cyclingへと派生した、姉妹ブランドRolf Primaはこちらと同様の仕上げである”STEALTH”のホイールラインナップがあり、これを今回転用してもらいました。
Rolf Primaはこの特徴的なペアスポークを用いたホイールメーカーなので、それまでホイールセットのみでしかこのSTEALTH仕様を堪能出来なかったのです。
そもそも「グレーのリム」が僕らの中で特別たらしめるワケというのが、過去存在したMAVIC OPEN PRO CDをはじめとしたグレーリムの存在でした。
過去の名車に合わせて組み込まれていることを度々目にする時代を象徴するカラーリングの1つであり、
そしてMASHのプロモーションで使われるバイクに度々採用されていることからも、
主宰のMikeフェイバリットなカラーリングなんだろうな…とも。
前述のリムが数年前に廃盤になって少し経った今だからこそあの感じがフレッシュに見えるよね〜。
なんてメカニックピットの与太話だった1つをASTRALの協力を経てこうして形にして頂いたというわけです。
上記リムブレーキモデルのSOLSTICEともうひとモデル、
ツーリング、グラベル、マウンテンにと多用途にお使い頂けるディスクブレーキモデル”OUTBACK”の2型ラインナップでご用意しています。
OUTBACKは700x32c〜29×2.6インチまでの推奨タイヤサイズと、さまざまなシチュエーションで馴染み良くハマるマルチさがウリの1つです。
対応タイヤ幅が非常に広く感じられるところですが、使用用途によって推奨タイヤ幅は振れ幅があるのでこちらのチャートをご参照頂けたらと。
見て頂くとわかるとおり(下から4番目)、このカバーの広さ。650Bの設定もあるモデルですが、今回は700Cのみでご用意。
ASTRALの新たな選択肢としてみなさんの手に取って頂けたら嬉しいです。
ではでは